SuperS
第10話『あやかしの森!美しき妖精の誘い』
演出:幾原邦彦
作画監督:中村太一
脚本:吉村元希
放送日:1995年6月3日
レムレス:綱渡り・綱わたろう
アバンタイトル
ちび「ねぇねぇ、男の子ってやっぱり妖精みたいな女の子にはメロメロなのかな?」
うさ「決まってるでしょう。だからまもちゃんは、妖精みたいな私にメロメロなのよ」
ちび「メロメロなのは、あんたの方でしょ」
うさ「兎も角、メロメロさせるあなたは月に代わってお仕置きよ!」
***
ちびうさは本屋で“fairy”と言う本に惹かれ、うさぎに買ってもらう。
帰り道、その本を読みながら歩いていると男の人とぶつかってしまう。その人の顔を見ると、今しがた買って読んでいた本の作者“北方”だった。
その夜、夢中でその本を読んでいるとペガサスに何を熱心に読んでいるのか話しかけられたちびうさは、花や妖精の絵がいっぱい載っているとペガサスに見せる。すると描かれた花はペガサスの住んでいるところに咲いている。この世界の人には見えないはずなのにと驚く。
どこかで見たのかと疑問視すると、夢の中で見たとちびうさが伝える。
次の日、北方と会ったちびうさは、妖精に惹かれて本を買ったと伝える。妖精に会ったことがあるのか聞くが、無いと答える北方だが、どこかにはいるはず。良く夢で見ると言う。
結婚するなら妖精みたいな人がいいのかと聞くちびうさに対して北方は考えた事も無かったが、どんな人なんだろうと疑問に思う。ちびうさは優しくて小さな生き物やお花とお友達になれる人じゃないかと答える。
タイガーズアイとホークスアイはターゲットを吟味するが、パッとした人がおらず好みの女の子のタイプで口論になる。
そこにフィッシュアイが現れて、タイプの子をピックアップ。二人が覗き込むと、そこには男の人が映っていて青ざめる。
森で北方が絵を描いていると、ちびうさがダイアナと一緒に来る。一人で来た事を咎めていると奥の方で女の人がかけていく姿が目に映る。その人を追って北方が走っていくと、ちびうさもそれを追う。
湖に到着すると、そこには先程の女性が。誘われる様に彼女に近づく北方。
女性に接近して何者か聞くと、あなたが一番よく知っていると返され、北方は妖精なのかと問う。
そこにダイアナが来て女性の匂いを嗅いだら美味しい匂いがすると不思議に思う。女性は怯えて逃げると姿を消す。アジトに帰って体を洗う。
北方の様子をレイの家でみんなに教えるちびうさ。毎日森に通い人相まで変わったと聞いたうさぎは本当に妖精なのかもと言うと、ダイアナは人間の匂いはしなかった。お魚みたいな匂いだったと主張するとうさぎは魚の妖精だと豪語する。
本を読んでいたレイは、北方がかっこいい人で興奮すると美奈子、まこと、うさぎも興奮。するとうさぎには衛がいると指摘する。
美奈子は、妖精が住んでる森を北方と合わせて調べる必要があると豪語する。
次の日、うさぎとちびうさを置いて四人で森に来ていた。
女性と仲を深める北方。捕まえて押し倒して何者か聞こうとしたら、その下で花が折れてしまっていることに気づき、慌てる。女性は、ドレスに花粉がついていることに嫌悪感を示す。小さな生き物やお花とお友達になれる人が妖精だと考えていた北方は、ドレスの染みを気にする女性に失望。目が覚める。
花を手当する方が大事で去ろうとした北方を、フィッシュアイになって襲う。
その場に遭遇したうさぎとちびうさは妖精では無かったとガッカリする。
北方の夢の鏡を覗いたフィッシュアイも北方の中にペガサスがいなかったことに残念がる。そこにWムーン登場。
「待ちなさい!愛と正義のセーラー服美少女戦士セーラームーン、セーラーちびムーン。月に代わってお仕置きよ」
レムレス、綱渡り・綱渡ろうを召喚。
綱渡ろうですと丁寧に自己紹介すると、セーラームーンとちびムーンも乗ってしまう。
セーラームーンは綱渡りをさせられ、ピンチに。そこにタキシード仮面登場。
「危ない事に女の子を巻き込むとは、男の風上にも置けない奴」
お陰でその勢いで落下したレムレスとムーン。タキシード仮面はセーラームーンを抱き留めて助ける。必殺技でレムレスを撃退。
目を覚ました北方は、綱渡りしている妖精や鈴を鳴らしてペガサスを呼んでいる妖精を見たと豪語する。ちびうさはいると思うと同調。
うさぎはレイ達を心配するが、寝坊した事にちびうさは怒る。
一方、レイ達は美奈子のナビで迷っていた。諦めて帰ろうと言う亜美に、ここまで来てそれは無いと諦めずに森をさ迷い続ける。
次回予告
うさ「車ってさぁ、人から見るたらポンコツでもさぁ?そこ人にとったら宝物だったりするんだよね」
衛「どうしたんだ、急に?」
うさ「いえ、ね、あの青い空を見上げていたらね?ちょっとしちゃった」
衛「何か変なものでも食ったのか?」
うさ「昨日、鰻と梅干しをね。って、違うわよ!」
月の光は愛のメッセージ🌙*゚