SuperS


第7話『まことの友情!天馬に憧れた少女』

演出:芝田浩樹
作画監督:○我井克美
脚本:山口亮太
放送日:1995年5月13日
レムレス:時限爆弾決死の脱出マジック・テン子

アバンタイトル
ちび「えー、月夜の天馬の作者が!?」
うさ「まこちゃんの知り合い!?うっひょー、サイン貰いに行こ行こ!」
ちび「あー、うさぎ!又奴等が!」
うさ「純情可憐な文学少女の夢を覗こうとするあなたは、月に代わってお仕置きよ!」


***


100万部のベストセラー小説「月夜の天馬」に感動するうさぎ達。レイだけは読んでおらず、話についていくことが出来ない。ちびうさも初見らしく、自分と同じペガサスを知っているのか気になる。
ふと横を見るとまことの様子がおかしく、ちびうさはどうしたのか首を傾げる。
聞けば、まことが転校する前のクラスメイトだという。隠していたことに不満を持ったうさぎに、有名人と知り合いだと自慢してるみたいだと答えるまこと。元々はまことが雑誌に投稿するよう勧めたという。一発でデビュー。
転校などで忙しくしていてお祝い出来ていないと残念そうに話すまことに、うさぎが今度の日曜日に智子さんのところにサイン貰いに行こうと提案。
前向きになれないまことに、うさぎはきっと会いたがっていると励ます。ちびうさも同調してお願いすると、まことは会いに行く事に決める。

その頃、アマゾントリオは失敗続きをジルコニアに怒られていた。次はこの娘を狙えとターゲットを指定する。写真に写っていたのは月夜の天馬の作者、高瀬智子だった。ペガサスのことを知っているかもしれないとジルコニアは期待を寄せる。

日曜日、智子に会いに行く6人と猫3匹。サインを貰うためにもう一冊買ったと言ううさぎに対してレイは、3冊購入。一冊は自宅観賞用、一冊は保存用、そしてもう一冊は人に見せびらかす様だそうだ。又悪い癖が出ていると嘆くルナ。
角を曲がれば智子の家だと嬉しそうに曲がるまことだが、家の前には人だかりができていた。何事かと想っていると、編集者に扮したタイガーズアイがやってくる。強引に入ろううとするも失敗。
まことがどうしたのか聞くと原稿の〆切を放ったらかしていなくなったと聞いたまことは、智子には小説しかないと憤慨してその場を走り去る。

行きそうな心当たりの場所に来ると、そこには智子が落ち込んでいた。小説を書いて暮らすことが夢だったのにあの頃のように逃げ出すのかと説教すると、書けないと告白。月夜の天馬以上のものは書けない。夢なんてない!と走り去る。

智子はサッカー部の先輩に想いを寄せていた。告白する勇気がないという智子に、小説を雑誌に投稿して先輩に読んでもらうことを提案。話題になれば先輩も振り向いてくれると後押し。

しかし、智子はサイン会をしているときに想いを寄せる先輩が女の子とデートしているところを偶然見てしまう。失恋してしまい、スランプに陥っていたのだ。
そのことを思い出しているときにちびうさが来て、ペガサスを見たこと。同じ夢を見ている人がいることに感動した。もっとトモの書いた話を読ませてほしいと無邪気にお願いするが、書けないと拒絶。
そこにまことがやってきて昔に戻るつもりかと説教。意気地無しの自分に戻るつもりか。一人でも読んでくれる人がいるなら書き上げて読んでもらうことが夢だった。もう自分だけの夢じゃないと活を入れる。
それを聞いた智子は前をむこうとするが、タイガーズアイが接近。原稿の進み具合を確認すると見せかけ、智子を襲う。

ジュピター「智子には、指一本触れさせないよ!」
ムーン「その通り!編集者と名を語り、作家の夢を食い潰そうとする悪い奴。愛と正義のセーラー服美少女戦士セーラームーン、セーラーちびムーン。月に代わってお仕置きよ!」

タイガーズアイはレムレス、テンコを召喚。
ジュピター、ムーン、ちびムーンの三人はチェーンで縛られて身動きが取れなくなってしまう。
シュープリーム・サンダーで千切ろうとするが感電するだけで、びくともしない。結果がどうなるか分かっていたルナとアルテミスは呆れ返る。
その隙に智子の夢の鏡を除くも、ペガサスはいなかった。ジルコニア直々の使命で来たのにガッカリする。
時限爆弾をセットされ、鎖で身動き取れない三人はピンチに陥る。必死に脱出を試みると、薔薇が飛んできてチェーンが粉々に粉砕。
「美しい乙女に鎖は似合わない。鎖に繋がれるのは悪人と凶暴な犬だけで十分だ」とタキシード仮面登場。
時限爆弾は返すと言って放り投げるジュピター。レムレスの近くで爆発。動きを封じ込めることに成功。留めに必殺技で撃退。タイガーズアイは退散。

戦い終わりに智子は「ペガサスを満たす」と興奮気味に話し、素敵な夢が見られるんだからまだまだ書ける。書きたいことがいっぱいある。みんなのために書きたいと話す。頑張れと言って笑顔でその場を後にするまこと達。
また読んでくれるかと智子がまことに聞くと、読者第一号だから当たり前だと読むことを約束する。


次回予告
ちび「私って、可愛くない?」
うさ「えぇ、そりゃあアンタは生意気だし、人のおやつは食べちゃうし、ちっとも可愛くないけどさぁ」
ちび「うるさいわね!嫌いじゃないのに、何か上手く付き合えない人っているのよね。人間関係って複雑だわ」
うさ「あんた、もうちょっと子供らしい言い方しなさいよ」

月の光は、愛のメッセージ🌙

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