フラフラとこの地球(ほし)へと幼い時に上陸して心細い思いをしていた僕に優しくしてくれた衛くんの事は違う星に流浪して成長しても全く忘れず心の中に生き続けていた。

いつだって地球にいる間は優しかった君にまた逢いたくて降り立ってきたのに忘れられていたばかりか、僕以外の大切な人まで作っていた。
しかもそいつに騙されている。許せない！僕の事に興味をなくした衛くんも、衛くんをたぶらかしているあの女も許せない！

面白くない！全く面白くない！
衛くんは僕の事だけを見て、僕の事だけを考えてくれていればいい。
あの女さえいなくなれば僕に振り向いてくれるだろう。

連絡を取る手段がないままに色んな星をさすらっていた年月が呪わしい。こんな事になるなんて知らなかった。
衛くんが僕以外を見る未来など、想像出来ていなかった。分かっていたら、この星を離れなかったのに……
衛くんを幸せに出来るのは僕だ。衛くんは僕のものだ。衛くん、衛くん、衛くん……大好きだ！！！




おわり

20221205 フィオレ生誕祭
(劇場版R公開日)




このあいうえお作文、実は二年前に途中まで書いてたのですが、書いている最中にフィレオフィッシュネタが降りて来たためまさかの二年も放置する事になるとは思わなかったです😅‪‪

短い話ほど完成せずに放置プレーされがち🤣
他にも中途半端に書きかけて放置してるのがいっぱいですが、もう何が書きたかったのか⁉️今となっては分からないので永遠に放置される事でしょう😂