ヴァリアー編
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檸檬、
俺、絶対勝つからね♪
---
檸檬、
絶対ヴァリアーに行かせたりしねぇからな。
獄寺隼人VSベルフェゴール
「約束の時間に間に合いましたので、勝負への参加を認めます。」
「焦らせやがって、寝坊か?」
「んなワケねーだろ!」
隼人は、ギリギリで技を完成させたみたい。
良かった……のかな?
「それでは、戦闘フィールドの説明に移ります。今宵の戦闘フィールドは、校舎3階全体。」
「勿論、この棟と繋がる東棟も含まれ、廊下だけでなく教室も認めます。」
隼人の得意な、遮蔽物のあるフィールド。
勿論、ベルだって苦手なワケじゃない。
同じ、嵐の守護者だから。
「ただし、」
チェルベッロが言うと同時に、物凄い風が吹き荒れて、机が吹っ飛んだ。
『なっ…!』
「フィールドのあらゆる場所に、このようなハリケーンタービンが仕掛けてあります。」
ハリケーンタービンからは、ランダムに4方向に突風を発生させるらしい。
「あの風をくらったら、外に吹っ飛ばされるぞ!!」
「滅茶苦茶だぜ…」
「そして今回は勝負に時間制限を設けます。」
「開始15分後にどちらかが勝利していなければ、ハリケーンタービンに仕掛けられた時限爆弾が爆発します。」
「そ、そんなっ…!じゃぁ勝負が付かなければ2人とも……」
青い顔をするツナに、チェルベッロはさらりと答える。
「死ぬでしょう。」
「どちらも嵐の守護者に相応しくないという事です。」
それはきっと…
ボスの考え。
「やはり奴は本気になったみてーだな。」
「何て事を…」
「デスマッチかよ、おもしれーじゃねーか。」
隼人がぐっと拳を握った。
と、その時。
「何だ?今のガラスの音は。」
『(この声…)』
「怪我人はいねーか?」
チェルベッロの胸を揉みながら、シャマルさん登場…(汗)
「なっ!」
ゴッ!!
『シャマルさんっ!!』
「のへーーー!!」
あたしは咄嗟に駆け寄った。
シャマルさんは鼻から血を出している。
痛かったんだろうなぁ。
『だ、大丈夫ですか?』
「檸檬ちゃん……優しいねぇ。おじさんがチューしてあげる♪」
「檸檬に触んないでくれる?」
『わわっ!!』
シャマルさんの顔が近付く前に、ベルがあたしの腕を引っ張ってギュッと抱き寄せた。
『べ、ベル!!///』
「檸檬、優しいのはいーけどさ、ほどほどにね。」
『で、でも………』
「つかアレ、誰?」
ベルの問いに、マーモンが答えた。
「トライデント・シャマル……噂では2世代前のヴァリアーにスカウトされ、それを断った程の男。」
「何してんだよ、おめーは!!」
「ほら、バリーンって音したからさ、怪我人はいねーかと思ってな。それに、お前の勝負冷やかしてーしよ。」
「けっ。」
やっぱりシャマルさんも、隼人の勝負が心配だったんだ。
ところで…
『ベル、』
「ん?」
『あの、早く放してくれない?』
「うわー、王子にそんな事言うの?檸檬ってば恥ずかしがってる?」
『そっ、そうじゃなくて!あたし、カプセルに入らなくちゃいけないから。』
そう言うと、ベルは名残惜しそうに放してくれた。
その横で、アロちゃんが呟く。
「ディーノにコロネロにシャマル……これ程の人材が何故集まる。一体どーなってやがんだぁ?まさかこれもあのチビの………」
その視線の先には、リボーンがいた。
「まぁでも、これで少しは楽しめそうじゃん。今日の勝負の相手♪」
「それでは檸檬様、お入り下さい。」
『了解。』
あたしがカプセルの中の椅子に座ると、カプセルはゆっくり閉じられた。
