SuperS


第19話『十番街の休日!無邪気な王女様』

演出:佐藤順一
作画監督:下笠美穂
脚本:杉原めぐみ
放送日:1995年8月26日
レムレス:玉乗りゾウ使い・エレファン子

アバンタイトル
うさ「祭りだ祭りだぁ!」
ちび「ねぇ、うさぎ。あの女の人」
うさ「お好み?焼きそば?かき氷!」
ちび「何か訳ありって感じじゃない?」
うさ「フランクフルトにチョコバナナ~」
ちび「ほっといていいの?」
うさ「楽しみを邪魔すると、月に代わってお仕置きよ!」


***


来日中のアメジスト王国の王女ルビーナが風邪で晩餐会を欠席とのニュースを見たルナは可哀想と心配する。同調するダイアナは、未来のクイーンとキングも堅苦しい行事の日に限って熱を出し、行事が終わる頃には元気になると言うと、ルナはキングも一緒にかと聞き、心配になる。

一方、未来のクイーンであるうさぎは貰ったお小遣いをすぐに使い切り、お駄賃稼ぎに母の手伝いをしていた。
手伝わない同行者ちびうさに手伝って欲しいと言うと、半分お駄賃を貰うと言われ喧嘩になる。
そこに颯爽と女の人が現れ、華麗に喧嘩を仲裁。あろうことか通行人を止めて荷物を持つ様に頼む。驚いたうさぎ達は、断ってその場から逃げる。
その帰り道でお祭りがあり、楽しそうとちびうさも女性も大はしゃぎ。

バーでターゲットの写真を見ていた鷹の目が、虎の目の好みだと指摘するが年増な上に風邪で寝込んでいるからいらないという。
仮病だと言って説得するも、年増だからとやはり嫌がる。

浴衣に着替えたうさぎとちびうさが玄関を開けて祭りに行こうとすると、そこにはあの女性が笑顔で立って待っていた。
ルビーナだと名乗ると、つられてうさぎとちびうさもそれぞれ名乗る事に。
気にせず出かけるよう促すルビーナに困惑しながらも、そうする事に。その様子を窓からダイアナは勘づく。
祭りに着いたうさぎはルビーナの保護者となり見守る。
追っ手を警戒するルビーナを見て、ちびうさはただの観光客ではないと勘づく。とことん付き合うしかないとうさぎ。
ヨーヨー釣りをしている間にルビーナが失踪。
ルビーナは、風船売り場の前で買ってと強請る男の子を見て、その子に不自由な自分と重ね、風船を男の子にあげる。
欲しそうにしていた女の子にもあげると、その場にいた子供全員に強請られ、次々あげる。
店主がルビーナに代金を払うよう言うが、分からないルビーナは店主にも風船をあげてしまい、キレ散らかされる。
それを見ていたうさぎ達が助けようと人だかりに飛び込もうとするが、入れない。
そこに祭り男に変装した鷹の目がルビーナを助ける。物を買うにはお金が必要だとルビーナに言うと、名前を呼ばれたルビーナが鷹の目を追っ手と勘違いして突き飛ばす。
その拍子に風船が飛んでしまうが、風船の様に自由だと宣言してサラバと言って逃げる。
その場に残された鷹の目は店主に風船代を払う様言われ、一万円を出して釣りはいらんとカッコつけるも、足らんとどつかれる。

一方、逃避行したルビーナは衛に話しかけられ、追っ手かと警戒するも楽しんだらホテルに帰るように言われ驚く。
自由に憧れる気持ちは分かるが、心配している人がいると説得する。そこにルビーナを探していたうさぎとちびうさが到着。
衛がいることに気づいた2人は、花火に誘うが、用が出来たからと断り、今度何でも奢ると約束。
ルビーナと何していたのかちびうさが聞くと、道を聞かれていたと誤魔化す。

影で見ていたアルテミス、ルナ、ダイアナの所に戻った衛は、本物のルビーナ姫だった事を報告。
ほっておいて良いのか悩むアルテミスに衛はちゃんと帰ると言うが、そうではなくてうさぎと一緒にいる事が問題で、日本人とはこうだと思われたらと心配する。その意見に衛は不安を露わにするが、大丈夫だろうと言う。

その頃、うさぎ達は花火を楽しむ。
何時でも自由に衛と会えると知り、ルビーナは素敵だと羨む。
もっと前に行こうと移動している間に、ルビーナは鷹の目に捕まってしまう。
移動して、縛り上げると夢の鏡を取り出す。覗き込むが、いない。風船代を全て払った鷹の目は痛手を負う。
ムーン「せっかく楽しい花火の夜に」
ちび「おいたするのは悪いヤツ!」
レムレス、玉乗り象使いエレファン子を召喚。
ゴムマリオは義理の兄で、風船女プウコも親戚だと言う。
エレファン子の上に乗ってしまったムーン達は、そのまま転がされる羽目に。倒れているルビーナのところに向かっているのを見て、泣きながらルビーナに起きる様訴えるが意識は戻らない。
そこに薔薇が飛んでくるが、勢いは止まらず、タキシード仮面はセリフを言えないまま、止めようとビリヤード構えをする。
タイミングを見計らい、弾き飛ばすと必殺技で倒す。

その後、ルビーナを無事送り届ける。
うさぎ達にとても楽しかったから一生忘れないとお礼を言う。また遊びに来てとちびうさが言うとはいと答え、さよならする。


次回予告
うさ「まこちゃん、もう止めようよ。そりゃあ、ダンスは凄く素敵だったかもしれないけどさ。あの人、ちっとも優しく無いじゃない」
ちび「沢山の女の子に声掛けてるの見ちゃったんだよ。あの人、まこちゃんの王子様なんなじゃないよ!」
うさ「私たち、まこちゃんの辛そうな顔、見たくない!ね?」

月の光は愛のメッセージ🌙*゚



補足説明

ルビーナ姫を演じたのはスターズでセーラーアルーミナムセイレーン役の永遠の17歳のあのお方🤣

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