ゲレンデがとけるほど恋したい
※現パロ
設定
・衛&四天王→スキー&スノボインストラクター
・内部5人→スキー&スノボ初心者
・衛と四天王は地元民で内部5人は3泊4日で成人祝いにスキーを楽しみに来た。全員恋人なし。
・それぞれ自然とまもうさ四四でペアになって教えることに。
・旧作38話の設定は総無視で、私個人の願望での独自設定
・以前Twitterで140字で呟いたものを1000字程度に膨らませた短編小説で、ほぼ会話なしの妄想小説。これ以上の広がりはみせません。
・狭山スキー場コラボ行けない代わりの創作での供給です
・読んでからの誹謗中傷は勿論NGでお願いします。
☆まもうさ
兎に角ドジで、事ある毎に尻もちをつくが、それでもめげずに頑張る健気なうさぎを暖かい眼差しでドジっ子可愛いなぁと見守る衛。
スキー板に慣れずバランスがあにくいと分かり、自分に掴まるよう促し、密着する事に成功。文字通り手取り足取りうさぎに優しく教えてあげる。
これだけドジで出来が悪いと教え甲斐があると丁寧に教えることに。優しく丁寧に教えてくれる衛の期待に答えようと必死で頑張り滑れる様になるうさぎ。そんなうさぎの頑張りに心打たれ、心を奪われて完全に恋に落ちてしまう。
数日間滞在すると聞き、その間ずっと付きっきりで教える約束を漕ぎ着ける。何とかこの数日で良い感じになる様に持って行きたい衛はスキー以外の時間も一緒に過ごしたいと申し出る。
「みんなもいるし…」と満更でもないが、他の4人を気にするうさぎに「今頃4人も他のインストラクターと行く約束してると思うよ」と押して押して押しまくる。
「じゃあ行こうかな?ここら辺の事分かんないし、色々教えて貰えると嬉しい」と無邪気に好意に快諾する。
うさぎの快諾に心の中でガッツポーズをする衛はこの数日でものにするまで口説き落とそうと下心をむき出しにする。
そんな事とは露知らずなうさぎはスキーだけじゃなくてここら辺の事まで教えてくれるなんてとても良い人だなと純粋に喜んでいる。
その日からスキーが終われば5人全員別行動になり、各々ペアで過ごす事に。
うさぎ達が泊まってる旅館前で待ち合わせる衛とうさぎ。少し遅れてしまった衛は知らない男数人にナンパされて楽しそうにしているうさぎを見てイライラする。
思わずうさぎの手を握り、「俺のだから」とナンパ男達を蹴散らし牽制。
それまで普通にいい人だと思っていたうさぎはゲレンデでは顔が見えず分からなかった衛の事を顔も行動も男らしくてカッコイイと意識し出してドギマギする。
手を取り、そのまま勢いのまま無言で歩き続ける衛は、うさぎと手を繋いでいたことに急に思い出し、慌てて立ち止まって謝りながら手を離す。
うさぎの顔を見ると真っ赤になってモジモジしていて可愛すぎて思わず抱きしめてしまう衛。
突然抱きしめられ驚くが、満更でもなかったうさぎは衛の背中に両手を回し、ギュッと抱きつく。
抱きしめ返されたことに気づいた衛は「好きだ!誰にも渡したくない」と告白する。
3泊4日の間中、離れ難くずっと一緒にいた衛とうさぎは急速に愛を育んでいく。最終日の夜、お互いの愛を確かめ合い何度も深く激しく抱きしめ合ったあと、連絡先を交換してこの先もずっと付き合いを続ける事を指切りげんまんで約束を交わす。