SuperS
第14話『恋の嵐!美奈子のフタマタ大作戦』
演出:五十嵐卓哉
作画監督:香川久
脚本:山口亮太
放送日:1995年7月8日
レムレス:戦慄のアクロバットシーソー・ぎったんこ&ばったんこ
アバンタイトル
うさ「み、み、美奈子ちゃんがぁぁぁ~~~~~!?」
ちび「男の人と歩いてたんでしょ?」
うさ「あんた、どうして?」
ちび「でも、かっこいいよね?バイクに乗ってて、ちょおっと悪そうだけど」
うさ「そうそう!真面目そうな好青年」
Wうさ「でって、全然違うじゃん!」
うさ「まさか、二股?美奈子ちゃん、そりゃ、ヤバいって!」
***
衛を巡り映画デートかショッピングか言い争っているうさぎとちびうさの近くを美奈子が横切る。何と、男と一緒だ。
次の日、美奈子に彼氏が出来たことをみんなに報告。それを聞いたレイは美奈子だけには遅れをとるまいと思っていたと零す。
それを聞いていたアルテミスは大きなため息を着く。美奈子の彼氏の容姿を聞くと、背が高くて優しそうと答えるちびうさに対して、ダイアナは髪が長くてちょっと悪っぽい人ではと問う。
そこに美奈子が噂の彼氏と到着。この前見た人と違うとうさぎは驚く。やっぱりとアルテミスは呆れる。
元気よく登場した美奈子にちびうさは誰か聞くと、ロック歌手を目指す苦労人の虎島で、ライブハウスでナンパされたと紹介。
この前一緒に歩いていた人の事をうさぎが聞くと、美大に通う鷹野で、君には想像意欲を掻き立てられると絵のモデルを頼まれたと喜ぶ。
その話を聞いた一同は、二股だと確信する。
ダイアナは二股とは何ぞだとうさぎに聞くと、アルテミスは子供に変な事を教えるなと釘を刺す。
一方、虎の目と鷹の目はジルコニア指名のターゲット、美奈子を巡り、どちらが落とせるか競っていた。
鳥頭、悪趣味虎パンツとなじり合う二人の前に僕の為に喧嘩しないでと魚の目登場。
ウキウキでデートの服を選ぶ美奈子にアルテミスは説教するが、全く聞いていない。呆れて出て行こうとするアルテミスに、分かってるから心配するなと言い、愛の女神こと、愛野美奈子。この幸せ、掴ませて頂きます!と高笑いし、美奈子節炸裂。アルテミスを呆れさせる。
ちびうさは、ペガサスに同時に二人の人を好きになる事はあるのかと聞く。たった一本の赤い糸を見つける為には、色々な経験が必要なんだと答える。
次の日、待ち合わせを15分遅れて鷹野の待つ公園へと到着。声をかけようとすると虎島もそこにおり、約束していた事を思い出し、焦る。
心配して付けてきたアルテミスは、嫌な予感が的中する。そこにちびうさに声をかけられ、ルナも現れ、みんながきていることを知る。
ダイアナは世にも珍しい二股が見られると嬉しそう。
一方、美奈子はどうするか悩む。理由はどうあれ、約束は破ってはいけないとピンチをチャンスと捉えた美奈子は覚悟を決めて、先ずは虎島の元へと近づく。
走って来たら喉が渇いた。いい天気だから外で飲みたいから買ってきてと頼む。
その隙に鷹野に接近。映画でも行こうと誘うと大急ぎで映画館へと駆け込む。鷹野に老人を宛てがうと映画館を飛び出し、大急ぎで虎島の元へ戻る。トイレに行っていたと謝る。
それを見ていたダイアナは、二股は体力がいると感心。すぐにボロが出ると言うアルテミスに対して、レイはこういう時の美奈子は妙にパワーがあると感心する。
一方、映画館で美奈子を口説こうとすると隣にいたのが老人で驚き悲鳴をあげる。