それを見て、突然ツナが言った。
「ちょっと待って!またフィールドの中!?」
「ルールですから。」
『ツナ…』
ごめんね、
ありがとう。
その後、隼人はツナに促されて円陣をやっていた。
あんなに反発してたのに。
「獄寺ーッ、ファイッ!オーーー!!!!」
「おーおー、若いってのは恥ずかしいねぇ。」
「それでは、両者中央に来て下さい。」
いよいよ…
始まるんだ。
今回の勝負は至るトコにある監視カメラが設置されていて、それをモニターで観戦出来るらしい。
妨害されないように、観覧席とフィールドの間には赤外線レーザーが。
『(色々凝ってるなぁ。)』
.ベルが、隼人に歩み寄る。
「爆弾使うんだって?って、見りゃ分かるか。」
『(あ…!!)』
「肩に力が入り過ぎじゃね?」
ポン、と隼人の肩にベルの手が。
その意味に、隼人が気付かない限り、隼人に勝ち目はない。
気付くどころか、言葉に挑発されてるし。
先行き不安…
別に、ベルに負けて欲しいワケじゃないけど………
隼人に死んで欲しくもない。
「それでは、嵐のリング:ベルフェゴールVS獄寺隼人、勝負開始!!!」
「(行くぜ!)」
チェルベッロのコールがかかった途端、隼人はボムを1つ投げた。
様子見?
ベルにそんなの無意味だよ。
ドン!
爆風の中に、光る物。
「な!!」
隼人の周りを囲むように、ベルのナイフが浮いていた。
「(ナイフ!!?)」
カカカカカ!
「くっ!」
ザッと避ける隼人に、ベルが言う。
「ちょこざいな事すんの止めとけって。誰相手にしてるか分かってんの?」
爆風の中から無傷で歩いて来るベル。
それを見て、シャマルさんが呟く。
「ヴァリアークオリティとはよく言ったもんだ。こりゃあ余裕ぶっこいてる暇はねーぞ。」
すると隼人は、ボムをたくさん取り出して。
「3倍ボム!!!」
「ん。」
隼人の3倍ボムに驚いたのは、ベルじゃなくて、ツナとバジル。
「あれが獄寺殿の新技っ!!」
「すごい!ついに3倍ボムを完成させたんだ!!」
迫り来るダイナマイトを、ベルはジーッと見つめるだけ。
それはきっと、ベルが嵐の守護者だから。
「(なぜ避けねぇ…)」
隼人が目を見開いた、その時。
バリーン!
「な!!?」
隼人とベルの間に、ハリケーンタービンの突風が。
そして、3倍ボムは全て校舎の外へ。
「くそっ!」
『(隼人…)』
ガタガタ…
バリーン!
「滅茶苦茶だぜ!!」
隼人は身を屈ませた。
.「ランダムに突風が!これじゃボムが使えないよ!」
「それはお互い様だぞ。」
それは違うよ、リボーン。
ベルは、
ベルなら……
風の中に、ベルはナイフをそっと置く。
そして、簡単に隼人の目の前まで…
「(嘘だろ……!)」
キュッ、
ビビッ!!
咄嗟に立ち上がって避けたけど、隼人の足には傷が付いた。
そのままよろめいた隼人は、窓ガラスを割って、教室の中に倒れる。
「っくしょー!!どーなってやがんだ!?まぐれか!?」
「王子にまぐれとか無いから。」
ドアの方からゆっくりと教室に入るベル。
「死ぬ程簡単な話さ。」
そう、気が付けば死ぬ程簡単な話。
“気が付けば”。
「吹き荒れる気流を読んで、目標ライン上にそっとナイフを添える。」
気流なんて読まなくても、ナイフを添えれば、
ビュッ、
ビュッ、
ビュッ、
カッ!
それは隼人に傷を付ける。
『(早く気付いて、隼人……!)』
観覧席も、ベルのナイフに驚くばかり。
「なに!?」
「気流の流れを読むなんて……そんな事………」
「不利だと思える状況を逆に利用して、こんな人間離れした事をやってのけちまうんだ……」
人間離れ?
