SuperS


第8話『触れ合う心!ちびうさとペガサス』

演出:佐々木憲世
作画監督:香川久
脚本:榎戸洋司
放送日:1995年5月20日
レムレス:ヘビハナビ子

アバンタイトル
うさ「美しい夢」
ちび「人生山あり谷ありだから、夢を叶えるのは難しい!」
うさ「でも、夢を持ち続ける事の方がもっともぉッッッッッッッッッと難しい!諦めないで!あなたの、美しい夢を」


***


誰にも話さず内緒にしているのに余り話してくれないペガサスにもっと話したいと訴えるちびうさ。友達になりたいと言うちびうさに対してそれは出来ないと謝るペガサス。

ジルコニアに今現れているペガサスは影に過ぎないと言われたタイガーズアイは、影から夢の持ち主の心に潜り込む能力がある蛇花火子に、宿主の心に忍び込む様頼む。

ちびうさは学校で写生をしに来ていた。絵描きの格好をしていると森野先生にふざけるなと指摘される。絵も生き生きしたいい絵だと褒められるが、風景画なのに無いものであるペガサスを描いている事を咎められる。この景色には似合うと主張するが、塗りつぶして提出するよう言い渡す。

今度のターゲットは森野先生。歳の頃を言えばホークスアイだが、ときめかないと拒否。仕事をしないフィッシュアイにたまには働けとタイガーズアイを指摘するも、女に興味無いとキッパリ!
そんなフィッシュアイに、タイガーズアイは結構自分みたいなのがタイプだったりするのではと言うと、筋肉ばっかで頭硬い奴になびかないといけないのかと顔を真っ赤にして反論。
ペガサスをおびき出すところまで二人にやらせようとした企みは失敗に終わる。

ちびうさとうさぎは買い物帰りに森野先生と曲がり角でぶつかってしまう。
誰か聞くと図工の森野先生だと紹介。うさぎは保護者ぶって挨拶をする。学校でのちびうさの様子を聞くと、誰とでもすぐ仲良くなると言うとその場を後にする。

通りかかった森野に易者に扮したタイガーズアイが相談受けると話しかける。真剣に悩みを打ち明ける森野に対して、タイガーズアイはペガサスとセーラー戦士をおびき出すまでの段取りだと乗り気ではない。一応、いつもの様に口説こうとするも、その場を去ろうとする森野を襲う。

いっぱいの買い物に重いと駄々をこねるうさぎの元に車に乗って衛が登場。乗せてやろうと言うと、うさぎはやっぱり私の王子様と顔を赤らめて喜ぶ。その時、悲鳴が聞こえて来る。

タイガーズアイは森野の夢を覗く。外れたところでセーラームーン登場。
「年がら年中、一年中!愛する生徒に思いを馳せ、教師はみんなの友達だ」
「先生を襲う悪者は」
「愛と正義のセーラー服美少女戦士セーラームーン、セーラーちびムーン。月に代わってお仕置きよ」

待っていたタイガーズアイは、鞭とナイフで二人を追い込む。そこにタキシード仮面登場。
「性懲りも無く女性を襲う不埒なヤツ、覚悟しろ!」
今回は遠くにおらず、最初からタイガーズアイに接近して追い詰める作戦。その隙にトドメをとセーラームーンを促すが、タイガーズアイは余裕の笑みを見せる。
ちびムーンがペガサスを呼ぶと蛇花火子を召喚。蛇花火子は登場のまま、ペガサスの中へと突入。蛇花火子に任せてタイガーズアイはその場を後にする。
動かなくなったペガサスを心配してちびムーンを見ると、ちびムーンも意識を失っていた。

自分の夢の中へと来たちびうさはペガサスを助けようと駆け寄る。レムレスにペガサスをどうするつもりか聞くとあたなのものだからどうもしないと答える。ここにあるものは全部ちびうさのものだと教える。
リードをかけると、受け取るようちびうさに渡そうとするレムレスだが、ちびうさは嫌だと拒否。
ペガサスが欲しくないのかレムレスは聞き、ペガサスの力があれば世界を自分のものに出来る凄い馬だと言って説得。しかしちびうさは断固拒否。ちびうさの夢は自分の好きなみんなと友達になる事。ペガサスが欲しいのではなくて友達になりたい。力づくで言う事聞かせたって何の意味もないと拒絶する。支配する方が楽しいと言うレムレスに対して決めるのは自分だと言って、ここから出ていくよう訴える。
するとペガサスがその声に答えるように蘇り、角が光り、その力でレムレスは外へと放り出される。ちびムーンも意識を取り戻し、セーラームーンにトドメをと刺すよう指示する。レムレスを撃退。
ちびムーンに何があった聞くも、何があったか分からないと答えるちびムーン。

森野先生の夢を生徒と楽しく絵を描くことだった。
そんな先生を起こし、セーラームーンが追っ払ったとちびうさは説明する。
先生と別れようとすると、呼び止められる。写生の時の絵をペガサスを描いたまま提出した事を聞かれるとちびうさは、あの方が綺麗だと思った。あの景色にペガサスがいたらいいなと思った。その気持ちを大事にしたかった。
そんなちびうさにそれじゃあいい点はあげられないという森野に、こういう自分の方が好きなんだと、いい点貰えなくてもいいと納得している様子。
森野も実はあの絵、すごく好きだと笑顔で打ち明ける。月野さんからちびうさちゃんと愛称で呼び、その場を立ち去りながら気合いを入れて笑う。

その夜、寝る支度をしようとしているちびうさの前にペガサスが現れ、驚く。僕も君と友達になりたいから傍にいたいと言う。いつでも会えると喜ぶちびうさに2人きりの時だけと釘を刺す。
ペガサスの本当の名前を聞き出そうとするもまだ言えないと謝る。そんなペガサスにちびうさはゆっくり仲良くなろうと約束する。


次回予告
うさ「許さーーーん!まもちゃんがレイちゃん家にお泊まりだぁ?」
ちび「そんな騒ぐ事じゃないでしょ?」
うさ「あの二人はねぇ!昔付き合ってたのよ!一度消えた恋心に再び火が付くなんてありがちなパターンじゃないの!」
ちび「まさかぁ?」
Wうさ「まもちゃん、ダメー!!!」

月の光は愛のメッセージ🌙*゚

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