日常編
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貰った地図によると、この角を曲がれば沢田家が見える。
『(う~~っ、緊張して来たー!!)』
ドキドキする心臓を落ち着かせて、門の前までやって来た。
ピーンポーン
「はぁい」
出て来たのは可愛いお母さん。
檸檬は笑顔で挨拶した。
『初めまして!雨宮檸檬といいます!リボーンの家庭教師の仕事の手伝いをしに、イタリアから参りました!』
「家庭教師の手伝い??」
そんな人いたかしら~?と、可愛いお母さんは首をかしげる。
9代目から聞いた話じゃ、綱吉君のお母さんにはマフィア関係の話はダメとか。
『(どっ、どうしよう…家に入れてもらえなきゃ、任務遂行出来ない……)』
あたしが困っていると、可愛いお母さんの後ろから聞きなれない声がした。
「やっと来たか、檸檬」
「『え?』」
檸檬とお母さんがハモった。
そこに立っていたのは、かっこいいスーツを着た小さい男の子だった。
『あなたが、リボーン??』
「そうだぞ。待ってたぞ、雨宮檸檬。早く中に入れ」
リボーンがそう言うと、お母さんは笑顔になった。
「あら、知り合いだったのね」
次の瞬間、檸檬が居候する事が決まっていた。
『あのっ、ホントにいいんですか?』
「いいのよ。それに、ツナに勉強教えてくれるんでしょう?」
『はい、まぁ…』
「じゃぁ決まりね」
「良かったな、檸檬」
『ありがとう、リボーン!』
檸檬はリボーンのホッペにキスをした。
『はっ!ねぇリボーン、もしかして…』
「ん?」
『あの有名なアルコバレーノ!!?』
「そーだぞ」
リボーンが答えた瞬間、檸檬は目を輝かせた。
『ギュッてしたい!!』
「良くわかんねーが……1秒だけな」
『ありがとーっ♪』
リボーンを思い切り抱きしめた後、床に降ろして問いかける。
『ところで、10代目の“ツナ君”は?』
檸檬は、リビングをきょろきょろと見回した。
「ツナは寝てるぞ」
『もう!?』
今は夜の8時30分。
「今日はボクシングをやって、疲れたみてーだ」
『ぼっ、ボクシング!!?ツナってボクシング部なの?流石10代目!!』
「ちげーぞ」
『え?』
ツナを尊敬し始めたのに、そのイメージをあっけなくリボーンに壊されてしまった。
「ツナは弱いからな。俺がボクシングやれって誘ったんだ。死ぬ気弾撃ってやったら、入部を断る事に死ぬ気になりやがった」
『うそーっ、弱いのー!?』
檸檬は、死ぬ気弾の存在とその効果は知らされていたので、その辺は気にならなかった。
ただ、ボンゴレ10代目が弱い、という話にショックを受けた。
「大変だぞ、これから」
『うん、頑張る。リボーン、あたし出来る限りサポートするから!』
檸檬が真剣にそう言うと、リボーンはニッと笑った。
「サンキュー」
『ふぁ~ぁ、あたしも何だか眠くなって来ちゃったぁ』
檸檬は大きな欠伸を1つ。
「じゃぁ、もう寝たらどうだ?夕飯は食ったか?」
『食べてないけど、今日はいいや。何か長旅で疲れたし』
「そうか、じゃぁあっちの部屋で寝ていいぞ。ちなみにツナの部屋は階段上って右だからな」
『わかった!本当に色々ありがとう、リボーン!』
「ああ。」
檸檬は1階の奥の部屋で眠りについた。
---
-----
----------
『……め、…10代目………起きて下さいよ、10代目ーっ……』
「ん………?」
誰かに起こされた。知らない声に。
とりあえず目を開けた俺の前に知らない女の子がいて、にっこり笑ってた。
「(可愛い子だなぁ……)」
『やっと起きてくれた!おはようございますっ!10代目!!』
ちゅ、
「…………え?」
今、この子……
「えぇぇえぇえっっっ!!!??」
思わず大声を上げる。
起きた瞬間にホッペにキス!?
何で!?
『えっ、どうかしました?』
「ど、どどどうかしましたじゃないよ!君は、誰!!?何で俺の部屋に!?それでっ、そのっ…何で起きた瞬間……そのっ…………!!」
『おはようの挨拶!』
そう言って女の子はまたにっこり笑う。
「(うわぁ、やっぱ可愛いなぁ……っじゃなくて!)」
俺はもう一度聞いた。
「君は一体…誰なの?」
『あ、言い忘れてた。あたしは雨宮檸檬って言います。リボーンの家庭教師補佐として、イタリアから来ました』
家庭教師……補佐……?
イタリア……?
