元最強、転校生に嫌われる
妹さんは自殺・・・犯人なんかいない。
その事実に気づいた男は持っていた爆弾のスイッチをポロっと落とした。
その一瞬を逃さない。
私は拳銃を、世良さんは男を取り押さえて、世良さんの『突入!』といった声で警察が中に入ってきた。
男は無事警察に連行された。
「君たち、怪我はないかい?」
「は、はい・・・」
「よかったぁー、これで怪我でもしていたら五条に殴られるところだったよ」
「え?五条って・・・」
『毛利ー、無事?』
「!五条先生!」
「なんで五条が・・・」
「生徒が心配だったんだと。俺の携帯にかかってきたんだよ。萩原はきっと出動だろうから、ってな」
なんで五条先生が?
『お、元気な返事だね。怪我はない?』
「は、はい!大丈夫です。でもなんで先生が・・・」
『学校にも警察から伝達が来てね、毛利探偵事務所だっていうから心配でさ。怖かったでしょ。怪我ないならよかった。でも、今は大丈夫でも後で傷みだすなんてことはあるから、そうなったらすぐに病院に行きなよ?伊達さんから聞いたよ~毛利が突入、って言ったんだって?』
「あ、それは・・・」
「五条、女子高生がもう一人いるぜ?」
「せ、世良さんが合図を出してくれたんです」
『・・・は?』
あれ?なんか五条先生の声のトーンが・・・
「『突入』って言ったのはボク、世良真純だよ」
『あー、世良もいたのね・・・じゃあそっちも報告しなきゃだね。世良は?怪我とかしてない?』
「ぜーんぜん!どこも異常ないよ!」
『そう・・・ならいいや。っと、ごめん。これから会議なんだ。伊達さん、忙しいところありがと。萩原ちゃんも無理言ってごめんねぇ』
「五条の頼みなら構わないぜ」
「そそ!俺たちは五条に借りがあるからな!」
新一じゃなかったんだ・・・
その事実に気づいた男は持っていた爆弾のスイッチをポロっと落とした。
その一瞬を逃さない。
私は拳銃を、世良さんは男を取り押さえて、世良さんの『突入!』といった声で警察が中に入ってきた。
男は無事警察に連行された。
「君たち、怪我はないかい?」
「は、はい・・・」
「よかったぁー、これで怪我でもしていたら五条に殴られるところだったよ」
「え?五条って・・・」
『毛利ー、無事?』
「!五条先生!」
「なんで五条が・・・」
「生徒が心配だったんだと。俺の携帯にかかってきたんだよ。萩原はきっと出動だろうから、ってな」
なんで五条先生が?
『お、元気な返事だね。怪我はない?』
「は、はい!大丈夫です。でもなんで先生が・・・」
『学校にも警察から伝達が来てね、毛利探偵事務所だっていうから心配でさ。怖かったでしょ。怪我ないならよかった。でも、今は大丈夫でも後で傷みだすなんてことはあるから、そうなったらすぐに病院に行きなよ?伊達さんから聞いたよ~毛利が突入、って言ったんだって?』
「あ、それは・・・」
「五条、女子高生がもう一人いるぜ?」
「せ、世良さんが合図を出してくれたんです」
『・・・は?』
あれ?なんか五条先生の声のトーンが・・・
「『突入』って言ったのはボク、世良真純だよ」
『あー、世良もいたのね・・・じゃあそっちも報告しなきゃだね。世良は?怪我とかしてない?』
「ぜーんぜん!どこも異常ないよ!」
『そう・・・ならいいや。っと、ごめん。これから会議なんだ。伊達さん、忙しいところありがと。萩原ちゃんも無理言ってごめんねぇ』
「五条の頼みなら構わないぜ」
「そそ!俺たちは五条に借りがあるからな!」
新一じゃなかったんだ・・・