元最強、たまには表舞台に出てみる
コナンside
安室さんって、ギター弾けるんだ。この人、何でもできるよな。
「あっれー?店員さんがギター弾いてる~」
「あ、五条先生」
「こんにちは、コナンくん!毛利たちも朝ぶりだね」
「あれ?五条先生って、今日出張だったんじゃないんですか?」
「その出張が終わってすぐにここに来たんだよ。・・・にしても」
五条先生は我慢できずに、ぶふっと笑いをふきだした。
「アハハ!安室、ギターやると様になるの変わんないね!いやー、学生時代を思い出しちゃった」
「いらっしゃいませ!・・・で、僕に何の用ですか?五条」
「そんなに喜ばれると僕、困っちゃう~♪」
「誰が、あなたに会えて喜んでいると?それにこの前、ミステリートレインで会ったでしょう」
「ああ、安室が・・・」
「ねぇねぇ、五条先生と安室さんって知り合いなの?」
「知り合いっていうか、小学校時代からの付き合いがある友達。中学まで一緒だったの。こいつ、昔からモテてさぁーよくストーカーされてたんだよ?」
「そういう五条はその髪の色の珍しさから学生や小さい子には怖がられ、大人たちには黒髪に戻せって言われてたじゃないですか。ああ、よく誘拐もされましたよね」
「えー?それは安室も一緒じゃん」
・・・なんか、すげぇ仲良しみたい。
会話がポンポン途切れてないし、五条先生も安室さんにはどこか気を許している。
まあ、安室さんはすごく嫌そうな顔してるけど。
「あ、安室。僕、コーヒーちょーだい?あとケーキ5個!」
「・・・甘いもの好きは変わりませんね」
「だってお腹空いたんだもん」
「~!ケーキはご飯じゃないといつも言っているでしょう!」
「固いなぁ、そんなんじゃ周りに『オカン』って言われるよ?」
「黙れ!」
・・・うん、長い付き合いなのがよくわかる。安室さん、素が出てるよ。
僕たちの隣のテーブルに座った五条先生。
世良が嫌そうな顔をしていたのが気になったけど、先生って足が長いからカウンターだと狭いんだと思う。
身長が高いのも困りものだな。
「はい、どうぞ」
「あ、ちょっと!もっと優しく置いてよ」
ガチャンと音を立てて飲み物を置いた安室さん。とっとと帰れオーラがすごい。
「あ、これコーヒーじゃないじゃん。ココアじゃん」
「どうせコーヒーだと角砂糖を馬鹿みたいに入れるでしょう。五条にはそれで充分」
「えー?萩原ちゃん達には優しくもてなしたんでしょ?なんでそんなに当たりが強いの?」
「~!ああ、あいつらが原因か・・・!」
「ま、いっか。ココアで」
すげぇ・・・五条先生だとカップがものすごく小さく見える。
それにしても安室さんのオーラが嫌悪ですごいことになってる。
ふと、安室さんが五条先生の目の前の席に座った。
「で、何か用ですか?」
「えー?僕は美味しいケーキを食べに来ただけだよ?」
「はぁ・・・そうですか。なら、眠れ」
「は?」
「「「え?!」」」
ドガッと五条先生のお腹に一発、安室さんが決めた。
ぐへっとそのままソファーに倒れる五条先生。
「あ、安室さん・・・?」
「ああ、少し乱暴にでもしないと寝てくれなさそうだったので。・・・この時期はゆくゆくダメですね。まあ、思ったより元気そうで安心しましたが」
「えーと・・・?」
「梓さん、このままこいつを寝かしておいてください。30分もしない内に勝手に起きますから。あ、ケーキを用意するのは起きてからやっても間に合いますよ」
「さすが安室さん・・・慣れてますね」
「10年以上の付き合いですから。今回は間が悪かったんでしょう。かなり憔悴している」
そういえば、五条先生寝息たててる。え、寝かせるために殴ったの?
どこからか安室さんがブランケットを持ってきて、五条先生の長い体に掛けた。
カップを片付けないのは寝落ちを装うためか?
