season1
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「そういえば、ナマエは、どうして…」
どうやら俺の話をし始めたようだ。
「あぁ…ナマエは、私の気まぐれで連れてきた。」
うんうん。
そう、気まぐれね…。
『…………俺は気まぐれかよ!?』
なんか俺の扱い雑じゃね?
まぁ、その気まぐれのおかげで俺はノエルといられるんだけど…。
トントン…
悶々と考え込んでいると誰かに肩を叩かれた。
ん?ノエルかな?
『何ー?ノエr…』
「ここにいたか。」
振り返るとノエルではない、恐ろしい悪魔さんが…。
『………わお………ハ…ハロー』
や、やべ…。
また見つかっちゃった…。
なんで屋根の上に居るって分かったんだろ…。
「何がハローだ。ちょこまかと逃げおって。しかし、ナマエもアホなのか?」
『ん?』
「隠れている時に声を出せば、相手にバレる…などと言ううこと誰でも分かるだろうが。」
悪魔さんが赤い瞳をニヤリと歪める。
『あ』
その表情と正論にただただ絶句した。
そういえば…さっき叫んじゃったよ…。くそ…なんてミスを俺は犯してしまったんだ。
過去の俺を脳内でビンタした。
しかし、そんな俺を更に挑発するように悪魔さんは笑った。
「それとも…私に見つけて欲しかったのか?」
は…?
『なっ!?違うし!!!!』
何を言い出すんだこの悪魔は?!!
不意打ちの言葉に俺の頬に急激に熱が集まる。
流石ドsの悪魔さん…。
カ(ム…こう言う反応もするのか…興味深い…それにしても可愛いな)
俺が顔を隠すように背を向けると、悪魔さんのクツクツと笑う声が聞こえる。
なんなんだよ!このカラス野郎!いきなり爆弾発言すんな!!
あっ…ジマーの事じゃないよ!!
「いいから、こっちへ来い!!」
『うわぁあああん!!!!』
俺は再び悪魔さんによって引きずられるのだった。
*****
「こんなところにいましたの?ナマエ。」
『あ!ノエル!』
建物の中に戻ると、ノエルが待っていた。
どうやら義足の調子は良さそうだ。付け始めたばかりにしては動きが滑らかだ。
さっすが、ノエル!
「どうだ?そろそろ自分の立場がわかってきたか?」
え"!?まだ話すんの!?
カロンの言葉とノエルの反応に俺の体はびくりと震え上がった。
「…………まだ整理できないところがありますわ。でもわたくしの置かれている状況は分かりましたわ…」
よし!逃げよう!!
『………ヌキアシサシアシ』
「忍び足、じゃない。お前も聞くんだ。」
『オエエエエエエエエ!?』
グイッとパーカーの首根っこを引っ張られ、引きずられる。
さっきと同じ状況じゃないか!!
「ナマエは、いつも元気ですわね」
『元気だけが取り柄だからね。』
ドヤ顔をかますと、悪魔さんはため息を一つ吐いた。
お?お?
俺が変な奴みたいに見えるから辞めようぜ?
「話をもどす。小娘、答え合わせしてやろう」
この悪魔さんの一言で周りの空気が一気に冷えた。
主にノエルとカロン。
俺?俺は別に…。
ノエルは恐る恐る口を開く。
まるでこれから死刑宣告をされる囚人の様に。
「………あ…あなたは、わたくしに第2の契約の代償を払わせるためにここに居る。命を捧げた代償に命を捧げろと言うためにここに居るのでしょう?……」
あ、その発想はなかった。
そもそも代償貰うだけだったら勝手に貰ってほっとくのが悪魔でしょ?知らないけど…。
正直、ノエルと悪魔さんの話、全然頭に入んなかったのもあるけど。
「………クク、ククク…………」
悪魔さんが笑う。
その様子にノエルが固唾を飲む。
お?正解か!?
いや!正解だったら俺ノエル守んないと!!
「________不正解だ、小娘。」
「…………え?」
『…!』
どうやら俺の予想が当たったようだ。
これも"ご主人様"のおかげだな。
「私はそんな意味のない取り引きは望まない。いいか、悪魔の契約はもっと汚いものであるべきなのだ。人間が魂を掛け金に、イカサマしようとする。愚かで、醜く、笑えるものでなければならない!」
悪魔さんがノエルに近付きながら説明しているが…
何言ってんのか分かんない…。
しかも絶対話長いパターンでしょ?
