08
夢小説設定
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「タワーオブ・ヘヴン?」
ホドモエシティの?と私はトウヤに訪ねる。
散々ジョーイさんに説教食らった後(怪我し過ぎの為)その数日後、強引に退院した。
ジョーイさんには何とか説得して、傷も大分塞がって来たので問題ないと言った。
と言っても、ジョーイさんは未だにご立腹のようすだったが。
それも、ポケセンの前にいるトウヤ達のおかげだ。
「うん。そこに幽霊が出るんだって」
「ヒトモシじゃね?ポケモンの」
「違うって!!俺見たもん!!」
「まぁ…トウヤのいう事にも一理あるな」
「チェレンまで認めるの?」
「あ、あたしも見たよぅ…お化け、ホントにいたもん」
「ベルはねぇ…きっとあれだ。見間違いだ」
「そんな事無いもん!」
ポケセンから出発して、5番道路へ。
なにやら、幽霊騒ぎが出ているそうだ。
ジムリーダーのヤーコンも困っているらしく、私はどうするか悩んでいた。
だってお化け怖いもん。
怖くて何が悪い。怖いもんは怖いんだ!!!
「リリィ」
「あ、カミツレさん」
「ミネズミの件、ありがとう」
「いえいえ。こちらも、色々と―――」
バザーーーッ!!!
「……」
「「「「…」」」」
いきなし、頭上から木の実が大量に落ちてきた。
なにこれ嫌がらせ。
ふ、と上を見ると木に沢山のミネズミがいた。
「チュー!!」
「ああ…ありがと」
苦笑して、私はミネズミにお礼を言う。
「な、なにこれ…」
「この前のお礼だって言ってたよ。これ一人じゃ持っていけないから、チェレンたちも持っていってよ」
「おう!」
「わぁ…!いっぱいあるね!!」
「…リリィ、ポケモンと話せるのか?」
「…え?」
「いや、だって…まぁ、普通に推測すればこの前のお礼だけど、今《言ってた》って言ったよね」
「…」
「…」
「…」
謎の沈黙。
「な」
トウヤが震える声で、引きつった笑いをしながらこっちを指差して言う。
「そんなわけ無いって!!だってリリィだよ!!?」
「そ、そうだよチェレン!!何勘違いしてるの!!?そんな訳無いって!!ねぇ、ベル!!?」
「う、うん!リリィちゃんがN見たいに、そんなポケモンと話せるわけ…」
「…」
「…ベル」
「…」
「な、無いよね…」
ベル墓穴掘ったああぁぁ!!!
何してるのこの子。っていうか皆Nがポケモンと話せるって知ってたのね!!
今はそんな事よりも!!
「そろそろ行くけど、いい?(面白い子達ね…)」
「おお!その姿はカミツレだな!!」
「あら。アデクさん」
前から来たのは赤い髪のアデク。
チャンピョンのアデク。
へぇ…なんかレッドと被ってるwww
「その子達は?」
「今から跳ね橋を上げに行く所です。昨日ミネズミが端をふさいで困っていたら…この子達が手伝ってくれたんです」
「ほぅ…カツミレを認めさせるとは…ふむ。その実力見てみたい。どれ、お前たち相手をしてみろ」
「「はぁーい!!」」
と、幼稚園児が二人こっちに来た。
もしかしてマルチバトル?
…あれ。
ポケモンって10歳以上は持っちゃいけないんじゃなかったっけ!?