🎵番外編
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「………何してんだよ。」
ホント、柚子の行動ってたまに理解不能。
チョコレートを溶かすってのはバレンタインだし仕方無いってゆーか、
俺にチョコくれんならそれでいんだけど、
「何だ、その量。」
『え?』
俺はそんなに食えないんだけど。
(↑独り占めする気満々)
尋ねてみると、柚子はにっこり笑って答えた。
『今日、バレンタインですから!』
「知ってる。」
『え、あの…みなさんにチョコフォンデュを、と思いまして……』
「だから、何で鍋いっぱいに作ってんだよ。」
『骸さんがたくさん欲しいって言ってたので…。』
骸のヤツ…(怒)
俺が溜め息をつくと、柚子は慌てて顔を覗き込んできた。
『え!?ツナさん、甘いもの苦手でしたっけ!?ご、ごめんなさい!』
「んな事言ってない。」
にしても、まとめてプレゼントかよ…。
確かにココには6人いるし、全員分作ってラッピングとかするのは大変そうだけど…
まとめられんのは気に食わない。
「柚子、」
『はいっ!』
「バレンタイン、それだけ?」
『えっ…?め、メッセージカードとか欲しいんですか?』
「………バカ柚子。」
『えぇ!?もう…ツナさん意味分かりません!!』
柚子はくるっと鍋の方に向き直り、チョコフォンデュ作りに専念し始めた。
俺も方向転換して、大広間に戻った。
---
------
「クフフ…♪楽しみですね、柚子のチョコ。」
「がっついたら咬み殺すから。」
「まーまー、その為にチョコフォンデュになったんだろ?」
「そーだぞ、喧嘩すんなよ。」
大広間では、全員が柚子のチョコフォンデュを心待ちにしていた。
俺も自分の席に座る。
と、そこに。
『出来ましたーっ♪お待たせしてごめんなさい!』
「柚子ーっ!待ちわびましたよーっ♪♪」
『きゃああ!こぼれますっ!こぼしますっ!!』
「てめー骸!ジッと座ってらんねーのか!!」
『獄寺さんダイナマイトしまって下さい!恐怖で手が震えます!!』
びくびくしながら柚子は机の真ん中にチョコフォンデュのセットを置く。
溶かされたチョコと、色とりどりのフルーツ。
『どーぞ、召し上がって下さい♪』
がっつき始める骸。
雲雀さんがそれをトンファーで殴って、
その手を山本が抑えて、
獄寺君は眉間に皺を寄せながらも黙って食べている。
リボーンもご満悦の表情だ。
『ツナさん…?』
「ん?」
『あの…お気に召しませんか?』
ボーッとしてたのか、俺の手は止まっていたらしい。
柚子が心配そうにこっちを見るから、パッと切り替える。
「そんな事ない、おいしいよ。」
『それなら、いいんですけど……』
おいしい。
おいしいんだけどさ、
だからこそ、
皆にも食べられてるってのか嫌なんだよな。
これもある種の、独占欲かな…。
チョコフォンデュパーティーが終わって、柚子は洗い物をする為にキッチンに戻る。
俺は適当な理由をつけて自室に戻った。
こんな時は、仕事でもしよう。
大体柚子は俺達の事を“雇い主達”としか思ってねーんだ。
何期待しようと無駄だよな。
コンコン、
不意に、ドアがノックされる。
『ツナさん、いますか?』
「あぁ柚子か…入って良いよ。」
『失礼します。』
そうっと入って来た柚子は、後ろに何か隠し持ってて、
変な期待ばかりさせる。
『もー、何で部屋に戻っちゃうんですか?』
「仕事たまってたんだよ。」
『そうですか、大変なんですねー…。』
俺の手元を横からジーッと見る柚子。
だから、後ろに何か持ってんのバレバレだっての。
「で、何持ってんだよ。」
『あ、バレてました?』
「当たり前だろ。」
本日何度目かの溜め息をつく俺に、
『はいっ、ツナさん♪』
柚子はソレを差し出した。
目をやった瞬間、固まる。
何でだ?
コイツ、そんな素振りちっとも……
『ツナさんは、特別ですよ!』
「………は?」
思わず飛び出た、疑問の声。
目を見開く俺に、柚子は笑顔を見せる。
つーか今、何て言った…?
“特別”……!??
綺麗に包まれて、リボンの装飾もされたその箱は、
どうみたってバレンタインのチョコレート。
「柚子、お前…何で?」
『だから言ってるじゃないですかー。ツナさんには、特別サービスです!』
本命とか義理とか、
そう言えばそんな呼び名があるなとか思った。
もしかして、これは…
『だって、ツナさんはボスですもんね♪』
「……………は?」
本日2回目だ、こんなアホな声を出すのは。
ちょっと待て。
俺…すっげー恥ずかしい勘違いしたって事か?
うわ…情けねぇ…。
柚子の考え方ってヤツを考慮にいれてなかった…。
それでも…
『あ!他の方には内緒ですよ!』
人差し指を唇に当ててそう言う柚子に、
俺の口元は緩んで。
「柚子、」
『何ですか?』
「…ありがとな。」
不意をつくように抱き寄せて、
髪を撫でた。
『あ、はい…!どーいたしまして…///』
ごにょごにょと言う柚子に、
また愛しさを感じた。
fin.
