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「またあんなのが出てきたら言いなよ。すぐに」
「は、はい...?」
「君に手を出そうとする輩は誰であろうが咬み殺す」
キッと雲雀の目が鋭くなる
憂妃は必死でうなずいた
「さ、リンゴむけましたよ。どうぞ」
「......」
「なんです?その何か訴える目線は」
「僕は風邪をこじらせているんだ。君が食べさせてよ」
さっきもう平気だとか言ってたくせに!
「えっと...その...」
「それとも何、口移し?ワオ、大胆だね」
「からかわないでくださいっ」
顔が赤くなるのを感じながら雲雀にリンゴを食べさせる。おとなしく咀嚼する彼を何だかかわいいと思ってしまう
(ツナにあーんするのは平気だったけど、雲雀さんだとちょっと緊張するっ)
「ふぁ...」
「あ、寝ます?」
「うん、添い寝して」
今 な ん と ?
「できないの?」
「できるできないの問題ではないと思います」
「僕はかまわないよ」
「私はかまいますっ」
仕方なくベッドに腰かけ、雲雀の手を握る
「こ、れでなんとか...」
「...仕方ないね。ちなみに僕がこういうこと頼むのは、君にだけだから...」
「え...」
意味を聞く前に雲雀は眠ってしまった
(雲雀さんの寝顔きれい...)
握ったままの手が熱い
「?、??」
ドキドキとうるさい心臓
その意味を知るのはもう少し先の話
(んなーっ!?なぜ雲雀さんと憂妃が!?)
(ちょっ、ツナ、静かにっ)
パチッ
(...咬み殺す)
(ひぃぃ!!)
病室をたらい回しにされた綱吉が雲雀に咬み殺されるのは、また別のお話...
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