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ちゅんちゅんと鳥が囀る音で目が覚める。隣にはこの寮の寮長であるレオナさんが優雅に眠っていた。そう言えば昨日はレオナさんが僕を部屋に連れ込んでそのまま愛し合って一夜を過ごしたんだったけ、と呑気に昨日のことを思い出す。僕とレオナさんが恋仲になってからレオナさんは僕をこの部屋に連れ込んでは一緒に過ごすことが多くなった。好きな人と一緒に過ごせるのだから悪いことなんて一つもないし、何よりこうしてレオナさんの寝顔をたっぷり堪能できるのも実は嬉しかったりする。
「ん……起きてたのか……」
「さっき起きました……すみません、起こしてしまいましたか?」
まだ寝ていても問題ない時間帯なのに気だるそうに起き上がるレオナさんは、頭をガシガシと掻きながら僕を見つめてくる。
「いや、いい……名前、お前あのオンボロ寮よりもポムフィオーレの方が合ってるんじゃねぇか?」
「そういえばヴィル先輩とルーク先輩にも同じようなことを言われました」
自分の頭を掻くのはやめて僕の髪を触りながらそんなことを言ってきた。普段髪を纏めている僕だけど、纏めていないとより女性と見間違われることが多かったりする。多分レオナさんは遠回しにそれを言ってきているのだろう。髪を結んでいたとしてもポムフィオーレ寮の寮長と副寮長のヴィル先輩とルーク先輩が転寮しろと進めてくるのだから自分の容姿にも困ったものだ。しかしレオナさんは僕の言葉を聞くと不機嫌な顔をして僕の髪を弄んでいる。
「ふん、そうかよ」
「レオナさん?もしかしてですけど、ヤキモチ妬いてくれてます?」
「あ゛あ゛?」
僕の言葉を聞いて先程よりも不機嫌オーラ全開のレオナさん。確かにこうして威嚇してくるのは最初こそ怖かったけど、でもレオナさんは何だかんだ言ってて優しくて僕に気を使ってくれているのは知っているつもりだ。そしてこんな些細なことで嫉妬してくれていることが嬉しく感じてしまっている自分がいる。嬉しくてクスクスと笑っているとレオナさんは舌打ちをしながら「んだよ」と言ってくる。怖い怖い、このままではラギー先輩たちが八つ当たりの被害にあってしまうし、何より僕もお仕置という名の八つ当たりを受けてしまうだろう。そんなことになってしまってはレオナさんが満足するまでその行為は終わらないってことを理解している。
「すみません。ただちょっと嬉しくて、つい……でももしも転寮するならサバナクロー寮一択ですから」
「ハッ、当たり前だろ」
満足気な顔してレオナさんは僕の顎をクイッと上げてくる。嗚呼レオナさんのキスの合図だと思い、僕はレオナさんのキスに備えて目を閉じる。そんなレオナさんと僕の一時にラギー先輩が介入してくるまであと少し。
「ん……起きてたのか……」
「さっき起きました……すみません、起こしてしまいましたか?」
まだ寝ていても問題ない時間帯なのに気だるそうに起き上がるレオナさんは、頭をガシガシと掻きながら僕を見つめてくる。
「いや、いい……名前、お前あのオンボロ寮よりもポムフィオーレの方が合ってるんじゃねぇか?」
「そういえばヴィル先輩とルーク先輩にも同じようなことを言われました」
自分の頭を掻くのはやめて僕の髪を触りながらそんなことを言ってきた。普段髪を纏めている僕だけど、纏めていないとより女性と見間違われることが多かったりする。多分レオナさんは遠回しにそれを言ってきているのだろう。髪を結んでいたとしてもポムフィオーレ寮の寮長と副寮長のヴィル先輩とルーク先輩が転寮しろと進めてくるのだから自分の容姿にも困ったものだ。しかしレオナさんは僕の言葉を聞くと不機嫌な顔をして僕の髪を弄んでいる。
「ふん、そうかよ」
「レオナさん?もしかしてですけど、ヤキモチ妬いてくれてます?」
「あ゛あ゛?」
僕の言葉を聞いて先程よりも不機嫌オーラ全開のレオナさん。確かにこうして威嚇してくるのは最初こそ怖かったけど、でもレオナさんは何だかんだ言ってて優しくて僕に気を使ってくれているのは知っているつもりだ。そしてこんな些細なことで嫉妬してくれていることが嬉しく感じてしまっている自分がいる。嬉しくてクスクスと笑っているとレオナさんは舌打ちをしながら「んだよ」と言ってくる。怖い怖い、このままではラギー先輩たちが八つ当たりの被害にあってしまうし、何より僕もお仕置という名の八つ当たりを受けてしまうだろう。そんなことになってしまってはレオナさんが満足するまでその行為は終わらないってことを理解している。
「すみません。ただちょっと嬉しくて、つい……でももしも転寮するならサバナクロー寮一択ですから」
「ハッ、当たり前だろ」
満足気な顔してレオナさんは僕の顎をクイッと上げてくる。嗚呼レオナさんのキスの合図だと思い、僕はレオナさんのキスに備えて目を閉じる。そんなレオナさんと僕の一時にラギー先輩が介入してくるまであと少し。