season1
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『………ふぁ…』
やば、欠伸でちゃった。
悪魔さんは…。
「腕をもいで富を!命を割いて幸福を!そういう馬鹿らしい欲望こそ、高潔なる悪魔の願いの本質!」
おぉ、バレてない。
なんなら寝ててもバレないんじゃない?
『…………。』
段々と朦朧としてくる俺の意識。
自分でも船を漕いでることが分かる。
「自らの体を切り売りし、血を流しながら黄金の山に頬ずりする…その光景こそが最高のショーなのだ!」
『………………。』
あー、駄目だ。
頭がガクンガクンする。
睡魔が…。
「それがどうだ、ラッセル達は契約に穴を突き、お前は悪魔 がどういうものか理解せずホイホイ契約するアホだ!」
『..zzzZZ』
「これでは興醒めもはなはだしい!!!ふざけないでいただきたい、悪魔をもっと恐れ、敬いたまえ!」
『っ?!!』
な、何?!
いきなり大声出して?!!
朧気だった意識が、一気に覚醒する。
え?もしかしなくても俺が怒られてる感じ?
「な…なんなんですの、いきなり逆ギレしないで下さいまし!ふざけないでいただきたいのはこっちですわ!」
『…』
ノエルまで…。
お、俺が寝てるから怒ってるの…?
「言ってる事も意味不明ですしそんなに大事な事なら、ちゃんと契約前に説明して下さいまし!」
あ…なんだ、俺が怒られてるわけでは無いのか…。
二人が俺を挟んで喧嘩しているからか、俺が二人に責められてるかと思っちゃったよ。
しかし、俺が安心している反面、二人の言い争いは更に勢いを増すのだった。
「だいたい、代償で両手足を奪うつもりだったのなら契約の前に…こう言う代償払ってもらうけどいい?と確認するのが常識ってもんではなくて!?」
いや、悪魔に常識は通じないよ。
そして俺、空気。
ポテチ食お。
魔方陣を出し、中からポテチの入った袋を取り出す。
「だからそれをいちいち説明してやる義務なんかないんだよ!悪魔の契約は悪魔が一方的に決められるってさっき言っただろう!」
暇やな…。
バリっとパッケージを開けると塩とポテトのいい匂い。
ちゃんと聞いてるし、これで怒られないよね?
「しかもその上で、私は確認してやっただろう!お前の意思で、悪魔の契約で、殺しを願うのかと!」
「もっと分かりやすく言わなければ分かりませんわ!」
「このゆとりお花畑娘が……!」
「鳥頭!」
「鳥ではない!!悪魔だ!!」
『仲良いねー。』
「「良く ない!/ありませんわ!」」
『おぉハモったwうす塩うめー。」
てか、此処まで息ぴったりなお二人の事を、世の中は仲良しと言うのでは?ほら、喧嘩するほど仲が良いって言うし。
バリバリとポテチを口でかみ砕く。
絶妙な塩加減と体に悪いだろう物質が相乗効果をだして、悪魔的な美味しさ…。やべ、止まんないわ…。
「美味しそうですわね」
俺が食べているものを見て、ノエルが反応した。
『食べる?』
「いただきますわ」
ノエルにポテチを差し出す。
一枚、ノエルがぱりっと食べたかと思うと、ぱぁっと顔を輝かせる。いや、可愛いかよ。
可愛すぎたので俺がポテチを口元に持っていくと、ノエルは物凄い勢いでポテチを咀嚼。
端から見れば、俺がノエルを餌付けしているかのような構図。いいだろう?こんな美女に餌付けできるなんて!!
「お前ら…真剣にやれ」
『ヘーイ』
もぐもぐと口の中のポテチを咀嚼し終え、ノエルが再び口を開ける。
「…分かりましたわ。では、わたくしもあなたも、望まない契約だった。契約は取り消しますから、両手足は返して下さいまし。」
「……バカが、物事はそう都合よく行かない」
そうだね…。
悪魔さんの言う通りだ…。
今でも…"あの日"の事は覚えている…。
『…死んだ人間は……生き返らない…そして、その契約は一生取り消せない…。そう…背負わなきゃならない罪なんだよ…』
「……ナマエ?…」
やば、欠伸でちゃった。
悪魔さんは…。
「腕をもいで富を!命を割いて幸福を!そういう馬鹿らしい欲望こそ、高潔なる悪魔の願いの本質!」
おぉ、バレてない。
なんなら寝ててもバレないんじゃない?
