JK探偵、夏休み最後の息抜きのお話
「うおー!すげぇ、スーパーボールが光ってる!陣平ちゃん、これやらない?」
「はぁ?誰がこんな子供みたいな・・・」
「お、たこ焼きがあるぞ。おーい!たこ焼き食うか?俺が奢ってやるぜ?」
「「「やったー!」」」
「・・・えーと、伊達刑事に松田刑事、それから萩原刑事だっけ?なんかものすごく元気だな」
「もぐもぐ・・・ごっくん。まあね!こんなに騒げるのも学生ぶりだし。今回は五条ちゃんに感謝!ね、陣平ちゃん?」
「・・・まあな。あいつに子守を任されたのは癪だが、こうやって息抜きするのも大事だな」
「ハハ!・・・お、射撃ある。ね、勝負しない?取れなかった人は焼きそば奢りね!」
「お、いいな~やるか!」
「(おいおい・・・得意分野じゃねえか)」
・・・うん、刑事さんたちも楽しんでいるみたい。
悟さんの代わりに、と代行してくれたのは悟さんの知り合いの刑事さん3人。
なんでもいつの日か飲み会してたのはこの3人で、都合が合えばよく遊んでるんだって。
なんでも『悟さん』としてみんなを呼んだとか。
・・・だからこれはプライベート。気軽に楽しんでほしい、と悟さんに言われた。
それよりも、浴衣ってなんていうか・・・
「なんか窮屈だな」
「世良ちゃん、もしかして浴衣着るの初めて?」
「ああ。・・・なんかこう、暑いというか窮屈だよな。こういうもんなのか?」
「まあ、初めて浴衣を着ればそう思うかもしれないわね~それよりも、世良ちゃんのそれは彼氏さんに選んでもらったの?」
「う、うん///」
「すっごく似合ってるよ!世良ちゃんの元気で明るい印象がそのまま浴衣に表れてる!」
「そ、そうか?///・・・へへ、嬉しいや」
そう、今日着ている浴衣は悟さんに選んでもらった。
それがものすごく綺麗で、はっきり言ってこの浴衣にボクが負けちゃうんじゃないかって不安だった。
それでも、着付けが終わって写真を撮ってもらってそれを悟さんに送ると、
『うん、やっぱり僕の目に狂いはなかったね。とても似合ってるよ。サイズとか大丈夫?一応、合うものにはしたつもりだけど・・・あ、真純の分は僕が買ったものだから、そのまま真純にあげるね』
とまさかの爆弾を落とされて、慌ててしまった。
悟さんはこう、ボクに甘いというか。
このままだと悟さんに貰ったもので埋め尽くされそうな気がする。
「でも、意外ね。これ、なかなかにいいものじゃない?」
「え、そうなのか?」
「ええ。見る人が見れば、いいものだと気づくわよ。ほら、今も世良ちゃんを見てるのはこの浴衣が珍しいからだと思うわ」
「珍しい?この浴衣が?」
「世良の姉ちゃん。その浴衣はね、綿絽といわれる生地でね。見た目もそうだけど、着心地も涼しくていいんだよ」
「すごーい、コナンくんよく知ってるね」
「・・・ってテレビでたまたまやってたんだよ」
「へぇー綿絽っていうのか。確かに見た目もすごく涼しげだよな」
「(綿絽は綿絽でも、あれは多分手染めよね。だからこそ目を引くんだけど・・・)ほんと、五条先生って何者?」
・・・あとで改めて悟さんにお礼を言おう。あと、あんまり買いすぎないよう言っておかないと。
「はぁ?誰がこんな子供みたいな・・・」
「お、たこ焼きがあるぞ。おーい!たこ焼き食うか?俺が奢ってやるぜ?」
「「「やったー!」」」
「・・・えーと、伊達刑事に松田刑事、それから萩原刑事だっけ?なんかものすごく元気だな」
「もぐもぐ・・・ごっくん。まあね!こんなに騒げるのも学生ぶりだし。今回は五条ちゃんに感謝!ね、陣平ちゃん?」
「・・・まあな。あいつに子守を任されたのは癪だが、こうやって息抜きするのも大事だな」
「ハハ!・・・お、射撃ある。ね、勝負しない?取れなかった人は焼きそば奢りね!」
「お、いいな~やるか!」
「(おいおい・・・得意分野じゃねえか)」
・・・うん、刑事さんたちも楽しんでいるみたい。
悟さんの代わりに、と代行してくれたのは悟さんの知り合いの刑事さん3人。
なんでもいつの日か飲み会してたのはこの3人で、都合が合えばよく遊んでるんだって。
なんでも『悟さん』としてみんなを呼んだとか。
・・・だからこれはプライベート。気軽に楽しんでほしい、と悟さんに言われた。
それよりも、浴衣ってなんていうか・・・
「なんか窮屈だな」
「世良ちゃん、もしかして浴衣着るの初めて?」
「ああ。・・・なんかこう、暑いというか窮屈だよな。こういうもんなのか?」
「まあ、初めて浴衣を着ればそう思うかもしれないわね~それよりも、世良ちゃんのそれは彼氏さんに選んでもらったの?」
「う、うん///」
「すっごく似合ってるよ!世良ちゃんの元気で明るい印象がそのまま浴衣に表れてる!」
「そ、そうか?///・・・へへ、嬉しいや」
そう、今日着ている浴衣は悟さんに選んでもらった。
それがものすごく綺麗で、はっきり言ってこの浴衣にボクが負けちゃうんじゃないかって不安だった。
それでも、着付けが終わって写真を撮ってもらってそれを悟さんに送ると、
『うん、やっぱり僕の目に狂いはなかったね。とても似合ってるよ。サイズとか大丈夫?一応、合うものにはしたつもりだけど・・・あ、真純の分は僕が買ったものだから、そのまま真純にあげるね』
とまさかの爆弾を落とされて、慌ててしまった。
悟さんはこう、ボクに甘いというか。
このままだと悟さんに貰ったもので埋め尽くされそうな気がする。
「でも、意外ね。これ、なかなかにいいものじゃない?」
「え、そうなのか?」
「ええ。見る人が見れば、いいものだと気づくわよ。ほら、今も世良ちゃんを見てるのはこの浴衣が珍しいからだと思うわ」
「珍しい?この浴衣が?」
「世良の姉ちゃん。その浴衣はね、綿絽といわれる生地でね。見た目もそうだけど、着心地も涼しくていいんだよ」
「すごーい、コナンくんよく知ってるね」
「・・・ってテレビでたまたまやってたんだよ」
「へぇー綿絽っていうのか。確かに見た目もすごく涼しげだよな」
「(綿絽は綿絽でも、あれは多分手染めよね。だからこそ目を引くんだけど・・・)ほんと、五条先生って何者?」
・・・あとで改めて悟さんにお礼を言おう。あと、あんまり買いすぎないよう言っておかないと。