🎼本編
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『あら。』
戸棚を開けて、ふと気がついた。
『コーヒー豆、切れちゃった…。』
ツナさん達は毎食後にコーヒーを飲むから、コーヒー豆消費量が半端ない。
『うーん…こーゆー時は…』
あたしはとりあえずコーヒー豆を買いに外に出た。
まぁ、あのツナさんだし、
普通のスーパーで買えるような安物で納得するハズないんだけど、
…あたしがそんな高級なのを調達出来るワケないし。
ってゆーか…
『(一人での外出久しぶりーっ♪)』
しばらく歩いて、やっとスーパーの前に来た、
その時。
「柚子!」
『……へ?』
突然呼びかけられて振り向くと、
『ごっ…獄寺さん!??』
何やら焦った表情でこっちに向かって駆けて来る獄寺さん。
「何してんだ柚子!アジトにいるんじゃ…」
『コーヒー豆買おうと思いまして…獄寺さんは?』
「俺はタバコを……って違ぇよ!!柚子、10代目に許可取ったのか!?」
『えぇ!?取るワケないじゃないですか!』
あたし、そこまで束縛された覚えないもん!
「家政婦なんだろ、それくらい常識だ!」
や…ば…い……!
獄寺さんがココにいる
↓
ツナさんの授業はない
↓
でも7号館にいなかった
↓
そう言えば仕事って言ってた
↓
確か2:00まで…
咄嗟に腕時計を確認し、
青ざめたのは言うまでもない。
『にっ…2時10分ーー!!!』
殺される!
あの黒い笑顔に殺される!!
『あ、あたし戻らないと…!!』
「バイク乗ってけ!」
『えっ…?あ、ハイ!』
獄寺さんがヘルメットをスルーパス。
あたしは何とかキャッチして、バイクに飛び乗る。
『あ、あのっ…』
「あぁ!?」
『どうして…あたしの手助け……』
振り返ってみれば、
横暴な扱いを受けた記憶が8割を占めていて、
だからこそ獄寺さんの行動はすごく神様に思えた。
でもいざ問いかけてみると…
「柚子のせいで10代目が不機嫌になるからに決まってんだろ!!」
はい、分かってました。
この人は10代目第一なんですよね。
「悪ぃか!?」
『いえ!』
聞こえてたのか…!
つーか…
あたしのせいで…?
ツナさんが不機嫌になる…??
『それって一体…』
「何だよ…そんな事もわかんねーのか…」
ため息をつかれた。
いや、分かんないモノは分かんないし。
「柚子が自分で思ってるより、影響力ってのを持ってるって事だ。」
バイクの音が五月蝿く響く中、
獄寺さんの言葉が耳に届く。
そう言えば、似たような事をこないだ言われたような気が………
---「お前は自分で思ってるより周りに気に入られてんだ。」
そうだ…
リボーンさんに言われたんだった…。
………何にせよ謎だけどさ。
「もうすぐ着くぜ。」
『はいっ!ホントすみません、えっと……』
「下らねー挨拶は後だ!俺がバイク止めたら全速力で7号館駆け込め!」
『は、はいっ!』
「“ずっと居ました”っつー雰囲気をかもし出しとけよ!」
『了解ですっ!』
注文多いなー…。
「おめーの為でもあるんだぞ!!」
『はいっ!承知してますっ!!』
「分かってんなら文句言うんじゃねぇ!」
『…はい。』
キキーッ、
物凄いブレーキ音がして、あたしは前につんのめりそうになる。
だけど、獄寺さんの背中が目の前にあって、上手く防いでくれた。
「行け!柚子!」
『はいっ!』
ヘルメットを獄寺さんに渡してダッシュで7号館へと急ぐ。
神様、お願いです!
ツナさんがまだ帰ってませんよーに!!
すると…
「クフフ、柚子じゃないですか。全速力でどうしたんです?」
『どひゃあっ!!』
今1番会いたくない骸さんが、後ろから全速力で追いかけて来た。
というか既に距離が縮まって隣を走ってる。
うぅ…余裕な表情が何とも言えないイライラを募らせる。
「急いでる割には遅いですね。」
『これでもっ…必死です!!』
「僕が引っぱってあげましょう♪」
『えっ…ちょっ……』
グイッ、
『きゃあっ!』
足が絡まりそうな感じに、速く走ってるあたしと骸さん。
目が回りそう。
「何処までダッシュするんですか?」
『7号館のっ……入…り口…ですっ…』
息切れが激しい。
骸さんはまだ大丈夫な感じ。
『(ツナさん…いませんように!)』
見つかった時の仕打ちが怖い。
こんな家政婦生活って…
自分が哀れになってきた。
バンッ、
骸さんと一緒に7号館に滑り込んだ。
辺りを見回す限り、ツナさんはいない模様。
『(良かったぁ~…)』
あたしはホッと一安心。
「柚子、」
『げ。』
忘れてた。
手を握られたままだった。
ヤバい、
ヤバい、
ヘンタイの餌食になる!!!
