🎼本編
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『あ、あの、ツナさんっ、』
「何だよ。」
『あたし……夕飯の買い物行かなくちゃいけないんですけど…』
抱きしめられる感触が、嫌ってワケじゃなくて。
だけど公園でずっとこのままなのは恥ずかしいし…
それに皆さんがお腹空かせちゃうかもしれないし…
「柚子ってホント、家政婦化してんだな。」
『だ、誰のせいだと思ってんですか!』
「さぁ?」
腕を解いて意地悪な笑みを見せる。
あ、いつものツナさんだ……
もう怒ってないのかな…
そんなことを考えながらボーッとツナさんを見て、ふと気がついた。
『ツナさん、ネクタイ緩んじゃってますよ?』
「ん?あぁ…割と走ってたし。」
『え?』
「……何でもない。」
何故か右手で表情を隠すツナさん。
てか今、「走った」って……
超直感あれば走る必要なんて無いハズなのに、変なの。
『よく分かりませんけど…とにかく、直しますね。』
「あぁ。」
『ちょっと上向いてて下さい。』
「ん。」
首が絞まらないように、慎重に結ぶ。
もし苦しくさせちゃったら、後で何されるか……怖っ。
『はい、出来ました!』
「ありがとう、柚子。」
『いえいえ!では、あたしは買い物行ってきますっ。』
ペコッと頭を下げて、走り出したあたし。
だけど次の瞬間、ガシッと腕を掴まれて。
『えっ…?』
「俺も行くよ、荷物あるんだろ?」
『でも今日はあんまり買いませんし…大丈夫かと……』
「うるさい。ほら行くぞ。」
『あっ、ちょ…ツナさんっ!?』
反論虚しく手を引かれて歩きだす。
この横暴ボスに意見を述べるのが無駄なのかも。
『(んもーっ…)』
繋がれた手に目をやると、余計に恥ずかしくなってしまう。
「で、何処で買ってんの?いつも。」
『えっと…その辺のスーパーで…』
「あ、そ。」
ツナさんの歩幅が思ったより大きくて、(足長いのかな…)あたしは軽く小走りした。
---
------
スーパーでは、かなり注目された。
いつもは普通に買い物出来るハズなのに、今日はちょっと居づらい。
考えてみれば、スーツの男とジャージの女が手を繋いでスーパーに入ってるんだもんね、
仕方ないや…。
『あのー、ツナさん、』
「ん?」
『早く買い物済ませちゃいましょうよ…』
「俺、母さんに言われたんだよね。野菜はよく見て新鮮なのを選んで買えって。」
意外なことに、ツナさんは新鮮な野菜の見分け方もちゃんと知ってて、良いものばかりをカゴに入れた。
居づらかったけど、ツナさんが真面目に野菜を選んでる姿を見ると、何だか少し和んでしまった。
『では今日は、カレーかシチュー………あ!』
「今度は何だよ。」
『タイムセールですっ!』
「おい柚子っ?」
向こうの方で人だかりが出来てて、よく見てみるとお肉が安くなっていた。
『ちょっとあたし行ってきま………』
「ここで待ってろ。」
『えっ!?』
スーツ姿のツナさんが、主婦さん達の中に突入していく。
あ、あんなもみくちゃになったら、スーツにシワが…!
見てられなくて、目をつぶった。
だってもし主婦さんの攻撃がツナさんに当たったら…
ツナさんが絶対零度の黒笑で麻痺させてしまうかもしれない…!!
あたしだって未だにビクッとしちゃうあの黒笑い。
一般人の主婦さんが見たら…ショック受けちゃうよ…ヤバいよツナさん…!!
