SuperS
第33話『大人になる夢!アマゾネスの当惑』
演出:小坂春女
作画監督:安藤正浩
脚本:杉原めぐみ
放送日:1996年1月20日
レムレス:電飾ナマズ・ビリビリ野郎
ジルコニアはゴールデンミラーが見つからず怒り狂い、カルテットにターゲット写真では無く成人式のチラシを渡し、ペガサスの宿主を探して来るよう言い渡す。
美奈子はうさぎ達にアルバイトを持ちかける。健全なアルバイトだと言うが、仕事は大変だがみんなでやろうと言う事で、バイト料は安いと勘ぐるレイたち。
目的の十番シビックホールに着くと、成人式の手伝いのボランティアだと発覚。
無料で手伝いと聞き、うさぎ達は反発するが、イケメン三人が来てくれたと言うと全てを悟る。そして、レイもまことも吊られる。
パラパラたちも到着する。
こんな事したくないと文句を言うベスベスだが、ここにいればターゲットが来ると言われ、仕方なく残る事に。
幕を張ろうと高いところから頑張ろうとするうさぎだが、怖くて動けない。平均台だと思えと言われるが高くて怖気付く。
レイが行こうとして平均台の二倍の幅と言い聞かすも、まことがたった五倍の高さとフォローにならない事を言うのでやはり怖くなり断念。
そこにジュンジュンがスイスイと進む。布を持ってベスベスがジュンジュンの元へとジャンプすると、セレセレも上がってくる。三人で幕を張り始める。
下で風船を作っていた美奈子の所に猫親子が冷やかしに来る。猫の手を使ったボランティアをしに来たとダイアナ。
貼り終えた幕を見たパラパラは、綺麗じゃないと指摘する。そんなパラパラの言葉を受け、亜美はポケコンで比率の計算をする。1対1.618の割合が美しく見えると言い、ベスベス達にテキパキ指示をする。
成人式の看板を下ろそうとしたちびうさだが、重さでコントロール出来ず落ちそうになる。ジュンジュンが助けるが、全く止まらない。そこにまことが助けに入り、所定の位置に戻す。
レイはセレセレと花を生ける。
風船を作っていた美奈子は羨ましがるパラパラに内緒で1つあげる。
バッチリ準備が終わり、ホッとする一同だが、成人式を知らないパラパラ達に驚き説明する。大人になる祝いだと言うと、何故大人になるのを祝うのかと疑問をなげかける。大人になるのは嬉しいと言うちびうさに対し、嫌がるカルテット。
翌日の成人式当日、大人になりたくないと言いながらもカルテットは会場へと来た。
うさぎと美奈子にセレセレは、大人になりたい理由を聞くと、うさぎは衛と結婚して美味しい味噌汁を作ってあげたい。美奈子は、華麗なるアイドル。
亜美とまことにジュンジュンは大人になりたいか聞くと、亜美は立派な医者になって病気で苦しむ人を助けたい。まことは、街の人たちに喜ばれるケーキ屋さんと語る。
キャリアウーマンになりたいと言うレイの夢を爆笑するセレセレとベスベスに、世の中に立ってこそ大人だと反論する。からかう二人に怒るちびうさ。
素敵なレディになる事だと言うちびうさに、大人は自由に遊べない哀れな生き物。
ゆめゆめ疑うことなかれ。大人は子供の成れの果てと言う二人。
そこに悲鳴が響き渡る。ジュンジュンのレムレス、電飾鯰ビリビリ野郎が暴れていた。
会場全員の夢の鏡を取り出すも、普通の鏡ばかりで大人の夢はろくなものでは無いと言い、食べるように命令。
「未来を夢見る、若人に、晴れのこの日を、汚すやつ!私たちが、月に代わっておしおきよ!」とセーラー戦士が登場。
セーラー戦士を襲おうとするレムレスだが、夢の鏡を食べすぎてショート。カルテットは喧嘩を始める。
チャンスだとマーズはベスベスを、マーキュリーはパラパラを、ジュピターはジュンジュンを、ヴィーナスはセレセレを追い詰めようと攻撃する。
椅子に隠れるパラパラを追い詰めたWムーンだったが、罠で逆にカルテットに囲まれてしまう。動くと玉で攻撃すると脅され、何も出来ない四戦士。
そこに薔薇が飛んできて、ピンチになる。
「夢多き未来を信じぬ心貧しきもの達よ、戦いを止め、平和の中に明日への希望を見出すが良い」
カッコつけていて意味が分からず、自分でもよく分かっていないと言うカルテットに、知性は隠せんと言うタキシード仮面のアシストにより、レムレスを撃退。
その後、成人式は無事再開されるがカルテットの姿が見当たらず、友達になりたかったと残念がるうさぎ。また会えそうだとレイとちびうさ。
その頃、一刻の猶予も無いと怒り狂うネヘレニアは、遂に自身が動こうと決意する。
次回予告
うさ「ぎょえー、街中蜘蛛の糸だらけ!何が始まったの?」
ネヘレニア「ふふふ、世界が終わる時が来たのだ」
うさ「誰?好き勝手な事を言うのは?」
ネヘレニア「妾はネヘレニア。この世の全てを暗闇に変えてやるわ!」
うさ「そんな事はさせない!みんなの夢は私が守る!」
月の光は愛のメッセージ🌙*゚