JK探偵、人に恵まれる
「うーん、何頼もうっかなー真純は決めた?」
「・・・何も」
「えー?じゃあ僕が勝手に頼んでいい?」
「・・・どうぞ」
「ハハ、かっちこちだね。もっとリラックスしてよ」
・・・はっきり言う、それは無理!///
だって、ずっと蘭君たちから話聞きたそうにずっと見てくるし、コナンくんは敢えて興味なさそうに見ないふりしてるし。
いたたまれない・・・!それに尽きるんだ。
そして、悟さんは今やアイマスクではなくサングラスをしていて・・・少し気楽になったようにメニューを見せながらボクに話しかけてくる。
悟さんが店員さんに注文して、そして始まるのは蘭君たちの尋問。
「ちょっと蘭!あの二人、距離が近いわよね?」
「うん、そだね園子!しかも真純ちゃんの分を先生が決めたね」
「「で、二人は付き合ってるの?」」
「うん、そだよー」
「・・・」
「あれ?真純、元気ないね。疲れちゃった?」
「~!悟さんのせいでしょ!!!///」
「「きゃああああ!!///名前で呼んでる~」」
・・・あ、しまった。つい癖で。
ニヤニヤしてる悟さんに腹が立つ・・・!
もう!ずっと名前呼びだったからそれに慣れちゃったじゃん。
いいタイミングで注文していた品がテーブルに置かれ・・・悟さんは通常運転で甘いものづくし(今回はパンケーキとパフェ)だった。
「・・・あ」
「それ、さっき気になってたでしょ。多かったら残しなね?僕が食べるから」
さっきメニューを見せられた時、ちょっと気になってた季節のフードメニュー。
ほんのちょっとしか見てなかったのに、悟さん気づいたんだ・・・なんか嬉しい。
「・・・ん?なんで気づいたかって?ハハ、真純のことは一瞬たりとも見逃したくないの」
まさに蜂蜜のように甘くとろけた声。
するりと目元を撫でられたときは思わずあられもない声が出てしまいそうだった。
「「「・・・//////」」」
「ちょ、悟さん!///3人が見てるから!!」
「あーごめんごめん。友達に見られたらそりゃ恥ずかしいよね。これは二人っきりのときにしよっか」
「ふぇ・・・///」
ついに、あられもない声が出てしまい、一瞬心臓が止まったような気がした。
思わず叫びたくなる。
・・・なんでこんなに色気満々なのーーーーーーーーー!!!!///
「アハハ!顔真っ赤!あー楽しい。・・・で、毛利たちは何を聞きたいの?」
「あ、それはね・・・」
「あの、五条先生・・・!」
ようやく正気に戻れた蘭君から少し大きな声。
そして、まっすぐに悟さんを見る。
「なあに?」
「世良ちゃんの、その先生への好きを自覚させたのは私と園子なんです。だから、あの・・・二人が付き合ってるって知って、よかったとも思ってるし、先生だから遊びじゃないかとか心配しているところもあります・・・」
「蘭君・・・」
「・・・私と園子は先生のこと好きになっちゃいけないって世良ちゃんが苦しんでいたのを知っています。・・・それでも、先生は世良ちゃんのこと好きでいてくれるんですか?」
それは、ボクが二人に相談していたことだった。
・・・きちんと悟さんに話していない、まだ『さとるお兄ちゃん』と『五条先生』を切り離していたときのこと。
思わず、蘭君を止めようと身を乗り出した。
「ちょ、蘭君、それは・・・」
「いいよ、真純。・・・で、僕が真純のことを弄んでいるんじゃないかってことだよね?」
でも、悟さんに止められてしまった。
悟さんが真剣なのがわかって、ボクは止めようとした手を下ろした。
「真純がある時期から僕に好意を寄せていたのはわかってたよ。・・・告白したのは僕の方。さすがに僕も先生の立場だしいろいろ悩んだけど・・・それぐらい本気だし、僕が真純を幸せにしてあげたかったの」
「悟さん・・・」
「だから、何かあった時には真純じゃなくて僕が責任を取る。その時は二人が真純を支えてあげて?」
・・・やっぱり。
悟さんはボクのことをすべて自分で抱えるつもりなんだ。
先生と生徒だから・・・大人と子供だから、という線引き。
何かあった時・・・もしかしたらそんなことがあるかもしれない。
その時、支えてくれる存在として蘭君と園子君を・・・
「・・・何も」
「えー?じゃあ僕が勝手に頼んでいい?」
「・・・どうぞ」
「ハハ、かっちこちだね。もっとリラックスしてよ」
・・・はっきり言う、それは無理!///
だって、ずっと蘭君たちから話聞きたそうにずっと見てくるし、コナンくんは敢えて興味なさそうに見ないふりしてるし。
いたたまれない・・・!それに尽きるんだ。
そして、悟さんは今やアイマスクではなくサングラスをしていて・・・少し気楽になったようにメニューを見せながらボクに話しかけてくる。
悟さんが店員さんに注文して、そして始まるのは蘭君たちの尋問。
「ちょっと蘭!あの二人、距離が近いわよね?」
「うん、そだね園子!しかも真純ちゃんの分を先生が決めたね」
「「で、二人は付き合ってるの?」」
「うん、そだよー」
「・・・」
「あれ?真純、元気ないね。疲れちゃった?」
「~!悟さんのせいでしょ!!!///」
「「きゃああああ!!///名前で呼んでる~」」
・・・あ、しまった。つい癖で。
ニヤニヤしてる悟さんに腹が立つ・・・!
