season1
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「…お前は、バロウズ達に復讐して手足を取り戻す為に私という戦力が必要だ。そして私は、このふざけた契約をぶっ壊す為に契約者本人であるお前の協力が必要だ。」
『つまり、2人は2人の目標の為にお互いが必要だって訳か』
「そういうことだ」
気に食わなさそうに顔をしかめる悪魔さん。
そんなに気に食わないのか。ウケる。
しかし、なかなか楽しそうな同盟だ。
結構乗り気な俺とは違い、ノエルは終始顔を曇らせている。
「わたくしは、許せませんわ…」
「そう、お前はバロウズもシビラも許せない」
『…………』
「…そのお話が本当でしたら、許せませんわ。でも、わたくしは貴方の言うがままを信じる事は出来ない……」
ノエルがきっぱりと言い放つ。
その様子に俺は狼狽えた。
『…え?で…でもノエル、シビラにあんな酷い事されたのになんで……』
「やっぱり何かの間違いだと思いますの…」
う、噓でしょ…。
どう見ても悪意ありありの行動だったじゃん?!
俺が何とかノエルを説得しようと口を開けるが、悪魔さんによって阻まれてしまう。
「私のいう事がデタラメだと疑っているのか?………いや、そうか。違うな。お前はまさに今、人に言われるがままになったせいでそうなっているんだったな。両手足を失えば、さすがにイヤでも慎重になるか。いやはや、全くもってその通り」
「…………」
ノエルが黙り込んでしまった。
大方悪魔さんの言った通りなのだろう。
しかし、困った…。
どうやって悪魔さんの言ったことが事実だって証明すればいいのだろうか?
『じゃあ情報収集とかしてみる?カツアゲなら私得意だよ!』
意気込んでフードを取れば、ピクッと反応する悪魔さん。
は?俺なんかした?
と正直思いました。
散々人のフード引っ張りやがって。
もうフードは被らないから引っ張り辛いだろう!!!
しかし俺の煽りの目線に珍しく反応をせず、視線を逸らすだけの悪魔さん。ちぇっ…つまんね。
そんな俺たちの横でノエルは声を上げる。
「……いえ、その必要はありませんわ。
_______本人に、直接聞けばいいんですのよ。」
『「………………は?」』
「いやいやいや、市長官邸はヤツらの本拠地だぞ!?いきなり一番警備が厳しい場所に行く奴があるか!」
怒涛の如くノエルにまくしたてる悪魔さん。
そう言いたくなるのわかるよ…すごく。
「別に殴り込みに行くわけじゃありませんわ!文字通り、お話を伺うだけでしてよ!」
そんな悪魔さんの言葉も虚しく、ノエルは全く事の危険さを分かっていないようだ。
「なるほどわかった、やっぱりお前バカだろう。ヤツらにとってお前はもう死んだ人間なんだよ。余計な事を知っている、始末したはずの人間が玄関からどうもこんにちはなんて訪ねてきたらどうする?今度こそ丁寧に確実に絶対に殺されて終わりだぞ!」
半ば自棄になった悪魔さん。
「そんな事いっても、わたくしは市長に直接お話を聞かなければ信じませんわよ!だって市長が悪人だなんて…ラプラスに住む誰もが信じられませんわ、そんな話…!ですよねナマエ?」
おう…いきなり?
『え…えーと俺はもともと…市長の事が嫌いだったんだけど…』
「…思い込みの激しい娘だな、これじゃバロウズに目をつけられてもおかしくないという訳だ」
俺は無視かよ!?
『つまり、2人は2人の目標の為にお互いが必要だって訳か』
「そういうことだ」
気に食わなさそうに顔をしかめる悪魔さん。
そんなに気に食わないのか。ウケる。
しかし、なかなか楽しそうな同盟だ。
結構乗り気な俺とは違い、ノエルは終始顔を曇らせている。
「わたくしは、許せませんわ…」
「そう、お前はバロウズもシビラも許せない」
『…………』
「…そのお話が本当でしたら、許せませんわ。でも、わたくしは貴方の言うがままを信じる事は出来ない……」
ノエルがきっぱりと言い放つ。
その様子に俺は狼狽えた。
『…え?で…でもノエル、シビラにあんな酷い事されたのになんで……』
「やっぱり何かの間違いだと思いますの…」
う、噓でしょ…。
どう見ても悪意ありありの行動だったじゃん?!
俺が何とかノエルを説得しようと口を開けるが、悪魔さんによって阻まれてしまう。
「私のいう事がデタラメだと疑っているのか?………いや、そうか。違うな。お前はまさに今、人に言われるがままになったせいでそうなっているんだったな。両手足を失えば、さすがにイヤでも慎重になるか。いやはや、全くもってその通り」
「…………」
ノエルが黙り込んでしまった。
大方悪魔さんの言った通りなのだろう。
しかし、困った…。
どうやって悪魔さんの言ったことが事実だって証明すればいいのだろうか?
『じゃあ情報収集とかしてみる?カツアゲなら私得意だよ!』
意気込んでフードを取れば、ピクッと反応する悪魔さん。
は?俺なんかした?
と正直思いました。
散々人のフード引っ張りやがって。
もうフードは被らないから引っ張り辛いだろう!!!
しかし俺の煽りの目線に珍しく反応をせず、視線を逸らすだけの悪魔さん。ちぇっ…つまんね。
そんな俺たちの横でノエルは声を上げる。
「……いえ、その必要はありませんわ。
_______本人に、直接聞けばいいんですのよ。」
『「………………は?」』
「いやいやいや、市長官邸はヤツらの本拠地だぞ!?いきなり一番警備が厳しい場所に行く奴があるか!」
怒涛の如くノエルにまくしたてる悪魔さん。
そう言いたくなるのわかるよ…すごく。
「別に殴り込みに行くわけじゃありませんわ!文字通り、お話を伺うだけでしてよ!」
そんな悪魔さんの言葉も虚しく、ノエルは全く事の危険さを分かっていないようだ。
「なるほどわかった、やっぱりお前バカだろう。ヤツらにとってお前はもう死んだ人間なんだよ。余計な事を知っている、始末したはずの人間が玄関からどうもこんにちはなんて訪ねてきたらどうする?今度こそ丁寧に確実に絶対に殺されて終わりだぞ!」
半ば自棄になった悪魔さん。
「そんな事いっても、わたくしは市長に直接お話を聞かなければ信じませんわよ!だって市長が悪人だなんて…ラプラスに住む誰もが信じられませんわ、そんな話…!ですよねナマエ?」
おう…いきなり?
『え…えーと俺はもともと…市長の事が嫌いだったんだけど…』
「…思い込みの激しい娘だな、これじゃバロウズに目をつけられてもおかしくないという訳だ」
俺は無視かよ!?