BAR Endymion


ゾイ亜美

「まーもちゃん、来たよ♪」
「うさ、ゆっくりしていってくれ」
「ご指名の亜美ちゃんも連れて来たよ」
「お久しぶりです」
「久しぶり、悪いね?来てもらっちゃって」「いえ、呑みたかったのでちょうど良かったです」
「本当だよ!妬いちゃう…」
「説明したろ?亜美ちゃんと会いたがってる奴がいるって…」

そう、この日衛はうさぎに会わせたい奴がいるから亜美を連れてくるよう頼んでいた。
常連客で旧友の彩都が、ひょんな事から亜美の写真を見て気に入り、紹介するよう頼まれた。
うさぎにも会いたかった為、一緒に連れてきてもらう形になった。
そしてその張本人、彩都はまだ来ない。
仕事が長引いているのだろうか?
女性を待たせるとは…と時間通り来ない若干ルーズな彩都にイライラする衛。
先にカクテルを作り、時間を稼ぐ。
自ずと口説きやすい環境を作る形になってしまい、面白くない。

「相変わらずまもちゃんはバーテンのかっこにあってるし、まもちゃん自身もかっこいい」
「サンキューな、うさ。うさもいつも笑顔が眩しくて可愛いぞ」
「あいっかわらずうっざいほどラブラブね…」
「彩都、漸く来たか…」
「ごめん、思いの外仕事が立て込んじゃってね…」
「お前も忙しそうだな?」
「働き盛りだから仕方ないわよ」
「お前がご所望だった亜美ちゃん来てくれてるぞ!」
「お待たせしてしまってごめんなさい。私は異園彩都と申しますわ♪よろしくね、亜美ちゃん」
「よ、よろしくお願い致します」

遅くに現れたかと思えば態度を変え、丁寧に亜美に挨拶する彩都を見た衛は若干引いていた。
そして自分はうさぎと談笑し、後はお若い2人でどうぞと言わんばかりに彩都のお気に入りカクテルを作って後押ししてやる。

「無理言って来てもらってごめんなさいね?この前あなたの写真見て一目惚れしちゃったからどんな子か会ってみたくてね、うふふ」

最初から飛ばしてガンガンアプローチする彩都に亜美は圧倒されるが、嫌な気分にはならなかった。

「光栄ですが、勉強以外とりえ無いので私、つまらないと思いますよ?」
「いいのよ!寧ろそれがいいの!だからあなたに会いたかったんですもの」
「どういう事ですか?」
「私も頭良いから対等に話せる子がタイプなの」
「そうなんですか?じゃあ相対性理論なんかの話も可能ですか?」

水を得た魚の様に目をキラキラ輝かせて難しい話を振ってくる。
本当に天才なのだなと彩都は思った。

「可能よ!場所を変えてゆっくり相対性理論について語らいましょう」

2人は相対性理論の話をしながらBARを後にした。

END

2021.04.04 四四の日

まもちゃんはマスターって呼ばれてる位なんだからBAR経営したらいいんじゃね?それともバイトとか。で、そこの常連客な四天王。そこに偶然来る内部ちゃん達。
クン美奈は何かのプロデューサーのクン様とアイドル美奈子の禁断の密会。
ジェダレイは「あちらの方から」って1人来てしっとり飲んでたレイちゃんにカクテル奢ろうとして思いっ切り嫌な顔される。ナンパ失敗するもめげず猛アタック!
ネフまこは何度目かの彼氏に振られ傷心でしっとり泣きながら飲んでいるのをネフが自然と慰める。ネフはタラシだからいい意味でも悪い意味でも
ゾイ亜美、どんな設定が合うかな🤔💭❓会社の先輩後輩で先輩ゾイが後輩亜美ちゃん狙ってて、足繁くBARに連れて行って親身に相談聞いてあげる。下心丸出し。

四四の恋をアシストするマスター衛。BAR エンディミオン。
勿論、うさこは衛の彼女♥

と言う大人まもうさ四四パラレル妄想爆笑🤣✨




おわり

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