逃げたい…
どうやら俺の話をし始めたようだ。
「あぁ…ナマエは、私の気まぐれで連れてきた。」
うんうん。
そう、気まぐれね…。
『…………俺は気まぐれかよ!?』
なんか俺の扱い雑じゃね?
まぁ、その気まぐれのおかげで俺はノエルといられるんだけど…。
トントン…
悶々と考え込んでいると誰かに肩を叩かれた。
ん?ノエルかな?
『何ー?ノエr…』
「ここにいたか。」
振り返るとノエルではない、恐ろしい悪魔さんが…。
『………わお………ハ…ハロー』
や、やべ…。
また見つかっちゃった…。
なんで屋根の上に居るって分かったんだろ…。
「何がハローだ。ちょこまかと逃げおって。しかし、ナマエもアホなのか?」
『ん?』
「隠れている時に声を出せば、相手にバレる…などと言ううこと誰でも分かるだろうが。」
悪魔さんが赤い瞳をニヤリと歪める。
『あ』
その表情と正論にただただ絶句した。
そういえば…さっき叫んじゃったよ…。くそ…なんてミスを俺は犯してしまったんだ。
過去の俺を脳内でビンタした。
しかし、そんな俺を更に挑発するように悪魔さんは笑った。
「それとも…私に見つけて欲しかったのか?」
は…?
『なっ!?違うし!!!!』
何を言い出すんだこの悪魔は?!!
不意打ちの言葉に俺の頬に急激に熱が集まる。
流石ドsの悪魔さん…。
カ(ム…こう言う反応もするのか…興味深い…それにしても可愛いな)
俺が顔を隠すように背を向けると、悪魔さんのクツクツと笑う声が聞こえる。
なんなんだよ!このカラス野郎!いきなり爆弾発言すんな!!
あっ…ジマーの事じゃないよ!!
「いいから、こっちへ来い!!」
『うわぁあああん!!!!』
俺は再び悪魔さんによって引きずられるのだった。
*****
「こんなところにいましたの?ナマエ。」
『あ!ノエル!』
建物の中に戻ると、ノエルが待っていた。
どうやら義足の調子は良さそうだ。付け始めたばかりにしては動きが滑らかだ。
さっすが、ノエル!
「どうだ?そろそろ自分の立場がわかってきたか?」
え"!?まだ話すんの!?
カロンの言葉とノエルの反応に俺の体はびくりと震え上がった。
「…………まだ整理できないところがありますわ。でもわたくしの置かれている状況は分かりましたわ…」
よし!逃げよう!!
『………ヌキアシサシアシ』
「忍び足、じゃない。お前も聞くんだ。」
『オエエエエエエエエ!?』
グイッとパーカーの首根っこを引っ張られ、引きずられる。
さっきと同じ状況じゃないか!!
「ナマエは、いつも元気ですわね」
『元気だけが取り柄だからね。』
ドヤ顔をかますと、悪魔さんはため息を一つ吐いた。
お?お?
俺が変な奴みたいに見えるから辞めようぜ?
「話をもどす。小娘、答え合わせしてやろう」
この悪魔さんの一言で周りの空気が一気に冷えた。
主にノエルとカロン。
俺?俺は別に…。
ノエルは恐る恐る口を開く。
まるでこれから死刑宣告をされる囚人の様に。
「………あ…あなたは、わたくしに第2の契約の代償を払わせるためにここに居る。命を捧げた代償に命を捧げろと言うためにここに居るのでしょう?……」
あ、その発想はなかった。
そもそも代償貰うだけだったら勝手に貰ってほっとくのが悪魔でしょ?知らないけど…。
正直、ノエルと悪魔さんの話、全然頭に入んなかったのもあるけど。
「………クク、ククク…………」
悪魔さんが笑う。
その様子にノエルが固唾を飲む。
お?正解か!?
いや!正解だったら俺ノエル守んないと!!
「________不正解だ、小娘。」
「…………え?」
『…!』
どうやら俺の予想が当たったようだ。
これも"ご主人様"のおかげだな。
「私はそんな意味のない取り引きは望まない。いいか、悪魔の契約はもっと汚いものであるべきなのだ。人間が魂を掛け金に、イカサマしようとする。愚かで、醜く、笑えるものでなければならない!」
悪魔さんがノエルに近付きながら説明しているが…
何言ってんのか分かんない…。
しかも絶対話長いパターンでしょ?
逃げたい…