「やっべ・・・」

風邪だとかそういった不調はないのに、今日は朝から目の調子が悪い。
それは朝兼昼ご飯を食べてから顕著になってきた。
コントロールできない、子供の頃みたいにすごく見えすぎる。
とりあえず降谷に連絡を、と思っていたが、携帯の光ですら眩しい。
んー困ったな・・・目を閉じても何しても情報が飛び込んでくるし。
朝に酷くなりそうだと思って、なんとか学校に欠勤の連絡を入れたのはよくやったと自分でも思う。
ここの合鍵は誰も持っていな、・・・いや、一人だけいたわ。
でもあいつも忙しいはずだし、あんまりお願いはしたくない。
それでもお願いするしかないか。また入院ってなったら学校にも迷惑かかるし、降谷もうるさいし。
電話をかけると今日は運が良かったみたい、すぐ繋がった。

「・・・あ、もしもし？悪いけど、今からうち来れない？助けてほしいんだけど」
『・・・、！？・・・、』
「うん。お願い。・・・あーゼリーとスポドリが欲しい。うん、よろしく」

よかった、すぐ来てくれるって言うからちょっとの間だけ寝てよう。