オルトリンデSS
夢主ちゃんのお名前は?
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⋯このネメシスに配属されてからもうどれだけ経っただろうか。
我のマスターである梓は少しおっちょこちょいな為、我が常にサポートしていないと危なっかしい時が時々⋯いや、かなりある。それ以来、梓がネメシスに居る時は付きっきりで傍に居るようにしているのだが、そのせいか最近では梓の事が義理の妹以上の関係に思えてきた───
『オルトリンデ、こんにちは!』
「今日も梓は元気がいいな。⋯そうだ、新しい新作のバスボムを買ってきたんだ、後で二人でお風呂に入った時に使っても良いか?」
『はい♪』
我の稼いだPCBは梓とのデート代やプレゼント等に消えていくが、それも満更ではない。梓に尽くして、梓に愛される、我もそれが本望なのだ。最初はそんなつもりでは無かったものの、今では梓無しの生活なんて考えられない程になってきている。
そして今日もまた、梓と一緒にボルテのレッスンが始まるのだった⋯
*
『ふぅ、今日も頑張っちゃったから汗かいたよ⋯』
「ふふっ、だが沢山成果を出せたじゃないか。お風呂に入るついでだ、我が背中を流してやろう。」
こうやって梓の背中を流したり、髪の毛を洗ってあげている時もまた、我にとっては至福の時間。
それから我も軽く身体を洗った後、バスボムを入れたお風呂に二人で仲良く浸かった。
『気持ちいい⋯♪それに良い匂いもするし⋯オルトリンデ、ありがとうございます。』
「梓に気に入って貰えて何よりだ。また梓が気に入るようなバスボムがあったら買ってきてやるぞ。」
『⋯オルトリンデってなんだかお姉ちゃんみたいだし、優しいし、頼りになるし⋯私、貴女がネメシスクルーで本当に良かった。』
「梓⋯我も梓がマスターで⋯⋯⋯うむ?」
気付けば梓は我に寄りかかったままぐっすりと眠っていた。きっと相当疲れていたのであろう。
「全く⋯我が居なかったら危うく溺死する所だったぞ?⋯今日もお疲れ様、梓。」
誰も見ていない、誰にも気付かれていない、そしてこの場には我と梓だけ。我は寄りかかった梓の艶かしい唇を見て息を飲む。
「⋯誰も、居ない⋯な。」
周りを確認してから、そっと梓の唇に唇を重ねた。今までモヤモヤしていた感情は接吻によって解消され、その時に気付いた。⋯これが恋なんだと。梓がどう思っているかは分からない、我のただの片想いでしか無いかもしれないし、もしかしたら既に梓には相手が⋯だが、今幸せであればもうそれで良いんだ。
「⋯梓、愛しているぞ。」
眠ったままの梓を起こさないようにしながら、もう一度唇を重ねた。今度は舌を絡めて⋯
熱くて蕩けそうな夜、我は自分の欲望に素直に従った。
我のマスターである梓は少しおっちょこちょいな為、我が常にサポートしていないと危なっかしい時が時々⋯いや、かなりある。それ以来、梓がネメシスに居る時は付きっきりで傍に居るようにしているのだが、そのせいか最近では梓の事が義理の妹以上の関係に思えてきた───
『オルトリンデ、こんにちは!』
「今日も梓は元気がいいな。⋯そうだ、新しい新作のバスボムを買ってきたんだ、後で二人でお風呂に入った時に使っても良いか?」
『はい♪』
我の稼いだPCBは梓とのデート代やプレゼント等に消えていくが、それも満更ではない。梓に尽くして、梓に愛される、我もそれが本望なのだ。最初はそんなつもりでは無かったものの、今では梓無しの生活なんて考えられない程になってきている。
そして今日もまた、梓と一緒にボルテのレッスンが始まるのだった⋯
*
『ふぅ、今日も頑張っちゃったから汗かいたよ⋯』
「ふふっ、だが沢山成果を出せたじゃないか。お風呂に入るついでだ、我が背中を流してやろう。」
こうやって梓の背中を流したり、髪の毛を洗ってあげている時もまた、我にとっては至福の時間。
それから我も軽く身体を洗った後、バスボムを入れたお風呂に二人で仲良く浸かった。
『気持ちいい⋯♪それに良い匂いもするし⋯オルトリンデ、ありがとうございます。』
「梓に気に入って貰えて何よりだ。また梓が気に入るようなバスボムがあったら買ってきてやるぞ。」
『⋯オルトリンデってなんだかお姉ちゃんみたいだし、優しいし、頼りになるし⋯私、貴女がネメシスクルーで本当に良かった。』
「梓⋯我も梓がマスターで⋯⋯⋯うむ?」
気付けば梓は我に寄りかかったままぐっすりと眠っていた。きっと相当疲れていたのであろう。
「全く⋯我が居なかったら危うく溺死する所だったぞ?⋯今日もお疲れ様、梓。」
誰も見ていない、誰にも気付かれていない、そしてこの場には我と梓だけ。我は寄りかかった梓の艶かしい唇を見て息を飲む。
「⋯誰も、居ない⋯な。」
周りを確認してから、そっと梓の唇に唇を重ねた。今までモヤモヤしていた感情は接吻によって解消され、その時に気付いた。⋯これが恋なんだと。梓がどう思っているかは分からない、我のただの片想いでしか無いかもしれないし、もしかしたら既に梓には相手が⋯だが、今幸せであればもうそれで良いんだ。
「⋯梓、愛しているぞ。」
眠ったままの梓を起こさないようにしながら、もう一度唇を重ねた。今度は舌を絡めて⋯
熱くて蕩けそうな夜、我は自分の欲望に素直に従った。