03
夢小説設定
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突然ポケモンの世界にトリップしてきたリリィ。
そこではゲームの世界同様、BWの世界が描かれ、ゲームの中にリリィ自身が飛び込んで来たよう。
それは夢か―――現実か。
未だ定かであるが、とりあえずこの世界ではリリィは最強設定らしい(N様曰く)
後々鞄を物色してみれば、ジムバッジ8個揃っているし、現実でリリィがやってた所より物語は少し戻っているようだった。
そんなこんなで、あらずし終わり。
ざっと説明すればこんな感じかな。
しかし、あらすじで再び説明する必要があったのか?
しかも自分で。
まぁ、いっか。
そんで、今はライモンシティのポケセン。
これからどうするか思案中だ。
イベント的にゲーチスも過ぎてるし、これじゃあゲームと内容が大違いだ。
すんげぇ困る。
「ジャローダ…どうすればいいと思う?」
「シャアァ…?」
「疑問文で返されても分からん」
首を傾げるジャローダ。
後の二匹は外に出して私の足元で眠っている。
ポケセンじゃあ、ポケモン出してても大丈夫みたいだし。
ジョーイさんってやっぱり双子?
双子っつーか…兄妹?あんなにいっぱいいるのかな。
「シャアアァ…シャ?」
「うん?」
「キュアァ」
「ズァ」
「どったの?3匹とも」
ランクルスも、オノノクスも顔を上げて一点を見るめる。
なんだろう。誰か…来るのかな。
「ズアアアアアアアァ!!!」
「ちょ、オノノクス!!?」
突然オノノクスがポケセンの入り口目がけてはかいこうせんを放つ。
弁償はゴメンだよ!!!
「オタマロ、みきり」
オノノクスのはかいこうせんは、みきりによって遮られた。
入り口から入ってきた人物。否、その団体は相変わらず凄いデザイの制服に身を包む―――
「プラズマ団…!!」
「いきなり攻撃を仕掛けるとはどういう事?それってポケモンが懐いてないんじゃないのぉ?」
「そんな事は…!!」
無い、とは言い切れない。
数時間前に出会ったばかりで。
でも、何ヶ月も過ごしてきた中だけど。
ゲームに私の感情など伝わらない。
だから、言い切れない。
「そういう事で、ここのポケモンセンターにいる哀れなポケモンたちを解放しろ!!」
「開放?」
「何あの人達?」
「どういう事?」
私のほかに、ポケセンにいた人々がざわつく。
プラズマ団は10人。
ここにいる人達でなんとかすればいけると思うけど…
私は辺りを見渡す。
どれも傷ついたポケモンたちで戦えるものなど伺えない。
10人…か。
「皆、いける?」
「シャアァ」
「キュアァ」
「ズァ」
「―――ありがと」
私は怯える人達の前に出た。
うーん。
やっぱりプラズマ団の衣装って(笑)
「ちょっと待ちなさい!!そこの衣装変なれんちゅ…あ、やば口が滑った。そこの集団!!!」
「変って言ったよな?今言ったよなお前」
「意味がわかんないけど、ポケモンを開放とか意味わかんねぇよ!!!」
「2回も言うなよ―――だが、我々は人間に捕らえられた哀れなポケモン達を解放することが目的だ!!」
「ごちゃごちゃうるせーよ!!病院で騒いじゃいけません!!つーことで、ジャローダ!!!ギガドレイン!!!」
「シャアア!」
10対3のバトルが、始まった。