07
夢小説設定
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「じゃーね。トウヤ」
「おう!また会おうな!!」
トウヤにはライモンシティで下ろしてもらい、分かれる。
トウヤ母にはベルトにモンスターボールがセットできるよう、改造してもらった。
裁縫が得意な人っていいね。これでモンスターボールが出しやすくなったよ。
さて、赤い跳ね橋はカミツレさんになんとかしてもらおうかな。
ここから見ても橋は上がってるし。
バッジケースを見て、呟いた。
「ま、なんとかなるっしょ!!」
「なんとかならないわよ。跳ね橋の前にポケモンがいるからね。一体どこから集まってきたのか…困ったものよ」
「うおっ!!?カ、カツミレさん!!!」
「カミツレ、よ」
「めっちゃ美人…!!」
「ありがと。それよりあなたは?」
「リリィです!」
「あら…でもジムバッジ全部集まってるよね?私、あなたと戦ってないような気がするんだけど…?」
カミツレさんは私のバッジケースを見て言う。
「えーっと…先代のジムリーダーに勝ちました!!」
嘘です。
「ふぅん……まぁ、今はそれ所じゃないんだけど…」
信じちゃったよこの人!!
ポケモンの中の主人公と私とでは容姿全然違うもんね。
これで通せば、何とかなるかもしれない。
…それに気にしない。これが一番だよね。
考えても無駄。余計に分かんなくなっちゃうし。
「今、私ちょっと手が離せないから…跳ね橋の前にいるポケモン、何とかしてきてくれないかな?そしたら、跳ね橋上げるし」
「手伝います!!」
「終わったらジムまで来てね」
そういってカミツレさんは優雅に去っていく。
跳ね橋までトコトコ歩いていくと、そこには大量にミネズミが橋の前に陣を取っていた。
おい、こんなの公式で乗ってねぇぞ。
つか、こんなイベント知らねぇ。
もう…攻略本意識してもだめだなこれ。
「とりあえず…ジャローダ、オノクスス、ランクルス、ガーディ!かむおん!!」
カモン、と言わないのは俺の口癖www
なんか…かむおんって言ったほうがしっくりくるんだよねー
「ミネズミ、どいてくれないかな?どうしてここにいるんだい」
なんて言って返事が帰ってくるわけ無いけど(笑
「迷惑する人がいるんだよね」
「「「チュー!!」」」
「うおっ!!全員で言うとえっらいシュールだなオイ!!!」
つか怖ェ。
ミネズミってこんなに怖かったっけ?
「暴力はキライだけどねぇ…」
「シャアァ!!?」
「ズァ!!?」
「キュアァ!!!!?」
「ワオーン……」
「ちょ、なんで皆そこで引く!!?え!!?」
あれか。
昨日の暴力がまずかったのか。
いや、あれはれっきとした正当防衛だ!!!
「ミネズミー!どいてくれよ。じゃないと君達全員倒すって言う悲惨な結末に…」
「「「「チュウゥ!!!!!」」」」
「ごめんなさいごめんなさい!!!!はい、すみません!!!!」
ポケモン相手に弱腰。
だって怖いよ、このポケモン。
「…また会ったねリリィ」
さらり、と私の髪に指を絡めるあの人。
私は、絶句した。