第11話
夢小説設定
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身体が幼児化してしまったことで、布団がいつもより大きく感じた。
少なくとも、寝る前までは。
感覚的に今は何故か布団が狭いように感じる。
おかしい―――
なぞの違和感に目を開けてみると。
「ん………んん?」
目の前には、黒の布。
身体を動かそうにも、がっしりと抱き寄せられて動けない。
寝呆けていた頭が急に鮮明になってきた。
薄々予想していたが。
まさか。
確認すべく、顔を上げた。
「ッッ!!!?」
「おや…夜鈴、目が覚めましたか?」
「さめましたか…?って、こんなじょうきょうイヤでもめがさめる!!!!」
鬼灯様に抱き締められていた。
しかもいつ鬼灯様が私の部屋に入ってきたっていうんだ。
「ど○でもドア」
「ぶつりてきなドアだけどな!!!!」
あれは科学の力で作られたんじゃない。
鬼灯様が物理と言う名の暴力で壁を破壊した(作った)んだ。
「ふほうしんにゅうおよび、わいせつぶつちんれつざいでたいほ!」
「可愛いですね。朝から和みます」
「こいつさいあくだああああ!!!」
必死の抵抗も虚しく、鬼灯様に余計に強く抱き締められた。
「夜鈴が一人では怖いかと思いまして」
「こどもか!!………あ、今はこどもだった…」
「こうして一緒に寝れば怖くないでしょう?」
「ほおずきさまがこわいよ」
そりゃあもう色んな意味で。
「ほおずきさま…ほら、おしごと」
「………仕方ありません。起きましょうか」
「……そう言えば」
のっそりと体を起こして、布団から出る。
「きのうきゅうきょ、ほおずきさまがおこうちゃんに服をかりたけど…」
それでもやや大きい襦袢。
これで仕事をするのはやりづらいだろう。
とは言っても着物は無いし…。
「そんな事もあろうかと、用意しておきました」
私の机の上に置いてあった袋。
中には何が入っているんだろうか?
「夜鈴の服を買ってきました。下着類はお香さんに任せましたので」
「さすが!……え?した、ぎ…?」
鬼灯様から袋を受け取る。
その後やや考えてから、
「…(下着)みた?」
「……ロマンは常に危険が伴うものです」
「へんたい!!!!うわあああ!!ろりこん!!!」
「いや冗談ですよ…流石に私もそんなことはしませんって」
「…」
「ほら、睨んでないで着替えて下さいよ。
あ、私が着替えさせてあげましょうか?」
「わああ!!ほおずきさまもきがえてきてよ!!」
鬼灯様の背中を押して部屋から追い出した。
あんなこと平気で言うから…
「はずかしいって…」
好きな人に、そんな事言われるとね。