「ほら、柚子、」
『へ…?』
「何ワケ分かんないことばっか呟いてんだよ。」
『よ…読まないでくださいっ!え?ってゆーか……』
「俺が争奪戦で負けるワケないだろ?」
値引きシールが貼ってあるお肉が、あたしの持ってたカゴに入れられた。
『す、凄いですツナさんっ!ありがとうございます♪』
「惚れ直した?」
『なっ…何言ってんですか!違いますっ!!』
得意気な笑みを前に、あたしはそっぽを向いた。
『感謝してますけど……スーツにシワ付いちゃってるじゃないですか。』
「ん?あぁ…いいよ、こんぐらい。」
『良くないです!誰がクリーニング屋さんに持ってくと思ってんですか!』
「柚子だろ?」
む~~~~っ!
こうもハッキリと言われると反論出来ない…!
開き直っちゃってさ、もう!
まぁ明日は早く授業が終わる日だし、
どうせだから皆さんのスーツまとめてクリーニング出しちゃおっと。
『(あ、カレー粉安い…)』
「俺、中辛派。」
『えっ?そうなんですか!?』
今まで辛口にしちゃってた…。
だって皆さん毒舌だし意地悪だから、絶対辛口派だとばかり…
「柚子、喧嘩売ってる?」
『めめめ滅相もございません!!』
「とにかく、今度から中辛な。」
『了解ですっ!』
良かった、7号館にも中辛派がいたんだ。
それがツナさんだったのは物凄く意外だけど。
「何?柚子も中辛好き?」
『はい、ツナさんと一緒ですよ♪』
妙に仲間意識が芽生えて、口元が緩んだ。
ツナさんは「そっか」と言いながら、またあたしの手を握る。
『あ!大変です!』
「何だよ、買い忘れ?」
『えぇ、骸さんの一口チョコを…』
「アイツ消費早いんだよ、禁止令出そっかな。」
『それは可哀想ですよ、大好物なのに。』
ツナさんの呟きに反対したら、ちょっとムッとされた。
ヤバい、不機嫌モード…!?
「じゃあ柚子、俺の好物知ってる?」
『え?えーっと………』
知りませんよ、聞いたことないもん!
骸さんは荷物持ちの時に散々チョコをねだってたから覚えちゃっただけで…
悩み始めたあたしに、ツナさんは溜め息。
と、その瞬間パッと閃いた。
『分かりました!中辛カレー!!』
「……それさっきの、」
『さっきおっしゃってましたよねっ、あたしと同じだからすぐ覚えられました!』
これじゃ、ダメかな…?
ちょっと無理あるかな…?
だけど真面目に聞いたこと無い割には良い答えを編み出したと思う!
努力を誉めて!!
「ったく、しょーがねーな。」
諦めたように一息吐いて、可笑しそうに苦笑する。
「今回はそれで許してやるよ。」
『ほ、ホントですかっ!?ありがとうございます!絶対覚えておきますっ!!』
不機嫌モード回避!やったぁ!
『あ、それと雲雀さん用に煎茶買わなくちゃ!』
「ん?」
『あとは山本さんの牛乳inゼリーと、了平さんのポカリと…』
「おい柚子…」
『獄寺さんには…………ツナさん?』
気がついたら、何故かまたツナさんはムッとしていた。
え、ちょ…また注意報!??