「んなーっ!!ま、マジで言ってるーー!!?」
『マジです!頑張りますので宜しくお願いします、10代目!!』
そう言って檸檬は頭を下げた。
ま、待てよ……
このパターンって前にも確か……
「(獄寺君だーーーっ!!!(汗)」
『10代目…?』
「ツナでいいから!それと敬語もいらないし!むしろそうして欲しいし……」
どーしよーかと頭を悩ませていると、檸檬が俺の事をボーッと見ているのに気付いた。
「え、俺…変なこと言ったかな……?」
『あ、ううん!凄く、嬉しかったから……ありがとうっ!』
檸檬の笑顔は凄く可愛かったんだけど、何だか違う感情が混じってるような気がして。
だけど俺は、良く分からなくて気のせいだと思い込んだ。
『えーとじゃあ……ツナ!早く起きないと、遅刻しちゃうよ?』
「え!?」
『転校初日からだ、あたし先に行かせてもらうね!』
そう言って檸檬は一足先に行ってしまった。
俺はただ呆然と、檸檬が出ていったドアを見つめていた。
『(う~~っ、緊張して来たー!!)』
ドキドキする心臓を落ち着かせて、門の前までやって来た。
ピーンポーン
「はぁい」
出て来たのは可愛いお母さん。
檸檬は笑顔で挨拶した。
『初めまして!雨宮檸檬といいます!リボーンの家庭教師の仕事の手伝いをしに、イタリアから参りました!』
「家庭教師の手伝い??」
そんな人いたかしら~?と、可愛いお母さんは首をかしげる。
9代目から聞いた話じゃ、綱吉君のお母さんにはマフィア関係の話はダメとか。
『(どっ、どうしよう…家に入れてもらえなきゃ、任務遂行出来ない……)』
あたしが困っていると、可愛いお母さんの後ろから聞きなれない声がした。
「やっと来たか、檸檬」
「『え?』」
檸檬とお母さんがハモった。
そこに立っていたのは、かっこいいスーツを着た小さい男の子だった。
『あなたが、リボーン??』
「そうだぞ。待ってたぞ、雨宮檸檬。早く中に入れ」
リボーンがそう言うと、お母さんは笑顔になった。
「あら、知り合いだったのね」
次の瞬間、檸檬が居候する事が決まっていた。
『あのっ、ホントにいいんですか?』
「いいのよ。それに、ツナに勉強教えてくれるんでしょう?」
『はい、まぁ…』
「じゃぁ決まりね」
「良かったな、檸檬」
『ありがとう、リボーン!』
檸檬はリボーンのホッペにキスをした。
『はっ!ねぇリボーン、もしかして…』
「ん?」
『あの有名なアルコバレーノ!!?』
「そーだぞ」
リボーンが答えた瞬間、檸檬は目を輝かせた。
『ギュッてしたい!!』
「良くわかんねーが……1秒だけな」
『ありがとーっ♪』
リボーンを思い切り抱きしめた後、床に降ろして問いかける。
『ところで、10代目の“ツナ君”は?』
檸檬は、リビングをきょろきょろと見回した。
「ツナは寝てるぞ」
『もう!?』
今は夜の8時30分。
「今日はボクシングをやって、疲れたみてーだ」
『ぼっ、ボクシング!!?ツナってボクシング部なの?流石10代目!!』
「ちげーぞ」
『え?』
ツナを尊敬し始めたのに、そのイメージをあっけなくリボーンに壊されてしまった。
「ツナは弱いからな。俺がボクシングやれって誘ったんだ。死ぬ気弾撃ってやったら、入部を断る事に死ぬ気になりやがった」
『うそーっ、弱いのー!?』
檸檬は、死ぬ気弾の存在とその効果は知らされていたので、その辺は気にならなかった。
ただ、ボンゴレ10代目が弱い、という話にショックを受けた。
「大変だぞ、これから」
『うん、頑張る。リボーン、あたし出来る限りサポートするから!』
檸檬が真剣にそう言うと、リボーンはニッと笑った。
「サンキュー」
『ふぁ~ぁ、あたしも何だか眠くなって来ちゃったぁ』
檸檬は大きな欠伸を1つ。
「じゃぁ、もう寝たらどうだ?夕飯は食ったか?」
『食べてないけど、今日はいいや。何か長旅で疲れたし』
「そうか、じゃぁあっちの部屋で寝ていいぞ。ちなみにツナの部屋は階段上って右だからな」
『わかった!本当に色々ありがとう、リボーン!』
「ああ。」
檸檬は1階の奥の部屋で眠りについた。
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『……め、…10代目………起きて下さいよ、10代目ーっ……』
「ん………?」
誰かに起こされた。知らない声に。
とりあえず目を開けた俺の前に知らない女の子がいて、にっこり笑ってた。
「(可愛い子だなぁ……)」
『やっと起きてくれた!おはようございますっ!10代目!!』
ちゅ、
「…………え?」
今、この子……
「えぇぇえぇえっっっ!!!??」
思わず大声を上げる。
起きた瞬間にホッペにキス!?
何で!?
『えっ、どうかしました?』
「ど、どどどうかしましたじゃないよ!君は、誰!!?何で俺の部屋に!?それでっ、そのっ…何で起きた瞬間……そのっ…………!!」
『おはようの挨拶!』
そう言って女の子はまたにっこり笑う。
「(うわぁ、やっぱ可愛いなぁ……っじゃなくて!)」
俺はもう一度聞いた。
「君は一体…誰なの?」
『あ、言い忘れてた。あたしは雨宮檸檬って言います。リボーンの家庭教師補佐として、イタリアから来ました』
家庭教師……補佐……?
イタリア……?
「んなーっ!!ま、マジで言ってるーー!!?」
『マジです!頑張りますので宜しくお願いします、10代目!!』
そう言って檸檬は頭を下げた。
ま、待てよ……
このパターンって前にも確か……
「(獄寺君だーーーっ!!!(汗)」
『10代目…?』
「ツナでいいから!それと敬語もいらないし!むしろそうして欲しいし……」
どーしよーかと頭を悩ませていると、檸檬が俺の事をボーッと見ているのに気付いた。
「え、俺…変なこと言ったかな……?」
『あ、ううん!凄く、嬉しかったから……ありがとうっ!』
檸檬の笑顔は凄く可愛かったんだけど、何だか違う感情が混じってるような気がして。
だけど俺は、良く分からなくて気のせいだと思い込んだ。
『えーとじゃあ……ツナ!早く起きないと、遅刻しちゃうよ?』
「え!?」
『転校初日からだ、あたし先に行かせてもらうね!』
そう言って檸檬は一足先に行ってしまった。
俺はただ呆然と、檸檬が出ていったドアを見つめていた。