シャマルさん、違うよ。
ベルの奏でられるリズムは、まだ一音も演奏されてない。
「認めざるを得ないな。奴は本物の天才だ。」
『(ベル……)』
まだだよ。
これで苦戦してちゃ、ホントに話にならない。
ベルのあのワルツは…
始まる気配を見せてない。
.檸檬、
こいつ弱いじゃん。
これならすぐに檸檬をカプセルから出してあげられそうだね♪
良かったー♪
檸檬、
約束、絶対守ってよね。
---
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------------
『あのね、ベル!あの、あたしっ………』
顔を上げた檸檬は、耳まで赤くして、いつもの鈍感檸檬からは想像出来ない表情だった。
こんな檸檬の顔見たの、俺が初めてじゃね?
ししし♪ラッキー♪
『あたし………』
「なーに?檸檬。」
『あ……のね…その………いいよ。』
「…………………え?」
ちょっと待って。
一瞬思考回路止まったんだけど。
『だから…その…………いいよ。その条件…承諾する…』
「マジで!?」
『う、うん。』
真っ赤になって、また俯く檸檬。
嬉しくなった俺が、檸檬をギューッと抱きしめると、檸檬小さい声で続きを言う。
『ごめんベル……あたし今まで……その…気が付かなくて……』
「いーのいーの。今分かってくれたから♪」
俺的には超満足☆
これで檸檬は俺の彼女になったも同前だし♪
「檸檬ーっ♪」
『きゃあ!ちょっ、ベル!///』
ちゅ、
檸檬のほっぺにキスをした。
だって口付け狙うとさ、
『一番の人にあげるのっ!!』
って、怒るんだもん。
だから檸檬が俺の彼女になったら、その瞬間キスしちゃおっと♪
『ベルってばぁー。』
「うしししし♪」
その後は、2人で手ぇ繋いで仲良くアジトに帰った。
---
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だからさ、
絶対負けないし。
俺王子だし。
檸檬を彼女にする為だし。
檸檬、見ててね♪
俺の殺しっぷりを、さ♪
俺、絶対勝つからね♪
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檸檬、
絶対ヴァリアーに行かせたりしねぇからな。
獄寺隼人VSベルフェゴール
「約束の時間に間に合いましたので、勝負への参加を認めます。」
「焦らせやがって、寝坊か?」
「んなワケねーだろ!」
隼人は、ギリギリで技を完成させたみたい。
良かった……のかな?
「それでは、戦闘フィールドの説明に移ります。今宵の戦闘フィールドは、校舎3階全体。」
「勿論、この棟と繋がる東棟も含まれ、廊下だけでなく教室も認めます。」
隼人の得意な、遮蔽物のあるフィールド。
勿論、ベルだって苦手なワケじゃない。
同じ、嵐の守護者だから。
「ただし、」
チェルベッロが言うと同時に、物凄い風が吹き荒れて、机が吹っ飛んだ。
『なっ…!』
「フィールドのあらゆる場所に、このようなハリケーンタービンが仕掛けてあります。」
ハリケーンタービンからは、ランダムに4方向に突風を発生させるらしい。
「あの風をくらったら、外に吹っ飛ばされるぞ!!」
「滅茶苦茶だぜ…」
「そして今回は勝負に時間制限を設けます。」
「開始15分後にどちらかが勝利していなければ、ハリケーンタービンに仕掛けられた時限爆弾が爆発します。」
「そ、そんなっ…!じゃぁ勝負が付かなければ2人とも……」
青い顔をするツナに、チェルベッロはさらりと答える。
「死ぬでしょう。」
「どちらも嵐の守護者に相応しくないという事です。」
それはきっと…
ボスの考え。
「やはり奴は本気になったみてーだな。」
「何て事を…」
「デスマッチかよ、おもしれーじゃねーか。」
隼人がぐっと拳を握った。
と、その時。
「何だ?今のガラスの音は。」
『(この声…)』
「怪我人はいねーか?」
チェルベッロの胸を揉みながら、シャマルさん登場…(汗)
「なっ!」
ゴッ!!