『あの、えと…皆さん教えて下さったんですよ!?別にあたしから聞いたとかじゃなくて……』
「もういいよ、早くカゴに入れて来い。」
『は、はい…』
あー…何でこうすぐにダメになっちゃうんだろう……
あたし、そんなに不注意かな…
だけどツナさんの好物なんて本当に聞いたこと無いし、
ツナさんが何かを特別美味しそうに食べてるのなんて見たことない……
とりあえず他の皆さんの為の物は全て揃え、ツナさんが待ってるトコに戻って来た。
『お待たせしました!』
「もうレジ行く?」
『はい。』
お会計をパパッと済ませ、商品を袋に詰めて行く。
ツナさんのスーツは相変わらず目立ってたけど、もう気にしないことにした。
何たって、本人が普通にしてんだもん。
あたしばっかり気にしちゃうなんて、バカみたいだし。
『よし、詰め込み完了です。』
「帰るか。」
『あっ…』
あり得ないくらいナチュラルに、詰め終わったビニール袋を持つツナさん。
(今日はエコバック忘れた)
『あの、』
「持つって言ったろ。」
『ありがとう、ございます…』
こーゆートコは、やっぱり素敵だなって思っちゃう。
何気ない仕草にぐらついちゃう辺り、あたしもまだまだ免疫不足。
「柚子、手。」
『え、あ…!』
グイッと引っ張られて、隣を歩かされて。
『ツナさん、スーツとジャージのコンビって……かなり目立つんですけど…』
「それが何だよ。」
『いえ、別に…。てゆーか!どうして今日、お買い物付き合ってくれたんですか?』
予想した通り、そこまで荷物は重くなってない。
あたしでも普通に持てるくらいだから、わざわざ持って頂く必要は無かった気がする。
「お前は何処まで鈍いんだよ、柚子。」
『へ?』
「俺が、公園まで誰を迎えに行ったと思ってんだ。」
『えっと……あたし、ですか?』
「そ。なのに何で一人で帰らなくちゃいけねーんだよ、柚子がいるのに。」
『ツナさん…』
もしかして…
一人で帰るの寂しかった…?
横暴ボスともあろうツナさんが!?
「何かまた失礼なこと…」
『言ってません!』
心を読まれてビクッと跳ねあがったあたしは、勇気を振り絞ってツナさんの手を握り返した。
「柚子?」
『今日は、ありがとうございました!お買い物、付き合ってくれて。』
不機嫌警報出たり、色々ビクッとさせられたけど…
『ツナさんの意外な面が見れて、何だか嬉しかったです♪』
「……そーかよ…///」
それからツナさんは、帰るまでほとんど目を逸らしていた。
変だなーと思いながら、今度“中辛同盟”でも作ろうかな…とあたしは考えていた。
ロンド
変わらぬ日常の繰り返しに見えて、何かは少しずつ変わってく
continue...
「何だよ。」
『あたし……夕飯の買い物行かなくちゃいけないんですけど…』
抱きしめられる感触が、嫌ってワケじゃなくて。
だけど公園でずっとこのままなのは恥ずかしいし…
それに皆さんがお腹空かせちゃうかもしれないし…
「柚子ってホント、家政婦化してんだな。」
『だ、誰のせいだと思ってんですか!』
「さぁ?」
腕を解いて意地悪な笑みを見せる。
あ、いつものツナさんだ……
もう怒ってないのかな…
そんなことを考えながらボーッとツナさんを見て、ふと気がついた。
『ツナさん、ネクタイ緩んじゃってますよ?』
「ん?あぁ…割と走ってたし。」
『え?』
「……何でもない。」
何故か右手で表情を隠すツナさん。
てか今、「走った」って……
超直感あれば走る必要なんて無いハズなのに、変なの。
『よく分かりませんけど…とにかく、直しますね。』
「あぁ。」
『ちょっと上向いてて下さい。』
「ん。」
首が絞まらないように、慎重に結ぶ。
もし苦しくさせちゃったら、後で何されるか……怖っ。
『はい、出来ました!』
「ありがとう、柚子。」
『いえいえ!では、あたしは買い物行ってきますっ。』
ペコッと頭を下げて、走り出したあたし。
だけど次の瞬間、ガシッと腕を掴まれて。
