グロリアス


セーラーVをやる直前に好きだった東センパイは私のトレードマークとなった赤いリボンが似合うと付ける事を勧めてくれた初恋のセンパイ。

ラブレター書いて渡して告白する所まで気持ちは高まっていたのに、アルテミスに「アイツはやめた方がいい」なんて言われた直後に羽田センパイの告白を受け入れる所を見て失恋確定した挙句、まさかの人間じゃないと言う展開でセーラーVとして東センパイをこの手にかけて殺したのよね。

失恋したりセーラーVとして正義の戦士になったり、好きな人をこの手で殺した事、同時に色んなことから私のセーラーV人生が始まって混乱していたあの日。

あまりに現実離れした事が色々起きた事と好きな人を殺した事で驚き過ぎてその日は一晩中号泣したけど、今となってはこの恋も本気じゃ無かったんだなって、ただ色々あり過ぎて現実を受け止めきれていなかったんだって今では思う。

次の日、ひかるちゃんに教えてもらった男性アイドル見たらケロッと立ち直っちゃったし。

それに初変身は力が解放されてみなぎってきてムラムラしたしね。

☆☆☆☆☆

ゲーム好きが講じて通っていたゲームセンターCROWN、そこのバイトのお兄さんがカッコよくて、しかも優しくて、オマケにここの経営者の息子で将来有望、どストライクだったんだけど…。
結局、古ちゃんお兄さんも本命じゃなかったんだって気づいたんだ。
大学生で大人でしっかりしてるけど、ただの憧れだったみたい。

それにダークキングダムとの戦いで敵に洗脳されて普通の人だったのに戦いに巻き込んじゃったのよね。
洗脳されてるのをいい事にプリンセスから銀水晶を奪おうとしてる所を私が容赦なく思いっきりセーラーVキックとヴィーナスラブミーチェーンで攻撃したんだけどね。
後、ゲーセンも吹き飛ばしちゃったし、それに司令室がある事も言ってなかったし、後ろめたい事ばっかりで本当に申し訳ない気持ちでいっぱい。

まぁその後、正体も司令室も一気にバレちゃったんだけど笑
しかも怒られるどころか力になるって言ってくれて、やっぱり優しいなぁ。一般人巻き込めないのでお気持ちだけ頂いておきまぁす♪

そしてゲーセン通いしていた時に気になっていた「TAKU」と言うゲーマーネームの奴、「ラブリー・ファイト」って対戦型アクションゲームでいつも最高得点で1位を独占してるどんな人か知らなくて気になってたりもしてたっけ。
追い越したら逆ギレして「大宅宅浪」だって自ら名乗ってきたのよね。
男だったけどオタクな見た目でタイプじゃなかったのとセーラーVに変身した私のコスチュームのスカートを捲るという大罪をおかしたのよね。
つい腹たっちゃって素人の普通の人間に対して特大のセーラーVキックをお見舞しちゃって、申し訳ないことしちゃったわ笑。
でもスカート捲ったんだからおあいこだし許してね!

「TAKU」は論外中の論外ね笑

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