SuperS


第28話『恐怖を越えて!自由へのジャンプ』

演出:宇田鋼之介
作画監督:下笠美穂
脚本:杉原めぐみ
放送日:1995年12月2日
レムレス:夢食い軽業師・とびきり野郎


ジルコニアがカルテットを呼ぶも、かくれんぼをしていて誰もいない。ジルコニアの雷に落ちたパラパラはベスベスに捕まってしまう。
ターゲットを見て趣味じゃないと嫌がるセレセレやパラパラは、その場にいないジュンジュンに押し付け、かくれんぼの続きをする。

九助が運動会の準備をしていると、ちびうさが帰っていく姿が見え、手伝う様に呼びかけるも、無視。
ため息をつき、落ち込むちびうさに美奈子達が声をかける。視線を小学校に向けると、運動会の準備をしているのを見て、それぞれが運動会の思いを口々にハイテンションで騒ぐ。
そこに九助がロープで高い所から登場。先生にどつかれるが、ちびうさに近づき帰る理由を聞く。
障害物競走に跳び箱があると落ち込むちびうさ。それを聞いた九助も顔が曇る。
そんなちびうさにダラしないと大笑いするうさぎ。
初耳の九助は動揺しながらも強気な姿勢をする。
そんな二人を他所に運動会を懐かしがる衛に、教えてもらおうとお願いしようとするちびうさを察知したうさぎは断る。
そんなうさぎを説得し、みんなで跳び箱の練習をしようとまことと美奈子が提案する。

九助は一人居残りして跳び箱の練習をしようとする。保育園の時、飛ぼうとして転けて跳び箱が崩れ落ちて以来、トラウマで飛べなくなっていた。
運動神経万能でプライドが高い九助は、飛べなくて笑われたくないと勇気を振り絞り飛ぼうとするが、怖気付く。
その様子を見ていたジュンジュンが近づき、跳び箱が苦手な九助にコーチを買って出る。

一方、跳び箱の練習に公園に来たうさぎ達。衛はゴールに立つだけ。まことは踏切と手を着くタイミングだとアドバイス。うさぎは馬。美奈子は合図をそれぞれ担当。
ちびうさは走り出すと視線の先に衛が見え、笑顔で走る。
愛する人の胸に飛び込むつもりで来いと美奈子が言うと、うさぎが立ってしまい激突。

九助の方も跳び箱に当たって転けていた。踏切と手を着くタイミングとジュンジュンもアドバイスしており、呆れる。何度やっても飛べず激突を繰り返す九助に、暗くなってきたからやめだと言うと、熱心に頼む九助に、明日の早朝にまた練習に付き合うと約束。

その夜、ちびうさは衛の写真でイメトレをしていた。そこにペガサスが話しかける。運動会があり、跳び箱が飛べない事を吐露。自由に飛べるペガサスを羨むも、ペガサスの方がちびうさの方が自由に飛べると背中を押す。

早朝、九助は練習してもまだ飛べずにいた。そこに約束通りジュンジュンがやって来る。運動神経は悪くない。跳び箱が怖いだけ。怖い気持ちがある限り飛べないから、手っ取り早くもっと怖い目に合えばいいと言い、オリに閉じ込めてクマと二人きりに。慌てて逃げる九助。そこに跳び箱があるも、跳び箱が飛べるようになる。
飛べて喜ぶ九助だが、クマを心配するも幻だったと種明かしされ、衝撃を受ける。
そんな九助の夢の鏡を取り出すが、ゴールデンミラーでは無かった。

ムーン「特訓しようと思って来てみりゃあこんな所で何やってんの?朝っぱらから、ご近所迷惑よ」

レムレス、飛び切り野郎を召喚。一目散に鏡を食べる。飛び回り、攻撃出来ず手も足も出ない。
一瞬でも止められないと倒せないとのマーキュリーの言葉を受けてちびムーンは、思い切って突撃する。
レムレスはムーン達の所に突進してくるが、そこからちびムーンが走って来ると狼狽える。レムレスに跳び箱に飛ぶように飛ぶちびムーンは、レムレスの動きを止める。お陰で倒す事に成功。

その後、無事鏡が戻った九助は、運動会に参加。
ちびうさは無事跳び箱を飛び、一等に。
九助も無事跳び箱を飛び、一等に。


次回予告
うさ「ちびうさ、どお?せっかく私の似顔絵描くんだからビューティフルに描いてよね!」
ちび「もぉー、ごちゃごちゃ言うから失敗しちゃったじゃない」
うさ「どれどれ?下手くそねぇ。歪んでんじゃない。こう言うの、デッサンが取れて無いってゆーのよぉー」
ちび「いいの!あんたの顔、歪んでんだから」
うさ「なにぃ!」

月の光は愛のメッセージ🌙*゚

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