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元最強、ある組織のある幹部とは特別な事情がある

コナンside

某日、東京駅ーーーー

「すっごーい♡歩美、蒸気機関車って初めて見る~!!」
「オレも~!!」
「大迫力です~!!」
「まぁ、SLなのは見かけだけ・・・中身は最新鋭のディーゼル機関車らしいけどね・・・ケホケホ」
「ガキンチョ共!ベルツリー急行のオーナーである鈴木財閥に感謝しなさいよ!!特別に席を取ってあげたんだから!!」
「「「ほーい!!」」」

今日は失敗できねぇ。
母さんもあの人もいる。大丈夫だ、きっと。
とにかく少しでも灰原のことを隠せればいい。
ただ・・・もしかしたら何か変更しないといけないこともありえるかもしれない。
というか母さんが協力してくれるおかげで、俺も動きやすい。
キッドのこともあるしな。
それよりも、奴らは誰が来るんだ?
すると、後ろからよく知っている声が聞こえてきた。

「元気だねぇ、みんな!」
「あ、ごじょー先生!」
「久しぶり。毛利たちも昨日ぶりだね」
「五条先生も来てたんですね」
「うん。推理好きの知り合いが急に体調を崩しちゃってね。僕が代わりに行くことになったの」
「・・・へぇ、アンタ暇なんだな」
「フフフ、僕の趣味は旅行(甘味巡り)だから」

へぇ・・・五条先生も来てるんだな。
本当は先生に協力をお願いしたいところだけど、今回は作戦を知っているのはごく一部だけでいい。灰原にも悪いけど教えない。
きっと奴らなら盗聴してくるはずだ。
それにしても世良はどうして五条先生を睨んでるんだ?

「元気?コナンくん」
「うん!五条先生も元気?それにしても休日でもその恰好は変わらないんだね」
「元気バッチグー!そうね、あんまり目立ちたくないからね」

いや、十分に目立ってる。その高身長と目隠ししてるからぱっと見、不審者だよ。思わず苦笑いがこぼれる。


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Good!