「では、スタジオに向かいましょうか」
僕たちは寝ている(?)五条先生を置いて、スタジオに向かうことになった。
安室さんって、ギター弾けるんだ。この人、何でもできるよな。
「あっれー?店員さんがギター弾いてる~」
「あ、五条先生」
「こんにちは、コナンくん!毛利たちも朝ぶりだね」
「あれ?五条先生って、今日出張だったんじゃないんですか?」
「その出張が終わってすぐにここに来たんだよ。・・・にしても」
五条先生は我慢できずに、ぶふっと笑いをふきだした。
「アハハ!安室、ギターやると様になるの変わんないね!いやー、学生時代を思い出しちゃった」
「いらっしゃいませ!・・・で、僕に何の用ですか?五条」
「そんなに喜ばれると僕、困っちゃう~♪」
「誰が、あなたに会えて喜んでいると?それにこの前、ミステリートレインで会ったでしょう」
「ああ、安室が・・・」
「ねぇねぇ、五条先生と安室さんって知り合いなの?」
「知り合いっていうか、小学校時代からの付き合いがある友達。中学まで一緒だったの。こいつ、昔からモテてさぁーよくストーカーされてたんだよ?」
「そういう五条はその髪の色の珍しさから学生や小さい子には怖がられ、大人たちには黒髪に戻せって言われてたじゃないですか。ああ、よく誘拐もされましたよね」
「えー?それは安室も一緒じゃん」
・・・なんか、すげぇ仲良しみたい。
会話がポンポン途切れてないし、五条先生も安室さんにはどこか気を許している。
まあ、安室さんはすごく嫌そうな顔してるけど。
「あ、安室。僕、コーヒーちょーだい?あとケーキ5個!」
「・・・甘いもの好きは変わりませんね」
「だってお腹空いたんだもん」
「~!ケーキはご飯じゃないといつも言っているでしょう!」
「固いなぁ、そんなんじゃ周りに『オカン』って言われるよ?」
「黙れ!」
・・・うん、長い付き合いなのがよくわかる。安室さん、素が出てるよ。
僕たちの隣のテーブルに座った五条先生。
世良が嫌そうな顔をしていたのが気になったけど、先生って足が長いからカウンターだと狭いんだと思う。
身長が高いのも困りものだな。
「はい、どうぞ」
「あ、ちょっと!もっと優しく置いてよ」
ガチャンと音を立てて飲み物を置いた安室さん。とっとと帰れオーラがすごい。
「あ、これコーヒーじゃないじゃん。ココアじゃん」
「どうせコーヒーだと角砂糖を馬鹿みたいに入れるでしょう。五条にはそれで充分」
「えー?萩原ちゃん達には優しくもてなしたんでしょ?なんでそんなに当たりが強いの?」
「~!ああ、あいつらが原因か・・・!」
「ま、いっか。ココアで」
すげぇ・・・五条先生だとカップがものすごく小さく見える。
それにしても安室さんのオーラが嫌悪ですごいことになってる。
ふと、安室さんが五条先生の目の前の席に座った。
「で、何か用ですか?」
「えー?僕は美味しいケーキを食べに来ただけだよ?」
「はぁ・・・そうですか。なら、眠れ」
「は?」
「「「え?!」」」
ドガッと五条先生のお腹に一発、安室さんが決めた。
ぐへっとそのままソファーに倒れる五条先生。
「あ、安室さん・・・?」
「ああ、少し乱暴にでもしないと寝てくれなさそうだったので。・・・この時期はゆくゆくダメですね。まあ、思ったより元気そうで安心しましたが」
「えーと・・・?」
「梓さん、このままこいつを寝かしておいてください。30分もしない内に勝手に起きますから。あ、ケーキを用意するのは起きてからやっても間に合いますよ」
「さすが安室さん・・・慣れてますね」
「10年以上の付き合いですから。今回は間が悪かったんでしょう。かなり憔悴している」
そういえば、五条先生寝息たててる。え、寝かせるために殴ったの?
どこからか安室さんがブランケットを持ってきて、五条先生の長い体に掛けた。
カップを片付けないのは寝落ちを装うためか?
「では、スタジオに向かいましょうか」
僕たちは寝ている(?)五条先生を置いて、スタジオに向かうことになった。