『えっ…?』
「俺も行くよ、荷物あるんだろ?」
『でも今日はあんまり買いませんし…大丈夫かと……』
「うるさい。ほら行くぞ。」
『あっ、ちょ…ツナさんっ!?』
反論虚しく手を引かれて歩きだす。
この横暴ボスに意見を述べるのが無駄なのかも。
『(んもーっ…)』
繋がれた手に目をやると、余計に恥ずかしくなってしまう。
「で、何処で買ってんの?いつも。」
『えっと…その辺のスーパーで…』
「あ、そ。」
ツナさんの歩幅が思ったより大きくて、(足長いのかな…)あたしは軽く小走りした。
---
------
スーパーでは、かなり注目された。
いつもは普通に買い物出来るハズなのに、今日はちょっと居づらい。
考えてみれば、スーツの男とジャージの女が手を繋いでスーパーに入ってるんだもんね、
仕方ないや…。
『あのー、ツナさん、』
「ん?」
『早く買い物済ませちゃいましょうよ…』
「俺、母さんに言われたんだよね。野菜はよく見て新鮮なのを選んで買えって。」
意外なことに、ツナさんは新鮮な野菜の見分け方もちゃんと知ってて、良いものばかりをカゴに入れた。
居づらかったけど、ツナさんが真面目に野菜を選んでる姿を見ると、何だか少し和んでしまった。
『では今日は、カレーかシチュー………あ!』
「今度は何だよ。」
『タイムセールですっ!』
「おい柚子っ?」
向こうの方で人だかりが出来てて、よく見てみるとお肉が安くなっていた。
『ちょっとあたし行ってきま………』
「ここで待ってろ。」
『えっ!?』
スーツ姿のツナさんが、主婦さん達の中に突入していく。
あ、あんなもみくちゃになったら、スーツにシワが…!
見てられなくて、目をつぶった。
だってもし主婦さんの攻撃がツナさんに当たったら…
ツナさんが絶対零度の黒笑で麻痺させてしまうかもしれない…!!
あたしだって未だにビクッとしちゃうあの黒笑い。
一般人の主婦さんが見たら…ショック受けちゃうよ…ヤバいよツナさん…!!
「ほら、柚子、」
『へ…?』
「何ワケ分かんないことばっか呟いてんだよ。」
『よ…読まないでくださいっ!え?ってゆーか……』
「俺が争奪戦で負けるワケないだろ?」
値引きシールが貼ってあるお肉が、あたしの持ってたカゴに入れられた。
『す、凄いですツナさんっ!ありがとうございます♪』
「惚れ直した?」
『なっ…何言ってんですか!違いますっ!!』
得意気な笑みを前に、あたしはそっぽを向いた。
『感謝してますけど……スーツにシワ付いちゃってるじゃないですか。』
「ん?あぁ…いいよ、こんぐらい。」
『良くないです!誰がクリーニング屋さんに持ってくと思ってんですか!』
「柚子だろ?」
む~~~~っ!
こうもハッキリと言われると反論出来ない…!
開き直っちゃってさ、もう!
まぁ明日は早く授業が終わる日だし、
どうせだから皆さんのスーツまとめてクリーニング出しちゃおっと。
『(あ、カレー粉安い…)』
「俺、中辛派。」
『えっ?そうなんですか!?』
今まで辛口にしちゃってた…。
だって皆さん毒舌だし意地悪だから、絶対辛口派だとばかり…
「柚子、喧嘩売ってる?」
『めめめ滅相もございません!!』
「とにかく、今度から中辛な。」
『了解ですっ!』
良かった、7号館にも中辛派がいたんだ。
それがツナさんだったのは物凄く意外だけど。
「何?柚子も中辛好き?」
『はい、ツナさんと一緒ですよ♪』
妙に仲間意識が芽生えて、口元が緩んだ。
ツナさんは「そっか」と言いながら、またあたしの手を握る。
『あ!大変です!』
「何だよ、買い忘れ?」
『えぇ、骸さんの一口チョコを…』
「アイツ消費早いんだよ、禁止令出そっかな。」
『それは可哀想ですよ、大好物なのに。』
ツナさんの呟きに反対したら、ちょっとムッとされた。
ヤバい、不機嫌モード…!?
「じゃあ柚子、俺の好物知ってる?」
『え?えーっと………』
知りませんよ、聞いたことないもん!
