第18話
夢小説設定
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くまが…。
「隈がヤバイ」
仮眠を取るために一旦部屋に戻ってきたのだが…
ふと部屋の鏡を見れば、目の下には死の外科医も驚くほどの隈がくっきりと刻まれていた。
あかん。お肌も大分荒れまくってるし、明らかに睡眠を求めている顔だ。
「夜鈴、おはようございます」
「もう普通に入ってくるもんな。
あの扉に関しては私も諦めたわ」
「…それにしても酷い顔ですね。寝た方が良いですよ?」
「鬼灯様、悪い…ちょっとマジで倒れそうだから寝るよ…
そこに置いてある書類を閻魔様に提出しておいてくれ」
今は限りなく頭が睡眠を求めている。
仕事とかどうでも良くなってきて、私は布団に潜り込む。
「…夜鈴。起きたら言ってください。
後で食堂から何か栄養あるもの持ってきますから」
返事もせずに、私は眠りについた。
***
「突撃隣の晩ご飯!!」
ドアが勢い良く開いて、誰かが睡眠を妨害しにきたようだった。
私の睡眠を邪魔する愚か者は誰だ…?
「おいシロ!それじゃあ夜鈴様が起きちまうだろ!」
「ルリオ…ルリオ…!」
「どうしたシ…ロ…」
ぺしーんぺしーん。
起き上がった私は動物三匹を見据えていた。
コンパス片手にぺしぺし手に当てていた。
「世界を滅ぼしかねない…!!」
「こ、ここに本当の魔王がいた…!!」
「か、勝てない…!」
「お前らは私をなんだと思ってるんだ?」
「「「魔王」」」
三匹は即答だった。
私はなんとも言えず、コンパスは机に置く。
威嚇じゃない。断じて威嚇じゃない。
なんだか微妙に目が覚めてしまったので、しばらく布団の上で顔を押さえる。
「夜鈴様頭痛い?」
「あー…寝起きはすぐに動けないんだ…
気にしないでくれ…」
「夜鈴様の弱点は朝なのかな?」
「誰でも朝は苦手だよ………お前ら、どうしてここに…?」
「鬼灯様がね、夜鈴様の様子を見てこいって」
「あぁ…今何時?」
「お昼だよ!」
「…」
仕事を終えて仮眠しに戻ってきたのが5時。
今お昼と言う事は、12時くらいだろうか。
まるまる半日潰したな…まぁいいや。
溜まった仕事は夜にやればなんとか間に合う。
こうして悪循環のサイクルは繰り返されるのだ…
「柿助、そこの薬管とってもらっていいか?」
「煙管ですか?」
「煙管じゃないんだがな…まぁ、それだ」
柿助に薬管を取ってもらい、口に咥えながら着物の身だしなみを整える。
掛けてあった羽織を着て、洗面台に向かう。
顔を洗って、髪を櫛で梳いて、今日は髪は縛らない。
顔の肌荒れや隈隠しに使うため。
別にいつもそうだとは限らないけれど。
「夜鈴様ってメイクしても普段とあまり変わらないよねー」
「ナチュラルメイクだからな」
「夜鈴様のスッピンってもっと凄いかと思ってた!」
「シロ、お前ぶっ飛ばすぞ」