もう!ずっと名前呼びだったからそれに慣れちゃったじゃん。
いいタイミングで注文していた品がテーブルに置かれ・・・悟さんは通常運転で甘いものづくし(今回はパンケーキとパフェ)だった。
「・・・あ」
「それ、さっき気になってたでしょ。多かったら残しなね?僕が食べるから」
さっきメニューを見せられた時、ちょっと気になってた季節のフードメニュー。
ほんのちょっとしか見てなかったのに、悟さん気づいたんだ・・・なんか嬉しい。
「・・・ん?なんで気づいたかって?ハハ、真純のことは一瞬たりとも見逃したくないの」
まさに蜂蜜のように甘くとろけた声。
するりと目元を撫でられたときは思わずあられもない声が出てしまいそうだった。
「「「・・・//////」」」
「ちょ、悟さん!///3人が見てるから!!」
「あーごめんごめん。友達に見られたらそりゃ恥ずかしいよね。これは二人っきりのときにしよっか」
「ふぇ・・・///」
ついに、あられもない声が出てしまい、一瞬心臓が止まったような気がした。
思わず叫びたくなる。
・・・なんでこんなに色気満々なのーーーーーーーーー!!!!///
「アハハ!顔真っ赤!あー楽しい。・・・で、毛利たちは何を聞きたいの?」
「あ、それはね・・・」
「あの、五条先生・・・!」
ようやく正気に戻れた蘭君から少し大きな声。
そして、まっすぐに悟さんを見る。
「なあに?」
「世良ちゃんの、その先生への好きを自覚させたのは私と園子なんです。だから、あの・・・二人が付き合ってるって知って、よかったとも思ってるし、先生だから遊びじゃないかとか心配しているところもあります・・・」
「蘭君・・・」
「・・・私と園子は先生のこと好きになっちゃいけないって世良ちゃんが苦しんでいたのを知っています。・・・それでも、先生は世良ちゃんのこと好きでいてくれるんですか?」
それは、ボクが二人に相談していたことだった。
・・・きちんと悟さんに話していない、まだ『さとるお兄ちゃん』と『五条先生』を切り離していたときのこと。
思わず、蘭君を止めようと身を乗り出した。
「ちょ、蘭君、それは・・・」
「いいよ、真純。・・・で、僕が真純のことを弄んでいるんじゃないかってことだよね?」
でも、悟さんに止められてしまった。
悟さんが真剣なのがわかって、ボクは止めようとした手を下ろした。
「真純がある時期から僕に好意を寄せていたのはわかってたよ。・・・告白したのは僕の方。さすがに僕も先生の立場だしいろいろ悩んだけど・・・それぐらい本気だし、僕が真純を幸せにしてあげたかったの」
「悟さん・・・」
「だから、何かあった時には真純じゃなくて僕が責任を取る。その時は二人が真純を支えてあげて?」
・・・やっぱり。
悟さんはボクのことをすべて自分で抱えるつもりなんだ。
先生と生徒だから・・・大人と子供だから、という線引き。
何かあった時・・・もしかしたらそんなことがあるかもしれない。
その時、支えてくれる存在として蘭君と園子君を・・・