『シャマルさんっ!!』
「のへーーー!!」
あたしは咄嗟に駆け寄った。
シャマルさんは鼻から血を出している。
痛かったんだろうなぁ。
『だ、大丈夫ですか?』
「檸檬ちゃん……優しいねぇ。おじさんがチューしてあげる♪」
「檸檬に触んないでくれる?」
『わわっ!!』
シャマルさんの顔が近付く前に、ベルがあたしの腕を引っ張ってギュッと抱き寄せた。
『べ、ベル!!///』
「檸檬、優しいのはいーけどさ、ほどほどにね。」
『で、でも………』
「つかアレ、誰?」
ベルの問いに、マーモンが答えた。
「トライデント・シャマル……噂では2世代前のヴァリアーにスカウトされ、それを断った程の男。」
「何してんだよ、おめーは!!」
「ほら、バリーンって音したからさ、怪我人はいねーかと思ってな。それに、お前の勝負冷やかしてーしよ。」
「けっ。」
やっぱりシャマルさんも、隼人の勝負が心配だったんだ。
ところで…
『ベル、』
「ん?」
『あの、早く放してくれない?』
「うわー、王子にそんな事言うの?檸檬ってば恥ずかしがってる?」
『そっ、そうじゃなくて!あたし、カプセルに入らなくちゃいけないから。』
そう言うと、ベルは名残惜しそうに放してくれた。
その横で、アロちゃんが呟く。
「ディーノにコロネロにシャマル……これ程の人材が何故集まる。一体どーなってやがんだぁ?まさかこれもあのチビの………」
その視線の先には、リボーンがいた。
「まぁでも、これで少しは楽しめそうじゃん。今日の勝負の相手♪」
「それでは檸檬様、お入り下さい。」
『了解。』
あたしがカプセルの中の椅子に座ると、カプセルはゆっくり閉じられた。
それを見て、突然ツナが言った。
「ちょっと待って!またフィールドの中!?」
「ルールですから。」
『ツナ…』
ごめんね、
ありがとう。
その後、隼人はツナに促されて円陣をやっていた。
あんなに反発してたのに。
「獄寺ーッ、ファイッ!オーーー!!!!」
「おーおー、若いってのは恥ずかしいねぇ。」
「それでは、両者中央に来て下さい。」
いよいよ…
始まるんだ。
今回の勝負は至るトコにある監視カメラが設置されていて、それをモニターで観戦出来るらしい。
妨害されないように、観覧席とフィールドの間には赤外線レーザーが。
『(色々凝ってるなぁ。)』
.ベルが、隼人に歩み寄る。
「爆弾使うんだって?って、見りゃ分かるか。」
『(あ…!!)』
「肩に力が入り過ぎじゃね?」
ポン、と隼人の肩にベルの手が。
その意味に、隼人が気付かない限り、隼人に勝ち目はない。
気付くどころか、言葉に挑発されてるし。
先行き不安…
別に、ベルに負けて欲しいワケじゃないけど………
隼人に死んで欲しくもない。
「それでは、嵐のリング:ベルフェゴールVS獄寺隼人、勝負開始!!!」
「(行くぜ!)」
チェルベッロのコールがかかった途端、隼人はボムを1つ投げた。
様子見?
ベルにそんなの無意味だよ。
ドン!
爆風の中に、光る物。
「な!!」
隼人の周りを囲むように、ベルのナイフが浮いていた。
「(ナイフ!!?)」
カカカカカ!
「くっ!」
ザッと避ける隼人に、ベルが言う。
「ちょこざいな事すんの止めとけって。誰相手にしてるか分かってんの?」
爆風の中から無傷で歩いて来るベル。
それを見て、シャマルさんが呟く。
「ヴァリアークオリティとはよく言ったもんだ。こりゃあ余裕ぶっこいてる暇はねーぞ。」
すると隼人は、ボムをたくさん取り出して。
「3倍ボム!!!」
「ん。」
隼人の3倍ボムに驚いたのは、ベルじゃなくて、ツナとバジル。
「あれが獄寺殿の新技っ!!」
「すごい!ついに3倍ボムを完成させたんだ!!」
迫り来るダイナマイトを、ベルはジーッと見つめるだけ。
それはきっと、ベルが嵐の守護者だから。
「(なぜ避けねぇ…)」
隼人が目を見開いた、その時。
バリーン!