ホント、柚子の行動ってたまに理解不能。
チョコレートを溶かすってのはバレンタインだし仕方無いってゆーか、
俺にチョコくれんならそれでいんだけど、
「何だ、その量。」
『え?』
俺はそんなに食えないんだけど。
(↑独り占めする気満々)
尋ねてみると、柚子はにっこり笑って答えた。
『今日、バレンタインですから!』
「知ってる。」
『え、あの…みなさんにチョコフォンデュを、と思いまして……』
「だから、何で鍋いっぱいに作ってんだよ。」
『骸さんがたくさん欲しいって言ってたので…。』
骸のヤツ…(怒)
俺が溜め息をつくと、柚子は慌てて顔を覗き込んできた。
『え!?ツナさん、甘いもの苦手でしたっけ!?ご、ごめんなさい!』
「んな事言ってない。」
にしても、まとめてプレゼントかよ…。
確かにココには6人いるし、全員分作ってラッピングとかするのは大変そうだけど…
まとめられんのは気に食わない。
「柚子、」
『はいっ!』
「バレンタイン、それだけ?」
『えっ…?め、メッセージカードとか欲しいんですか?』
「………バカ柚子。」
『えぇ!?もう…ツナさん意味分かりません!!』
柚子はくるっと鍋の方に向き直り、チョコフォンデュ作りに専念し始めた。
俺も方向転換して、大広間に戻った。
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「クフフ…♪楽しみですね、柚子のチョコ。」
「がっついたら咬み殺すから。」
「まーまー、その為にチョコフォンデュになったんだろ?」
「そーだぞ、喧嘩すんなよ。」
大広間では、全員が柚子のチョコフォンデュを心待ちにしていた。
俺も自分の席に座る。
と、そこに。
『出来ましたーっ♪お待たせしてごめんなさい!』
「柚子ーっ!待ちわびましたよーっ♪♪」
『きゃああ!こぼれますっ!こぼしますっ!!』
「てめー骸!ジッと座ってらんねーのか!!」
『獄寺さんダイナマイトしまって下さい!恐怖で手が震えます!!』
びくびくしながら柚子は机の真ん中にチョコフォンデュのセットを置く。
溶かされたチョコと、色とりどりのフルーツ。
『どーぞ、召し上がって下さい♪』
がっつき始める骸。
雲雀さんがそれをトンファーで殴って、
その手を山本が抑えて、
獄寺君は眉間に皺を寄せながらも黙って食べている。
リボーンもご満悦の表情だ。
『ツナさん…?』
「ん?」
『あの…お気に召しませんか?』
ボーッとしてたのか、俺の手は止まっていたらしい。
柚子が心配そうにこっちを見るから、パッと切り替える。
「そんな事ない、おいしいよ。」
『それなら、いいんですけど……』
おいしい。
おいしいんだけどさ、
だからこそ、
皆にも食べられてるってのか嫌なんだよな。
これもある種の、独占欲かな…。
チョコフォンデュパーティーが終わって、柚子は洗い物をする為にキッチンに戻る。
俺は適当な理由をつけて自室に戻った。
こんな時は、仕事でもしよう。
大体柚子は俺達の事を“雇い主達”としか思ってねーんだ。
何期待しようと無駄だよな。
コンコン、
不意に、ドアがノックされる。
『ツナさん、いますか?』
「あぁ柚子か…入って良いよ。」
『失礼します。』
そうっと入って来た柚子は、後ろに何か隠し持ってて、
変な期待ばかりさせる。
『もー、何で部屋に戻っちゃうんですか?』
「仕事たまってたんだよ。」
『そうですか、大変なんですねー…。』
俺の手元を横からジーッと見る柚子。
だから、後ろに何か持ってんのバレバレだっての。
「で、何持ってんだよ。」
『あ、バレてました?』
「当たり前だろ。」
本日何度目かの溜め息をつく俺に、
『はいっ、ツナさん♪』
柚子はソレを差し出した。
目をやった瞬間、固まる。
何でだ?
コイツ、そんな素振りちっとも……
『ツナさんは、特別ですよ!』
「………は?」
思わず飛び出た、疑問の声。
目を見開く俺に、柚子は笑顔を見せる。
つーか今、何て言った…?
“特別”……!??
綺麗に包まれて、リボンの装飾もされたその箱は、
どうみたってバレンタインのチョコレート。
「柚子、お前…何で?」
『だから言ってるじゃないですかー。ツナさんには、特別サービスです!』
本命とか義理とか、
そう言えばそんな呼び名があるなとか思った。
もしかして、これは…
『だって、ツナさんはボスですもんね♪』
「……………は?」
本日2回目だ、こんなアホな声を出すのは。
ちょっと待て。
俺…すっげー恥ずかしい勘違いしたって事か?
うわ…情けねぇ…。
柚子の考え方ってヤツを考慮にいれてなかった…。
それでも…
『あ!他の方には内緒ですよ!』
人差し指を唇に当ててそう言う柚子に、
俺の口元は緩んで。
「柚子、」
『何ですか?』
「…ありがとな。」
不意をつくように抱き寄せて、
髪を撫でた。
『あ、はい…!どーいたしまして…///』
ごにょごにょと言う柚子に、
また愛しさを感じた。
fin.
