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「憂妃ー!」
「ツナ、山本くん!獄寺くんも!」
「......」
「雲雀さんトンファーしまってくださいっ」
ケンカはダメ!と仲裁に入る。二人はしぶしぶ武器をしまった
「...で、どういうこと?ツナ」
「い、いや、その...」
「ハッキリと!」
「はいっ!か、母さんから買い物頼まれて、家出たらなぜか獄寺君たちがいて、手伝ってくれるって言うから一緒にスーパーに来たら憂妃とヒバリさんを見つけました!!」
「...それだけ?」
「う、うん...」
「そこのチンピラが絡んで来たんだよ」
「チンピラ言うな!」
「獄寺君も!いちいち相手の挑発に乗らないの。ツナの(自称)右腕なんでしょ?成長しなきゃ」
憂妃に言われてハッとなる獄寺
腰を90度に曲げてすみません!!と謝ってきた
「......もう行くよ」
「あ、雲雀さん」
ひょいっと買い物袋を持ち歩き出す雲雀
思わず彼の後を追って駆け出した
****************
「この台所の物は好きなように使っていいから」
「はいっ」
広く綺麗な台所で調理をし始める憂妃
雲雀は傍らにあった椅子に腰掛けてそれを眺める
(.........悪くないな)
「ひ、雲雀さん?見られてるとやりづらいんですが...」
「気にしなくていいよ」
「はあ......」
手際よく調理を進めていき、最後焼き上がったハンバーグにデミグラスソースをくわえ、蓋をして加熱し始めたとき...
トン...
「!」
憂妃をはさむようにして置かれた両手
すぐ後ろに触れる温もり
「僕の部屋に行こう」