「な!!?」
隼人とベルの間に、ハリケーンタービンの突風が。
そして、3倍ボムは全て校舎の外へ。
「くそっ!」
『(隼人…)』
ガタガタ…
バリーン!
「滅茶苦茶だぜ!!」
隼人は身を屈ませた。
.「ランダムに突風が!これじゃボムが使えないよ!」
「それはお互い様だぞ。」
それは違うよ、リボーン。
ベルは、
ベルなら……
風の中に、ベルはナイフをそっと置く。
そして、簡単に隼人の目の前まで…
「(嘘だろ……!)」
キュッ、
ビビッ!!
咄嗟に立ち上がって避けたけど、隼人の足には傷が付いた。
そのままよろめいた隼人は、窓ガラスを割って、教室の中に倒れる。
「っくしょー!!どーなってやがんだ!?まぐれか!?」
「王子にまぐれとか無いから。」
ドアの方からゆっくりと教室に入るベル。
「死ぬ程簡単な話さ。」
そう、気が付けば死ぬ程簡単な話。
“気が付けば”。
「吹き荒れる気流を読んで、目標ライン上にそっとナイフを添える。」
気流なんて読まなくても、ナイフを添えれば、
ビュッ、
ビュッ、
ビュッ、
カッ!
それは隼人に傷を付ける。
『(早く気付いて、隼人……!)』
観覧席も、ベルのナイフに驚くばかり。
「なに!?」
「気流の流れを読むなんて……そんな事………」
「不利だと思える状況を逆に利用して、こんな人間離れした事をやってのけちまうんだ……」
人間離れ?
シャマルさん、違うよ。
ベルの奏でられるリズムは、まだ一音も演奏されてない。
「認めざるを得ないな。奴は本物の天才だ。」
『(ベル……)』
まだだよ。
これで苦戦してちゃ、ホントに話にならない。
ベルのあのワルツは…
始まる気配を見せてない。
.檸檬、
こいつ弱いじゃん。
これならすぐに檸檬をカプセルから出してあげられそうだね♪
良かったー♪
檸檬、
約束、絶対守ってよね。
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------------
『あのね、ベル!あの、あたしっ………』
顔を上げた檸檬は、耳まで赤くして、いつもの鈍感檸檬からは想像出来ない表情だった。
こんな檸檬の顔見たの、俺が初めてじゃね?
ししし♪ラッキー♪
『あたし………』
「なーに?檸檬。」
『あ……のね…その………いいよ。』
「…………………え?」
ちょっと待って。
一瞬思考回路止まったんだけど。
『だから…その…………いいよ。その条件…承諾する…』
「マジで!?」
『う、うん。』
真っ赤になって、また俯く檸檬。
嬉しくなった俺が、檸檬をギューッと抱きしめると、檸檬小さい声で続きを言う。
『ごめんベル……あたし今まで……その…気が付かなくて……』
「いーのいーの。今分かってくれたから♪」
俺的には超満足☆
これで檸檬は俺の彼女になったも同前だし♪
「檸檬ーっ♪」
『きゃあ!ちょっ、ベル!///』
ちゅ、
檸檬のほっぺにキスをした。
だって口付け狙うとさ、
『一番の人にあげるのっ!!』
って、怒るんだもん。
だから檸檬が俺の彼女になったら、その瞬間キスしちゃおっと♪
『ベルってばぁー。』
「うしししし♪」
その後は、2人で手ぇ繋いで仲良くアジトに帰った。
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だからさ、
絶対負けないし。
俺王子だし。
檸檬を彼女にする為だし。
檸檬、見ててね♪
俺の殺しっぷりを、さ♪