元最強、そろそろ動き始める
真純side
修学旅行の全ての日程を終えて、あとはこのまま解散。
五条先生の声かけもあって、クラスメイトたちが散り散りになっていく。
少し話せるかなー、なんて思ってたけど、五条先生は学年主任の先生に二言くらい言ってからすぐに行ってしまった。
「あら、もう少し話したかったわよね世良ちゃん」
「ああ。でもまた夜になれば通話できるから」
「へぇー?仲良いことで♡」
「ハハッまあそこそこな」
タクシーに乗っていった五条先生は、口の悪い五条先生のようにどこか張り詰めた空気を纏っていた。
修学旅行の全ての日程を終えて、あとはこのまま解散。
五条先生の声かけもあって、クラスメイトたちが散り散りになっていく。
少し話せるかなー、なんて思ってたけど、五条先生は学年主任の先生に二言くらい言ってからすぐに行ってしまった。
「あら、もう少し話したかったわよね世良ちゃん」
「ああ。でもまた夜になれば通話できるから」
「へぇー?仲良いことで♡」
「ハハッまあそこそこな」
タクシーに乗っていった五条先生は、口の悪い五条先生のようにどこか張り詰めた空気を纏っていた。