(滝汗)
「僕が一緒に走らなければ、柚子は今ココにいなかったんですよ?」
『し、知ってます…。えと、ありがとうございました…。』
顔を引きつらせながらお礼を言っても、
やはり骸さんには通じない。
「柚子、今日一日でいいですから僕のモノに…」
『お断りします!!///』
「おやおや、真っ赤になって可愛いですね♪」
あ~~~~っ!!!
どうしてよりによって骸さんと走っちゃったんだろう!?
自分で頑張れば良かった…。
ってゆーか、
一緒に走っただけでお礼請求とかどーよ!?
この人ってば恩着せがましい!!
「クフフ、それほどでも♪」
『褒めてません。』
「柚子の言葉は全て褒め言葉ですよ♪」
あ、嬉しくない。
『ちょ、ちょっと待って下さい。あたしは忙しいんです。コーヒー豆が…』
「そう言えば切れてましたね。僕が業者に頼んでおきましょう。」
何でこんなトコだけ気が利くの!?
ついでに離して下さい!!
「それと、綱吉から伝言です。今日は帰りが4時になるそうで。」
『えぇ!!?』
走った意味ないじゃん!!!
あぁ…
物凄く後悔。
だったらあたし、骸さんと手を繋ぐ必要も無かったって事か。
「と、言うワケで僕の部屋に…」
『行くワケないじゃないですかぁ!誰かーー!!』
必死で叫んだ、
その時だった。
「てめー骸!!柚子から離れろ!!」
ドガッ、
『……え?』
遠くからダッシュでやって来て、
綺麗に骸さんにだけ蹴りを入れたのは、
獄寺さんだった。
状況の飲み込めないあたしは、呆然とその場に立ち尽くす。
『獄寺さん…ですか?』
「あ?ついに頭狂ったか。」
『違います!』
だって、今日はすごくたくさん助けてくれたから。
横暴な仕打ちを受ける日々の中、本当に嬉しくなったんです。
骸さんは気絶してしまって、動かない。
あたしはとりあえず大広間のソファに骸さんを運ぶ。
獄寺さんも手伝ってくれた。
「ったく…」
一人用の椅子に座りながら、獄寺さんはあたしに言った。
「ヘンタイってのは反発されるとエスカレートすんだよ。常識だろーが。」
『そんな常識…知りたくもありませんでした。』
「骸がいるんだ、覚えとけ。」
『…はい。』
頭が上がらない…
『あ、あの!』
「あ?」
『バイクの時といい、さっきといい、ホントありがとうございました!』
深くお辞儀をして、感謝の気持ちを伝える。
すると獄寺さんは、タバコをふかしながらいった。
「俺は10代目の為にそうしただけだ。」
『へ?』
あたしが骸さんに迫られるのと、
ツナさんのご機嫌が関係ある……と?
疑問符を浮かべるあたしに、獄寺さんは面倒くさそうに付け加える。
「さっきも言っただろーが。柚子の影響は自分で思ってるよりデカいんだよ。」
『はぁ…』
「だから、柚子から俺への礼はいらねぇよ。」
そう言ってそっぽを向く獄寺さん。
「俺に感謝したかったら、10代目の事もっと考えろ。」
その言葉で、何となーくだけど分かった。
この人は、
よく分からないけどツナさんをとっても大事にしてる。
ツナさんの幸せが自分の幸せだって思ってる。
だから…
(どーしてか不明だけど)
あたしがツナさんの為を思って働けば、
ツナさんの幸せになって、
獄寺さんの幸せになるようだ。
要するに、
“自分は今回10代目の為に動いたから、感謝される謂れはない”
って事みたい。
だけど…
『獄寺さん、』
「…今度は何だよ。」
思い切って話しかければ、
優しい彼は返事をしてくれる。
『獄寺さんが誰の為を思ってたかは関係無いです!』
「何だよ、急に…」
『あたしは、さっき獄寺さんが助けてくれた事に感謝します♪』
他の人の為の行為が、
違う人を助ける事だって、あるんだもの。
『理由と状況がどーであれ、助けてくれた人には感謝!』
ピンと人差し指を立てると同時に、
獄寺さんが横目であたしを見たのが分かった。
『とりあえず、それがあたしの常識ですから♪』
意味不明、という表情をする獄寺さん。
『今度、獄寺さんのお部屋の掃除は特別頑張ります!!』
家政婦のあたしには、そんな恩返しが精一杯。
「………けっ、好きにしろよ。」
再びそっぽを向いた獄寺さんは、しばらくこっちを向かなかった。
コモンセンス
横暴で非常識な世界にも、きちんとあった優しさの常識
continue…
戸棚を開けて、ふと気がついた。
『コーヒー豆、切れちゃった…。』
ツナさん達は毎食後にコーヒーを飲むから、コーヒー豆消費量が半端ない。
『うーん…こーゆー時は…』
あたしはとりあえずコーヒー豆を買いに外に出た。
まぁ、あのツナさんだし、
普通のスーパーで買えるような安物で納得するハズないんだけど、
…あたしがそんな高級なのを調達出来るワケないし。
ってゆーか…
『(一人での外出久しぶりーっ♪)』
しばらく歩いて、やっとスーパーの前に来た、
その時。
「柚子!」
『……へ?』
突然呼びかけられて振り向くと、
『ごっ…獄寺さん!??』
何やら焦った表情でこっちに向かって駆けて来る獄寺さん。
「何してんだ柚子!アジトにいるんじゃ…」
『コーヒー豆買おうと思いまして…獄寺さんは?』
「俺はタバコを……って違ぇよ!!柚子、10代目に許可取ったのか!?」
『えぇ!?取るワケないじゃないですか!』
あたし、そこまで束縛された覚えないもん!