『…………。』
段々と朦朧としてくる俺の意識。
自分でも船を漕いでることが分かる。
「自らの体を切り売りし、血を流しながら黄金の山に頬ずりする…その光景こそが最高のショーなのだ!」
『………………。』
あー、駄目だ。
頭がガクンガクンする。
睡魔が…。
「それがどうだ、ラッセル達は契約に穴を突き、お前は悪魔 がどういうものか理解せずホイホイ契約するアホだ!」
『..zzzZZ』
「これでは興醒めもはなはだしい!!!ふざけないでいただきたい、悪魔をもっと恐れ、敬いたまえ!」
『っ?!!』
な、何?!
いきなり大声出して?!!
朧気だった意識が、一気に覚醒する。
え?もしかしなくても俺が怒られてる感じ?
「な…なんなんですの、いきなり逆ギレしないで下さいまし!ふざけないでいただきたいのはこっちですわ!」
『…』
ノエルまで…。
お、俺が寝てるから怒ってるの…?
「言ってる事も意味不明ですしそんなに大事な事なら、ちゃんと契約前に説明して下さいまし!」
あ…なんだ、俺が怒られてるわけでは無いのか…。
二人が俺を挟んで喧嘩しているからか、俺が二人に責められてるかと思っちゃったよ。
しかし、俺が安心している反面、二人の言い争いは更に勢いを増すのだった。
「だいたい、代償で両手足を奪うつもりだったのなら契約の前に…こう言う代償払ってもらうけどいい?と確認するのが常識ってもんではなくて!?」
いや、悪魔に常識は通じないよ。
そして俺、空気。
ポテチ食お。
魔方陣を出し、中からポテチの入った袋を取り出す。
「だからそれをいちいち説明してやる義務なんかないんだよ!悪魔の契約は悪魔が一方的に決められるってさっき言っただろう!」
暇やな…。
バリっとパッケージを開けると塩とポテトのいい匂い。
ちゃんと聞いてるし、これで怒られないよね?
「しかもその上で、私は確認してやっただろう!お前の意思で、悪魔の契約で、殺しを願うのかと!」
「もっと分かりやすく言わなければ分かりませんわ!」
「このゆとりお花畑娘が……!」
「鳥頭!」
「鳥ではない!!悪魔だ!!」
『仲良いねー。』
「「良く ない!/ありませんわ!」」
『おぉハモったwうす塩うめー。」
てか、此処まで息ぴったりなお二人の事を、世の中は仲良しと言うのでは?ほら、喧嘩するほど仲が良いって言うし。
バリバリとポテチを口でかみ砕く。
絶妙な塩加減と体に悪いだろう物質が相乗効果をだして、悪魔的な美味しさ…。やべ、止まんないわ…。
「美味しそうですわね」
俺が食べているものを見て、ノエルが反応した。
『食べる?』
「いただきますわ」
ノエルにポテチを差し出す。
一枚、ノエルがぱりっと食べたかと思うと、ぱぁっと顔を輝かせる。いや、可愛いかよ。
可愛すぎたので俺がポテチを口元に持っていくと、ノエルは物凄い勢いでポテチを咀嚼。
端から見れば、俺がノエルを餌付けしているかのような構図。いいだろう?こんな美女に餌付けできるなんて!!
「お前ら…真剣にやれ」
『ヘーイ』
もぐもぐと口の中のポテチを咀嚼し終え、ノエルが再び口を開ける。
「…分かりましたわ。では、わたくしもあなたも、望まない契約だった。契約は取り消しますから、両手足は返して下さいまし。」
「……バカが、物事はそう都合よく行かない」
そうだね…。
悪魔さんの言う通りだ…。
今でも…"あの日"の事は覚えている…。
『…死んだ人間は……生き返らない…そして、その契約は一生取り消せない…。そう…背負わなきゃならない罪なんだよ…』
「……ナマエ?…」