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JK探偵、恋人との甘い日々を過ごす

ボクの不安を悟さんに言ってから数日後。
悟さんとお揃いのものが増えて、毎日おはようとおやすみを言い合って。
悟さんを近くに感じられる日が続いている。
悟さんの調子も落ち着いているようで、ほっとした。

そんなある日のこと。
もう夏休みも終わるという今日に、ボクは夏風邪を引いてしまった。
・・・もう夏の終わりも見えてきた昨日、雨に打たれたのが原因かも。
朝、起きる時点でわかった体の不調はママにとってもわかったようで、今日はゆっくりしていろ、と言われてしまった。
本当はスーパーにでも買い物に行きたかったんだけど・・・体の怠さには勝てなかった。
夏の日なのに寒くて、ああまだ熱が上がるんだな、とわかる。
それでも脱水症状にならないように水分を多めにとって。
また気が緩んで眠るを繰り返した。
そんな一日だったから携帯を開くことさえままならなくて、着信音で意識がはっきりする。
でも、それをママがとってくれた。

「・・・なんだ。、ああ。・・・いや、・・・」

何を話しているかは聞き取りづらいけど、もしかして悟さんかな?
そしたら心配かけちゃったな・・・ボクはママに肩を優しく叩かれながら再び眠った。


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