「家政婦なんだろ、それくらい常識だ!」
や…ば…い……!
獄寺さんがココにいる
↓
ツナさんの授業はない
↓
でも7号館にいなかった
↓
そう言えば仕事って言ってた
↓
確か2:00まで…
咄嗟に腕時計を確認し、
青ざめたのは言うまでもない。
『にっ…2時10分ーー!!!』
殺される!
あの黒い笑顔に殺される!!
『あ、あたし戻らないと…!!』
「バイク乗ってけ!」
『えっ…?あ、ハイ!』
獄寺さんがヘルメットをスルーパス。
あたしは何とかキャッチして、バイクに飛び乗る。
『あ、あのっ…』
「あぁ!?」
『どうして…あたしの手助け……』
振り返ってみれば、
横暴な扱いを受けた記憶が8割を占めていて、
だからこそ獄寺さんの行動はすごく神様に思えた。
でもいざ問いかけてみると…
「柚子のせいで10代目が不機嫌になるからに決まってんだろ!!」
はい、分かってました。
この人は10代目第一なんですよね。
「悪ぃか!?」
『いえ!』
聞こえてたのか…!
つーか…
あたしのせいで…?
ツナさんが不機嫌になる…??
『それって一体…』
「何だよ…そんな事もわかんねーのか…」
ため息をつかれた。
いや、分かんないモノは分かんないし。
「柚子が自分で思ってるより、影響力ってのを持ってるって事だ。」
バイクの音が五月蝿く響く中、
獄寺さんの言葉が耳に届く。
そう言えば、似たような事をこないだ言われたような気が………
---「お前は自分で思ってるより周りに気に入られてんだ。」
そうだ…
リボーンさんに言われたんだった…。
………何にせよ謎だけどさ。
「もうすぐ着くぜ。」
『はいっ!ホントすみません、えっと……』
「下らねー挨拶は後だ!俺がバイク止めたら全速力で7号館駆け込め!」
『は、はいっ!』
「“ずっと居ました”っつー雰囲気をかもし出しとけよ!」
『了解ですっ!』
注文多いなー…。
「おめーの為でもあるんだぞ!!」
『はいっ!承知してますっ!!』
「分かってんなら文句言うんじゃねぇ!」
『…はい。』
キキーッ、
物凄いブレーキ音がして、あたしは前につんのめりそうになる。
だけど、獄寺さんの背中が目の前にあって、上手く防いでくれた。
「行け!柚子!」
『はいっ!』
ヘルメットを獄寺さんに渡してダッシュで7号館へと急ぐ。
神様、お願いです!
ツナさんがまだ帰ってませんよーに!!
すると…
「クフフ、柚子じゃないですか。全速力でどうしたんです?」
『どひゃあっ!!』
今1番会いたくない骸さんが、後ろから全速力で追いかけて来た。
というか既に距離が縮まって隣を走ってる。
うぅ…余裕な表情が何とも言えないイライラを募らせる。
「急いでる割には遅いですね。」
『これでもっ…必死です!!』
「僕が引っぱってあげましょう♪」
『えっ…ちょっ……』
グイッ、
『きゃあっ!』
足が絡まりそうな感じに、速く走ってるあたしと骸さん。
目が回りそう。
「何処までダッシュするんですか?」
『7号館のっ……入…り口…ですっ…』
息切れが激しい。
骸さんはまだ大丈夫な感じ。
『(ツナさん…いませんように!)』
見つかった時の仕打ちが怖い。
こんな家政婦生活って…
自分が哀れになってきた。
バンッ、
骸さんと一緒に7号館に滑り込んだ。
辺りを見回す限り、ツナさんはいない模様。
『(良かったぁ~…)』
あたしはホッと一安心。
「柚子、」
『げ。』
忘れてた。
手を握られたままだった。
ヤバい、
ヤバい、
ヘンタイの餌食になる!!!
