🎵番外編
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
ツナさん。
-------------
『コーヒーお持ちしました。』
「あぁ、ありがと。」
コトンと置くと、彼は言う。
「先に寝てろよ。」
『え、でもツナさん…』
「朝早いんだろ?柚子。」
『はい…』
「じゃ、おやすみ。」
こういう時だけ、優しい笑み。
普通の笑み。
ズルい。
『では、お先に失礼します。』
「うん。」
中で繋がった隣の部屋に移動して、
ベッドに寝転がる。
せめてツナさんが終わるまで、と思うんだけど…
『スースー……』
「(クスッ…)」
ホント、寝付きの早い家政婦。
可愛い可愛い俺の婚約者役。
「柚子…」
指示通り開けてある扉を抜けて、柚子の寝顔を見に行く。
顔に掛かる髪をどけて、そのまま頭を撫でた。
「柚子、何の夢見てる?」
『ん…』
小さな小さな、返答とも寝言ともとれる声に、笑みをこぼす。
『ツナ、さ…』
「ん?」
俺の夢、見てる?
可愛いヤツだな、本当に。
「どした?柚子。」
『…横……暴………』
うん、
明日いじめてやろう。
「じゃぁ、そろそろ俺も寝るよ。」
少しだけ間抜けな寝顔を晒す柚子の額に、
唇を落として。
「おやすみ、柚子。」
『ん……』
返事をされたような気分になって、
また笑みがこぼれた。
「いい夢を。」
ある日の夜。
fin.
-------------
『コーヒーお持ちしました。』
「あぁ、ありがと。」
コトンと置くと、彼は言う。
「先に寝てろよ。」
『え、でもツナさん…』
「朝早いんだろ?柚子。」
『はい…』
「じゃ、おやすみ。」
こういう時だけ、優しい笑み。
普通の笑み。
ズルい。
『では、お先に失礼します。』
「うん。」
中で繋がった隣の部屋に移動して、
ベッドに寝転がる。
せめてツナさんが終わるまで、と思うんだけど…
『スースー……』
「(クスッ…)」
ホント、寝付きの早い家政婦。
可愛い可愛い俺の婚約者役。
「柚子…」
指示通り開けてある扉を抜けて、柚子の寝顔を見に行く。
顔に掛かる髪をどけて、そのまま頭を撫でた。
「柚子、何の夢見てる?」
『ん…』
小さな小さな、返答とも寝言ともとれる声に、笑みをこぼす。
『ツナ、さ…』
「ん?」
俺の夢、見てる?
可愛いヤツだな、本当に。
「どした?柚子。」
『…横……暴………』
うん、
明日いじめてやろう。
「じゃぁ、そろそろ俺も寝るよ。」
少しだけ間抜けな寝顔を晒す柚子の額に、
唇を落として。
「おやすみ、柚子。」
『ん……』
返事をされたような気分になって、
また笑みがこぼれた。
「いい夢を。」
ある日の夜。
fin.
8/8ページ