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Welcome to the Villains' world

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バケモノの相手をすることになったが、しかしこのバケモノは一体なんなのだろうか。堕天してきた人たちなら散々見てきたが、このバケモノを見る限り堕天したとみてまず間違いはないだろう。しかしなんでこんな寂れた鉱山の中に居たんだ?なにか理由があるのだろうか……。自分が呑気に考えているとバケモノが襲ってくる。


「あ、あぶな……!!」

防壁ボルグ

「はね返した……」

「仕方ない、一気に決着を付けようか。大閃光デストロクシオン


大閃光デストロクシオン、火山の噴火原理を元に高圧力で小さい球状に圧縮した水蒸気を一気に解き放つことで大爆発を起こし、巨大なクレーターを穿つ。それをあのバケモノは食らっしまったのだ一溜りも、……いや粉々だろう。まともに食らったバケモノは粉々になっていた。


「あのバケモノを一瞬で……」

「ス、スゲーんだゾ……」

「お、お前魔法使えなかったんじゃないのかよ!」

「さっきも言ったけど自分が一言でも魔法が使えないなんて言ったか?言ってないだろ?それに君たちがいう魔力を持っていないのは本当だよ」

「え、じゃあなんで……」

「自分が持っているのは魔力まりょくではなく魔力マゴイだ。君たちの魔力と大きな違いはないが、マゴイとはルフと呼ばれる生命の源とも呼べるものから生み出されるエネルギーだ。人とはそれぞれ必ずマゴイ、つまり生命エネルギーを所持しているんだ、人によって生まれ持っているマゴイ量は異なるがな」


自分がマゴイについて説明したものの、3人はあまり理解出来ていないみたいだ。こればっかりは目に見えないと伝えずらいんだよな、しかもコイツら既に魔力という力が存在している分余計伝わりずらい。


「あ、そういえばオマエ。コートから杖を出てたけどどうやってそんなデケー杖隠し持ってたんだ?」

「嗚呼、これか。これは検知不可能拡大呪文だ、君たちに分かりやすく説明すると『物の大きさを変えず、入れる中身だけ拡大できる』魔法だ。それを自分のコートのポケットにかけたんだ。この方が持ち運びが楽だろ?」

「スゲー!なあなあ、オレ様にも使えるか?!」

「無理だろうな。まずはそれ相応の知識を身に付けないとこの魔法を使えないと思うぞ。それよりも奥へ進んで魔法石があるか確かめないとな」


自分がそう言うとバケモノがきた先に進むことにした。その間自分は3人から質問攻めにあったが適当に流す。こうなるから嫌だったんだ魔法を使うのは。うんざりしながら鉱山の奥へと進んでいくと、やはり睨んだとおり魔法石があった。はぁ、たった一日でここまで精神的に疲れるとは思わなかった。
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