JK探偵、恋人との甘い日々を過ごす
ちゃんと話してなかったから最初に言うけど、今はもう両親は死別してる。
でも、前に話した通り僕は記憶を忘れることができないからさ、今でも鮮明に覚えてるんだよ。
うちの両親、どっちも頭イカれてるからさ。それはもう~~~~楽しかったよ?
一番衝撃的だったのは、両親と3人で買い物に行ったときでさ、母さんが転んで擦り傷できたんだけど、父さんがそれはもう心配になっちゃって。
その後は歩くのもトイレに行くのも、ずーっと一緒。
最初は母さんもウザがってたけど、慣れたのか最後はなんてことない顔してたし。あ、そこ受け入れちゃうんだって感じ。
ね?イカれてるでしょ?
はっきり言って息子の僕はいたたまれなかったよね。
だからかな~昔から両親に良い意味でほったらかしにされてたからさ、それはもう好きなように過ごしてたよ。
ある意味、何でもし放題だった。悪いことしたら怒られるけどさ。
でも僕に特別な力があるのを一番気にしていたのは父さんでね。
どうして、うちの悟にもこんな力が・・・、ってよく言ってたよ。
それでも僕は毎日楽しかったし、両親もそんな僕に笑いかけてくれたのをよく覚えてるんだ。
母さんが病気になって体が弱ってからも、僕たちはずっと笑い合っててね。
ほんっと、アイスの当たりが出たとか大声で急に歌いだすとか、そんなくだらないことでよく笑ったよ。
今でもたまに夢に見るんだ。
あんな小さい世界がまだ僕にとって全てだったとき、僕が作って失敗しちゃった料理を両親が美味しいって全部食べてくれるの。
なんでだろね・・・そんな夢を見た後は特にさ。
でも、前に話した通り僕は記憶を忘れることができないからさ、今でも鮮明に覚えてるんだよ。
うちの両親、どっちも頭イカれてるからさ。それはもう~~~~楽しかったよ?
一番衝撃的だったのは、両親と3人で買い物に行ったときでさ、母さんが転んで擦り傷できたんだけど、父さんがそれはもう心配になっちゃって。
その後は歩くのもトイレに行くのも、ずーっと一緒。
最初は母さんもウザがってたけど、慣れたのか最後はなんてことない顔してたし。あ、そこ受け入れちゃうんだって感じ。
ね?イカれてるでしょ?
はっきり言って息子の僕はいたたまれなかったよね。
だからかな~昔から両親に良い意味でほったらかしにされてたからさ、それはもう好きなように過ごしてたよ。
ある意味、何でもし放題だった。悪いことしたら怒られるけどさ。
でも僕に特別な力があるのを一番気にしていたのは父さんでね。
どうして、うちの悟にもこんな力が・・・、ってよく言ってたよ。
それでも僕は毎日楽しかったし、両親もそんな僕に笑いかけてくれたのをよく覚えてるんだ。
母さんが病気になって体が弱ってからも、僕たちはずっと笑い合っててね。
ほんっと、アイスの当たりが出たとか大声で急に歌いだすとか、そんなくだらないことでよく笑ったよ。
今でもたまに夢に見るんだ。
あんな小さい世界がまだ僕にとって全てだったとき、僕が作って失敗しちゃった料理を両親が美味しいって全部食べてくれるの。
なんでだろね・・・そんな夢を見た後は特にさ。