JK探偵、人に恵まれる
頭の中が真っ暗になりかけていたその時。
「・・・ダメっ!」
「え、」
「五条先生、何もわかってない!あのね、恋人同士なんだから対等でいたいの。子供とか大人とかそんなの関係ない!支えるのは恋人・・・先生の方なんだよ?私たち友達は一緒にいるだけ」
「鈴木・・・」
「それに幸せにする?そんな生半可な気持ちじゃ、世良ちゃんも不安だよ!五条先生、いい?相手を幸せにするとかそれがゴールじゃなくて、お互い幸せで居続けるんだよ。もし、幸せが笑うことであるなら先生はずっと笑わせないといけないの・・・!」
園子君がわりと大きい声でそう言った。
それは、ボクもハッとする言葉だった。
・・・そうだよね、その通りだ。
ボクは悟さんと一緒に幸せに居続けたい。
悟さんが笑いかければ、ボクも笑い返せる・・・その距離にいたい。
悟さんも気づかされたようで、唇が震えている。そして、何度も頷いた。
「・・・うん。そうだよね・・・うん」
「わっ!」
急に悟さんに引き寄せられてそのまま手をぎゅっと握られる。
「・・・ありがとう、鈴木が教えてくれなかったらきっと真純を知らずのうちに傷つけていたと思う。毛利も・・・真純のこと心配してくれてありがとう」
「いいえ・・・世良ちゃんにたくさん想いを伝えてあげてください」
「「想いが届いてよかったね、世良ちゃん」」
「蘭君・・・園子君・・・」
思わず涙ぐんでしまった。
そして、席を立って二人に抱きつく。
ありがとう、と何度も二人に言った。
こんな素敵な友達に恵まれて、ボクは本当に幸せ者だよ。
「・・・ダメっ!」
「え、」
「五条先生、何もわかってない!あのね、恋人同士なんだから対等でいたいの。子供とか大人とかそんなの関係ない!支えるのは恋人・・・先生の方なんだよ?私たち友達は一緒にいるだけ」
「鈴木・・・」
「それに幸せにする?そんな生半可な気持ちじゃ、世良ちゃんも不安だよ!五条先生、いい?相手を幸せにするとかそれがゴールじゃなくて、お互い幸せで居続けるんだよ。もし、幸せが笑うことであるなら先生はずっと笑わせないといけないの・・・!」
園子君がわりと大きい声でそう言った。
それは、ボクもハッとする言葉だった。
・・・そうだよね、その通りだ。
ボクは悟さんと一緒に幸せに居続けたい。
悟さんが笑いかければ、ボクも笑い返せる・・・その距離にいたい。
悟さんも気づかされたようで、唇が震えている。そして、何度も頷いた。
「・・・うん。そうだよね・・・うん」
「わっ!」
急に悟さんに引き寄せられてそのまま手をぎゅっと握られる。
「・・・ありがとう、鈴木が教えてくれなかったらきっと真純を知らずのうちに傷つけていたと思う。毛利も・・・真純のこと心配してくれてありがとう」
「いいえ・・・世良ちゃんにたくさん想いを伝えてあげてください」
「「想いが届いてよかったね、世良ちゃん」」
「蘭君・・・園子君・・・」
思わず涙ぐんでしまった。
そして、席を立って二人に抱きつく。
ありがとう、と何度も二人に言った。
こんな素敵な友達に恵まれて、ボクは本当に幸せ者だよ。