骸さんは荷物持ちの時に散々チョコをねだってたから覚えちゃっただけで…
悩み始めたあたしに、ツナさんは溜め息。
と、その瞬間パッと閃いた。
『分かりました!中辛カレー!!』
「……それさっきの、」
『さっきおっしゃってましたよねっ、あたしと同じだからすぐ覚えられました!』
これじゃ、ダメかな…?
ちょっと無理あるかな…?
だけど真面目に聞いたこと無い割には良い答えを編み出したと思う!
努力を誉めて!!
「ったく、しょーがねーな。」
諦めたように一息吐いて、可笑しそうに苦笑する。
「今回はそれで許してやるよ。」
『ほ、ホントですかっ!?ありがとうございます!絶対覚えておきますっ!!』
不機嫌モード回避!やったぁ!
『あ、それと雲雀さん用に煎茶買わなくちゃ!』
「ん?」
『あとは山本さんの牛乳inゼリーと、了平さんのポカリと…』
「おい柚子…」
『獄寺さんには…………ツナさん?』
気がついたら、何故かまたツナさんはムッとしていた。
え、ちょ…また注意報!??
『あの、えと…皆さん教えて下さったんですよ!?別にあたしから聞いたとかじゃなくて……』
「もういいよ、早くカゴに入れて来い。」
『は、はい…』
あー…何でこうすぐにダメになっちゃうんだろう……
あたし、そんなに不注意かな…
だけどツナさんの好物なんて本当に聞いたこと無いし、
ツナさんが何かを特別美味しそうに食べてるのなんて見たことない……
とりあえず他の皆さんの為の物は全て揃え、ツナさんが待ってるトコに戻って来た。
『お待たせしました!』
「もうレジ行く?」
『はい。』
お会計をパパッと済ませ、商品を袋に詰めて行く。
ツナさんのスーツは相変わらず目立ってたけど、もう気にしないことにした。
何たって、本人が普通にしてんだもん。
あたしばっかり気にしちゃうなんて、バカみたいだし。
『よし、詰め込み完了です。』
「帰るか。」
『あっ…』
あり得ないくらいナチュラルに、詰め終わったビニール袋を持つツナさん。
(今日はエコバック忘れた)
『あの、』
「持つって言ったろ。」
『ありがとう、ございます…』
こーゆートコは、やっぱり素敵だなって思っちゃう。
何気ない仕草にぐらついちゃう辺り、あたしもまだまだ免疫不足。
「柚子、手。」
『え、あ…!』
グイッと引っ張られて、隣を歩かされて。
『ツナさん、スーツとジャージのコンビって……かなり目立つんですけど…』
「それが何だよ。」
『いえ、別に…。てゆーか!どうして今日、お買い物付き合ってくれたんですか?』
予想した通り、そこまで荷物は重くなってない。
あたしでも普通に持てるくらいだから、わざわざ持って頂く必要は無かった気がする。
「お前は何処まで鈍いんだよ、柚子。」
『へ?』
「俺が、公園まで誰を迎えに行ったと思ってんだ。」
『えっと……あたし、ですか?』
「そ。なのに何で一人で帰らなくちゃいけねーんだよ、柚子がいるのに。」
『ツナさん…』
もしかして…
一人で帰るの寂しかった…?
横暴ボスともあろうツナさんが!?
「何かまた失礼なこと…」
『言ってません!』
心を読まれてビクッと跳ねあがったあたしは、勇気を振り絞ってツナさんの手を握り返した。
「柚子?」
『今日は、ありがとうございました!お買い物、付き合ってくれて。』
不機嫌警報出たり、色々ビクッとさせられたけど…
『ツナさんの意外な面が見れて、何だか嬉しかったです♪』
「……そーかよ…///」
それからツナさんは、帰るまでほとんど目を逸らしていた。
変だなーと思いながら、今度“中辛同盟”でも作ろうかな…とあたしは考えていた。
ロンド
変わらぬ日常の繰り返しに見えて、何かは少しずつ変わってく
continue...