season1
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こいつ、過去に何かあったのか?
いつものナマエじゃない…。
「で…でも!…手足がなければ……ピアノを弾くことすらできませんわ……。……こんなことになるなんて…こんな……。」
ナマエの言葉にノエルはあからさまに絶望した。
『まぁでも…ノエルは式典奏者になりたかっただけなんだよね。』
「…………」
こいつ…切り替えが早いな…。
先程まで何かありそうな表情をしていたが、そんな雰囲気をガラッと変えた。
実に厄介だ。
「…ふん、そんなお前らにいい知らせがひとつ」
「え…」
私の言葉に小娘は勿論、ナマエも私に注目する。
「私は機械じゃないから、多少の融通は利かせる。…ステラステージの社長を殺せと言う願いはお前が言わされた願いだ、そうだな?」
「…そうですわ」
「両手足を失うと知っていたら、契約しなかった?」
「当たり前ですわ!」
「……よし、ならばあの契約は『間違ってしまった契約』だ。契約そのものは取り消せないが、特別に…」
『もし、この契約が叶えた本当の願いを、ぶっ壊すことができたら、両手足を返してやる。そういうことだね。』
私の言いたいことを代弁し、ニヤリと笑むナマエ。
「ほぉ、良くわかってるじゃないか」
ふむ、一緒に居れば居るほど興味の沸く。
ニヤリと笑み返すと、ナマエは楽しそうに声を弾ませた。
『まあね!』
「え…ど、どう言うですの!?」
一人付いていけないでいる小娘。
「…わけあって、私はバロウズと面識がある。だからこそ知っているわけだが…。ヤツは表面上は善人ズラしているが裏では極悪にまみれたラプラス一番の大悪党。今回、シビラを使ってお前を悪魔と契約させたのも、もちろん本当は式典奏者うんぬんなんて全く関係ない………」
『つまり、バロウズの金儲けにステラステージの社長が邪魔だったから、ただそれだけ』
私とナマエが小娘に弁明するが、どうも納得のいっていない様子だ。
「だから、お前はてきとうな作り話で適当に騙されバロウズ達の願いを、お前の言葉で願ってしまった。そのバロウズの金儲けをメチャクチャにできれば、お前の手足を返してやる、と言うことだ」
「バ、バロウズ市長と……戦うということですの…?」
「………復讐と言うこだ。お前を利用してハメた、憎き市長……。ヤツの、他人の骨で組まれた血まみれの玉座をぶっ潰してやれ」
『そうそう、俺も早くあのいかれ顔に拳めり込ませたい。』
「お、落ち着いて下さいましナマエ」
ブンブンとナマエは腕を振り回す。
此奴も此奴で、バロウズと何かあったのだろう。
言動一つ一つにバロウズへの殺意が垣間見える。見てると面白いな。
「お前は私に助けてと願ったな。その契約は、お前が復讐を遂げるまで続く。はっきり言って私自身も…高潔なる悪魔の契約を利用した奴らにハラワタが煮えくり返っている」
いつものナマエじゃない…。
「で…でも!…手足がなければ……ピアノを弾くことすらできませんわ……。……こんなことになるなんて…こんな……。」
ナマエの言葉にノエルはあからさまに絶望した。
『まぁでも…ノエルは式典奏者になりたかっただけなんだよね。』
「…………」
こいつ…切り替えが早いな…。
先程まで何かありそうな表情をしていたが、そんな雰囲気をガラッと変えた。
実に厄介だ。
「…ふん、そんなお前らにいい知らせがひとつ」
「え…」
私の言葉に小娘は勿論、ナマエも私に注目する。
「私は機械じゃないから、多少の融通は利かせる。…ステラステージの社長を殺せと言う願いはお前が言わされた願いだ、そうだな?」
「…そうですわ」
「両手足を失うと知っていたら、契約しなかった?」
「当たり前ですわ!」
「……よし、ならばあの契約は『間違ってしまった契約』だ。契約そのものは取り消せないが、特別に…」
『もし、この契約が叶えた本当の願いを、ぶっ壊すことができたら、両手足を返してやる。そういうことだね。』
私の言いたいことを代弁し、ニヤリと笑むナマエ。
「ほぉ、良くわかってるじゃないか」
ふむ、一緒に居れば居るほど興味の沸く。
ニヤリと笑み返すと、ナマエは楽しそうに声を弾ませた。
『まあね!』
「え…ど、どう言うですの!?」
一人付いていけないでいる小娘。
「…わけあって、私はバロウズと面識がある。だからこそ知っているわけだが…。ヤツは表面上は善人ズラしているが裏では極悪にまみれたラプラス一番の大悪党。今回、シビラを使ってお前を悪魔と契約させたのも、もちろん本当は式典奏者うんぬんなんて全く関係ない………」
『つまり、バロウズの金儲けにステラステージの社長が邪魔だったから、ただそれだけ』
私とナマエが小娘に弁明するが、どうも納得のいっていない様子だ。
「だから、お前はてきとうな作り話で適当に騙されバロウズ達の願いを、お前の言葉で願ってしまった。そのバロウズの金儲けをメチャクチャにできれば、お前の手足を返してやる、と言うことだ」
「バ、バロウズ市長と……戦うということですの…?」
「………復讐と言うこだ。お前を利用してハメた、憎き市長……。ヤツの、他人の骨で組まれた血まみれの玉座をぶっ潰してやれ」
『そうそう、俺も早くあのいかれ顔に拳めり込ませたい。』
「お、落ち着いて下さいましナマエ」
ブンブンとナマエは腕を振り回す。
此奴も此奴で、バロウズと何かあったのだろう。
言動一つ一つにバロウズへの殺意が垣間見える。見てると面白いな。
「お前は私に助けてと願ったな。その契約は、お前が復讐を遂げるまで続く。はっきり言って私自身も…高潔なる悪魔の契約を利用した奴らにハラワタが煮えくり返っている」