デマサフィSSログ


★11月23日いい兄さんの日

『プレゼン(デマサフィ)』

今日はいい兄さんの日なのか。
僕にとって兄さんは本当にいい兄さんなんだ。

今はネオクイーンセレニティに骨抜きにされてしまって叶わぬ恋に走ってしまって何も見えていないけれど、こんな事になる前は本当に最高の兄さんだったんだ。

兄さんは優しい。僕以外の人にも分け隔てなく優しい。

兄さんはかっこいい。誰からどう見てもかっこいいし、外見の方だけじゃなくて中身もかっこいい!

兄さんは赤ワインが似合う。ワイン通でワインソムリエの資格を持っているくらいワインが好きだ。

兄さんはお酒が強い。どんなキツいお酒でもジュースを飲むがごとく普通に飲むし、シラフと変わらない。

兄さんは人望が厚い。ワイズマンの信頼を勝ち取り、ルベウスに慕われ、あやかしの4姉妹からも一目置かれている。

兄さんはモテる。エスメロードなんかは兄さんを愛し過ぎて頭がおかしくなってるくらいだ。不倫に走らずとも適当に兄さんに似合う女がいるはずだ。僕が探したいくらいだ。

兄さんは僕にも優しい。いつも気にかけてくれる。

兄さんは頭がいい。いつも完璧な作戦をたてる。

兄さんは強い。邪眼と邪黒水晶がなくとも十分セーラームーン達に立ち向かえる。

兄さんは心が広い。部下のドロイド達が作戦を尽く失敗しても寛大な心で許してくれる。

「サフィール、一体何をしているんだ?」
「いい兄さんの日だから兄さんのプレゼンしていたんだ」
「こんなに褒められると恥ずかしいでは無いか」
「どれだけ褒めても褒め足りないくらいだ」
「もういい、止めてくれ。照れる」
「照れてる兄さんも可愛い」
「重度のブラコンやべぇ~(若干引き気味」Byルベウス
「気持ち悪っ(大分引き気味」Byエスメロード

★11月26日いい風呂の日

『覗き見常習犯(エスメロード&サフィール)』

「おい、エスメロード!何を呑気に風呂なんか入ってるんだ」

人がせっかく気持ち良く風呂に入っていたらまた図々しくも何の許可も無く堂々とサフィールが入ってくる。

しかもこの男、このエスメロードのいい身体を見ても全然動じないばかりか全く興味を示してこない。
いや、示されても嫌だけど…。

サフィールがデマンド様の事をとても慕っているのは知ってるけど、まさか…まさかなの?そっちなの?

兄弟だけど、兄弟以上の気持ちでも持ち合わせてるんじゃないでしょうね?
異性に興味無いとかなのかしら?
どっちでも構わないけど、デマンド様だけは私のものなんだから渡さないわよ!

「何よサフィール、またあんたなの?覗いていいのはデマンド様だけだとあれほど言ったはずよ!出で行きなさい!」
「お前の裸など興味は無い」
「尚更悪いわ」

風呂のお湯をぶっかけてやると険しい顔して出て行った。
本当にいつもお風呂に入ってるタイミングでわざわざ入って来て何なの?

しかも動じないなんて、本当にデマンド様しか見えてないのかしら?

ブラコンいじょう(以上、異常)ね!




おわり

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