(滝汗)
「僕が一緒に走らなければ、柚子は今ココにいなかったんですよ?」
『し、知ってます…。えと、ありがとうございました…。』
顔を引きつらせながらお礼を言っても、
やはり骸さんには通じない。
「柚子、今日一日でいいですから僕のモノに…」
『お断りします!!///』
「おやおや、真っ赤になって可愛いですね♪」
あ~~~~っ!!!
どうしてよりによって骸さんと走っちゃったんだろう!?
自分で頑張れば良かった…。
ってゆーか、
一緒に走っただけでお礼請求とかどーよ!?
この人ってば恩着せがましい!!
「クフフ、それほどでも♪」
『褒めてません。』
「柚子の言葉は全て褒め言葉ですよ♪」
あ、嬉しくない。
『ちょ、ちょっと待って下さい。あたしは忙しいんです。コーヒー豆が…』
「そう言えば切れてましたね。僕が業者に頼んでおきましょう。」
何でこんなトコだけ気が利くの!?
ついでに離して下さい!!
「それと、綱吉から伝言です。今日は帰りが4時になるそうで。」
『えぇ!!?』
走った意味ないじゃん!!!
あぁ…
物凄く後悔。
だったらあたし、骸さんと手を繋ぐ必要も無かったって事か。
「と、言うワケで僕の部屋に…」
『行くワケないじゃないですかぁ!誰かーー!!』
必死で叫んだ、
その時だった。
「てめー骸!!柚子から離れろ!!」
ドガッ、
『……え?』
遠くからダッシュでやって来て、
綺麗に骸さんにだけ蹴りを入れたのは、
獄寺さんだった。
状況の飲み込めないあたしは、呆然とその場に立ち尽くす。
『獄寺さん…ですか?』
「あ?ついに頭狂ったか。」
『違います!』
だって、今日はすごくたくさん助けてくれたから。
横暴な仕打ちを受ける日々の中、本当に嬉しくなったんです。
骸さんは気絶してしまって、動かない。
あたしはとりあえず大広間のソファに骸さんを運ぶ。
獄寺さんも手伝ってくれた。
「ったく…」
一人用の椅子に座りながら、獄寺さんはあたしに言った。
「ヘンタイってのは反発されるとエスカレートすんだよ。常識だろーが。」
『そんな常識…知りたくもありませんでした。』
「骸がいるんだ、覚えとけ。」
『…はい。』
頭が上がらない…
『あ、あの!』
「あ?」
『バイクの時といい、さっきといい、ホントありがとうございました!』
深くお辞儀をして、感謝の気持ちを伝える。
すると獄寺さんは、タバコをふかしながらいった。
「俺は10代目の為にそうしただけだ。」
『へ?』
あたしが骸さんに迫られるのと、
ツナさんのご機嫌が関係ある……と?
疑問符を浮かべるあたしに、獄寺さんは面倒くさそうに付け加える。
「さっきも言っただろーが。柚子の影響は自分で思ってるよりデカいんだよ。」
『はぁ…』
「だから、柚子から俺への礼はいらねぇよ。」
そう言ってそっぽを向く獄寺さん。
「俺に感謝したかったら、10代目の事もっと考えろ。」
その言葉で、何となーくだけど分かった。
この人は、
よく分からないけどツナさんをとっても大事にしてる。
ツナさんの幸せが自分の幸せだって思ってる。
だから…
(どーしてか不明だけど)
あたしがツナさんの為を思って働けば、
ツナさんの幸せになって、
獄寺さんの幸せになるようだ。
要するに、
“自分は今回10代目の為に動いたから、感謝される謂れはない”
って事みたい。
だけど…
『獄寺さん、』
「…今度は何だよ。」
思い切って話しかければ、
優しい彼は返事をしてくれる。
『獄寺さんが誰の為を思ってたかは関係無いです!』
「何だよ、急に…」
『あたしは、さっき獄寺さんが助けてくれた事に感謝します♪』
他の人の為の行為が、
違う人を助ける事だって、あるんだもの。
『理由と状況がどーであれ、助けてくれた人には感謝!』
ピンと人差し指を立てると同時に、
獄寺さんが横目であたしを見たのが分かった。
『とりあえず、それがあたしの常識ですから♪』
意味不明、という表情をする獄寺さん。
『今度、獄寺さんのお部屋の掃除は特別頑張ります!!』
家政婦のあたしには、そんな恩返しが精一杯。
「………けっ、好きにしろよ。」
再びそっぽを向いた獄寺さんは、しばらくこっちを向かなかった。
コモンセンス
横暴で非常識な世界にも、きちんとあった優しさの常識
continue…