虎島と楽しくデートしていた美奈子は、映画が終わる時間だと気づき、親に電話すると言って鷹野の元へと急いで戻る。どこにいたのか聞く鷹野に、ずっと一緒にいたと苦しい言い訳をする。トイレに行くと言い残し、また急いで虎島の元へと走る。
その後も鷹野と虎島を行ったり来たりのハシゴを繰り返し、二股デートを両立させる。
夕方になり、捌ききれないと流石に限界が来て疲れていると、アルテミスがもうよせと言いに来る。振り向くと全員集合。ちびうさに相手に嘘をつきながら付き合うのは良くないと諭される。うさぎに本当の事を話すべきだと言われた美奈子は、ハッキリすると言って、二兎を追う者は一都六県とことわざを間違えつつ宣言。今日の自分は一味違うと言い残し、戦場へダッシュ。その後ろ姿を、うさぎ達は不安を覚えながら見送る。
一方鷹の目と虎の目は美奈子を巡り、言い争っていた。そこに登場した美奈子は、私の為に喧嘩はやめてと言うが、どちらかを選べと二人は凄んでくる。
そんな2人に、自分の気持ちに嘘はつけないと言い、悪びれること無く、どちらも好きだと笑顔で言い切る。
そんな優柔不断で勝負にならない美奈子に両天秤にかけられた二人は堪忍袋の緒が切れ、鷹の目と虎の目となり美奈子を襲おうとする。美奈子は騙したとショックを受ける。
あんたにはだけは言われたくないと二人は怒り、美奈子を拘束。二人同時に美奈子の鏡を覗く。美しい夢だったが、やはりペガサスはいない。
ムーン「待ちなさい!恋する乙女心を賭けの道具に使う悪いヤツ!」
ちび「愛と正義のセーラーチームが」
全員「月に代わってお仕置きよ!」
襲われているのを見たセーラーチームが駆けつける!
鷹の目はギッタン子、虎の目はバッコン子を召喚。シーソーで戦う。やられて絶体絶命のピンチを迎えるセーラーチーム。
レムレスの活躍でまた喧嘩をする鷹の目と虎の目。その隙にアルテミスは美奈子を起こしに来る。気がついた美奈子は、純情を踏みにじられたと怒り狂い、自ら拘束を解き、変身する。
「待ちなさい!セーラー戦士はもう一人いるのよ」とセーラーヴィーナス登場。
「兎に角、あんた達だけは許さない!愛と美の女神セーラーヴィーナス、怒りのクレッシェンドビーム、乱れ打ち受けて頂きます」と怒りを露わにして技を放つ。その隙にムーンは必殺技で撃退する。二人同時に退散。
戦いが終わるとヴィーナスは手を合わせて謝る。五人は笑顔で受け入れる。
一方、アジトで悔しがる鷹の目。勝負はお預けと虎の目。引き分けの場合、二人とも出で行くと思っていたと言い、顰蹙を食らう。
その夜、アルテミスに振り回されていたことを謝る美奈子。振り回してた気がすると憎まれ口を叩く。アルテミスは、本当の恋は色んな経験をした後に、巡って来るもんなんじゃないと言うと、幾つもの出会いはいつか巡り会うたった一人の人に続いているんだよねと納得する美奈子。
補足説明
この回でED変わりまして、「らしく行きましょう!」になりました😊
後、ギッタン子さんは後のカルテット
次回予告
うさ「ねぇえ、私たちっていつも一緒だけどさぁ?」
衛「なんだい?」
うさ「二十年も離れ離れになったら、二人の気持ちってどうなるのかな?」
衛「さぁなぁ?」
うさ「あなたを待って作り続けるの、ポトフ。それもロマンティックよねぇ」
衛「二十年もののポトフ?」
うさ「あぁーのね!」
月の光は愛のメッセージ🌙*゚