SuperS


第16話『天馬を信じる時!4戦士の超変身』

演出:佐々木憲世
作画監督:中村太一
脚本:榎戸洋司
放送日:1995年7月22日
レムレス:回転木馬・まわしタロウ

アバンタイトル
ちび「レイちゃん達四戦士はただの雑魚?」
うさ「みんなはねぇ、私の大切な仲間なのよ!そんな言い方許せない!」
ちび「え?私たちもペガサスの力が無ければただのカスゥ!?」
うさ「ぎぇぇぇ~~そんなこと言う奴は、絶対!絶対!許せない!月に代わってお仕置きよ!」


***


隣のクラスの人気者のロバートにちびうさは声をかけられ、突然告白される。サッカー部の練習があるから、返事はその時にと言ってクラブへ行ってしまう。

家に帰ってきたちびうさは、ロバートに告白された事をペガサスへ話す。カッコよくてファンクラブもあるロバートの告白をどうするか悩んでいると、ペガサスがどこか寂しそうにする天馬。どうすればいいか聞くと、君が自分で決めるしかない。言いも悪いもちびうさの事だからと相談に乗り気では無い。

一方うさぎはニュースで天馬が人や車を襲っていると報道されているのを見て、慌てて外に出る。

ターゲット候補にパッとしないと愚痴る二人の所に魚の目が合流。セーラー戦士をおびき出す作戦を決行中だが、浮かない顔をする魚の目に上手くいってないと鷹の目。派手にやっているのに鈍いとイライラするが、美しい夢を持つ人を襲うのが本業だと開き直る。
そんな魚の目は、今度は年下の男の子をターゲットに決め、ルンルン気分で出かける。

喫茶店に集まったレイ達は天馬のニュースを知り、不信感を抱く。
そこにちびうさが登場。うさぎから告白された事を知ったまことは早速聞こうとする。
恋は最初が肝心と言うまこと。
押して押して、押しまくるのよと美奈子。
こういう相談を乗る為にお姉さん達はいるとレイ。
でも、このお姉さん達は私以外みんなフリーよと痛いところをパスタを食べながらついてくるうさぎ。
そんな5人にちびうさは、付き合うかどうかは分からないと言う。今日会ったばかりで好きかどうかなんて分からないと困惑。
付き合ってみないと分からない。段々好きになっていくかもしれないとレイと美奈子。
そこに、好きって言うのは難しく考えるものではなく、単純にこの人といつも一緒にいたいって思う気持ちの事だとまことがアドバイスすると、ちびうさは分かると同調。いつも傍にいたい。一緒にいるとこんな時がずっとこのまま続けばいいと思う。そんな感じのことだよねと目を輝かせながら語るちびうさに、それってもう誰か好きな人がいるように聞こえると美奈子たちはちびうさの発言に驚く。

直後、天馬が人や車を襲っていると言う新聞を目にし、ちびうさは激しく動揺。天馬はこんな事しない。デタラメだと激しく避難。
そんなちびうさの態度に亜美は、天馬のことを知っているのか聞く。いつも私たちを助けてくれると説得。

部活が終わりちびうさを待つロバートの前に“きれいなお姉さんは、好き?”とお姉さんになった魚の目が近づく。

ちびうさは、ロバートに告白の返事をする為に学校へと向かっていたが、うさぎに後をつけられている事を感ずき、激怒。
美奈子達もその後ろを着いてきていたが、鋭いちびうさに、もう少し離れてつけたほうがいいとまこと。

ロバートは、ずっと喋り続けてうるさい魚の目に、相手する程暇じゃないと一蹴して立ち去ろうとする。そんなロバートを、問答無用で襲う。
到着したちびうさとうさぎは襲われているのを目撃し、変身する。
「あどけない美少年を襲うなんて、お姉さんが許しません!愛と正義のセーラー服美少女戦士セーラームーン、セーラーちびムーン。月に代わってお仕置きよ!」
必殺Wセーラーキックで魚の目を襲うが、失敗。
そんなWムーンに回し太郎を召喚。レムレスの姿を見たムーンは、引く。ちびムーンは偽物だった事を確信。ペガサスを呼び倒そうとするが、回し太郎の技でWムーンがバリアの中に閉じ込められ、ペガサスが入れなくなってしまう。
駆けつけたジュピター達は、バリアを壊そうと次々技を放つが通用しない。体当をするも歯が立たず、弾き飛ばされる。
Wムーンが中でレムレスに攻撃するも歯が立たない。
どうすればいいか手立てがない四人に、ペガサスがパワーを送るから波動に心を合わせるよう言う。
しかし、ペガサスが味方だと言う保証は無い。罠かもしれないと受け入れようとしない四人。
分かってもらおうとペガサスは身を呈してバリアに何度も立ち向かっていく。必死なペガサスの行動と、ちびムーンの信じて欲しいと必死な訴えに心を動かされた四人は、力を貸してとお願いする。
すると四人の変身ペンが進化する。そして、四人もスーパー戦士へと生まれ変わる。技を放つと今までに比べ物にならないほど強大な力が発揮され、バリアは見事打ち砕かれる。そして、必殺技で撃退。

夕方、ちびうさはロバートに付き合えないと断る。振られたのは初めてだと受け入れる。好きな人がいるのか聞かれるが、ちびうさは何も答えられない。
その様子を見ていたまこと達。気になっていたうさぎは、打って変わって帰ろうとする。怪しむレイ。そこに衛からポケベルに“8451”とのメッセージが。待ち合わせしていた事を忘れていたと言ううさぎに、何故振られずにいるのかレイは不思議がる。
ちびうさにまで先を越されるとは、とまことは悲観的になる。そんなまことに、夏はこれからだと慰める。
騒がしくする三人はちびうさに見つかり、怒られる。


次回予告
うさ「ついにやって来ました、この季節!夏と言えばやっぱ、海水浴っしょ?」
亜美「うさぎちゃん、幾ら夏休みと言っても宿題だってあるし、遊んでばかりもいられないわ」
うさ「もう新しい水着も買ったんだし、パァっと行こうよ!」
亜美「お勉強もその勢いで、パァっと行きましょう」
うさ「ウゲッ」

月の光は愛のメッセージ🌙*゚

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