憧れの衛先輩の実態


◎学食をいつも食べる
(医者志望らしく、栄養バランスのいいものをいつも食べている。一人暮らしだから夕飯が質素になりがちなんだそうで、昼ごはんくらいはきっちり食べたいんだそうだ)


◎夕飯は手作り
(結構何でも作れるらしい。でも一人暮らしで、勉強が優先だから簡単なものを作って誤魔化すことが多いらしい。衛先輩の料理、食べたい!)


◎その他家事も得意
(制服のカッターシャツはいつも綺麗でシワひとつ無い!かっこいい)


◎前世は王子様
(真剣な顔で言ってきた。驚いたけど、しっくり来た。通りでサングラスやタキシードが似合うわけだ。納得)


◎淡いピンクのハンカチを大事にしている
(カバン等からよく出しては眺めたり、愛おしそうにしたり、キスしたり、頬ずりしたりしてる。うさぎ先輩からのプレゼントかな?)


◎同級生と恋バナをする
(うさぎ先輩の事を喋ってる衛先輩はとても幸せそうで、甘い顔をする。普段クールな衛先輩の顔しか知らない同級生はそのギャップにドキッとしていた。俺も心持ってかれた)


◎歌が上手い
(意外すぎる特技!甘い顔でラブソングなんか歌われた暁には俺が衛先輩にまじ惚れするわ!)


◎雨に濡れてもかっこいい!
(まさに、水に滴るいい男!色気がヤバい)


◎某雑誌の裏表紙を飾る
(タキシードを着て色気発散してる姿ヤバい!こりゃあ、余計モテるぞ。因みに俺はこの雑誌を10冊購入した)


◎セレニティと言う香水を付けている
(いつも甘い香りが漂っていて、香りすらセクシー。残り香で、衛先輩がいた事を確認するし、そこに暫くいて衛先輩に思いを馳せている。近づいて来る時も香りで分かる)


◎オーラが凄い
(全ての人を魅了するカリスマ性が溢れている。俺も魅了された一人だし、一生ついて行きたい)


◎スマホの待受はうさぎ先輩
(スマホの待受だけじゃなく、ロック画面も何もかもうさぎ先輩で埋め尽くされている。勿論、画像フォルダもうさぎ先輩ばかり。たまにちびうさちゃんや喋る猫も一緒に写ってる)


◎コーヒーが好き
(基本はブラックで。豆を引いて入れる拘りよう。色んな種類の珈琲を常備しているらしい。どこのブランドのなんの珈琲なのかという効き珈琲が出来るとか。チョコ好きと知った時は子供っぽいなと思っていたけど、やっぱり大人だ。俺は珈琲苦手だから真似したいけど、出来ない。本当にかっこいい♡)


◎スタバの常連
(大学の近くのスタバによく行くらしい。そこで珈琲を嗜みながら本を読んだり、勉強をしたりしている。そこの店員さんに顔を覚えてもらい、「いつもの」で通じるし、「いつものですか?」と問われるとか。イケメンだから衛先輩目当てに客が増え、ファンクラブが出来たとか、出来ていないとか。バイト募集していないにも関わらず、女性のアルバイト志願者が増えたとか。元の店員も、衛先輩が来る時間帯に入りたいとシフト調整して来る下心のある人が増えたらしい。衛先輩の経済効果は凄いらしく、そこの店舗だけいつも売り上げがいいのだとか。スタバの経済を回す男、それが衛先輩)


◎本が好きな衛先輩の家の一室は、本棚専用の部屋が存在する
(一体何冊あって、いつ買い集めたんだと言うくらい本がそこに存在していた。ちゃんとカテゴリ別に分けられ、綺麗に整理整頓されている。一角に漫画本が置かれていることを俺は見逃さなかった。多分、いや絶対うさぎ先輩の私物かもしくはうさぎ先輩の好みの漫画を買って置いてあげているのだと思う。本だらけなので長時間入っていたらお腹が痛くなってトイレに走った事は内緒だ)

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