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JK探偵、夏休み最後の息抜きのお話

悟side

真希の死から数日後。
まだ真純は不安定なままで、夜は魘されてあまり睡眠が取れず、日中は放心状態で食事もままならない。
このままでは真純も倒れてしまうから、と僕が強制的に食べさせているけれど、まだ自発的な行動は難しい。
大きなショックによる精神的苦痛は真純を苦しめていて、早くよくなれと祈りながら真純の傍にいた。
羽田も仕事の合間に真純と会うようにしていて、ずっと一方的に真純に話しかけていた。
・・・どうやら昔のことがフラッシュバックしているようで、真純は酷く何かに怯えている。
羽田にそれとなく聞いてみたが、本人の知らないところで教えるのは悪いから、と教えてくれなかった。
真純が外出できるようになるまで一週間程度かかった。


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