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「......うるさいハエだな」
「...? 雲雀さん、どうかなさいました?」
「いや、なんでもないよ」
正直いまは彼女との時間を邪魔されたくない。つけてきている三人を気取られないよう雲雀は彼女の手をとる
「そもそも、ヒバリさんがスーパーにいるのが違和感しか感じないよ」
「夕飯の買い出しみてーだな」
「く...っ、憂妃さんの手料理...なんつーうらやま...いや!ムカつくヤローだぜ!」
「お、憂妃が離れたぞ?」
「信じたくない~!認めたくない~!」
「なんだツナ、おまえその歳でまだ姉離れできねーのか」
「いや、そーいう問題じゃなくて!」
「だったら、どういう問題なの?」
「「「!」」」
綱吉はビビって竦み上がる
「ヒバリさん!!」
「おいこらヒバリィ!!てめー憂妃さんをタブらかしてんじゃねー!!」
「ちょっ、獄寺君!!」
「......本当にうるさい草食動物だね。いいよ、外に出なよ」
「望むところだ!今日こそ果たす!」
「ああ~、もう!」
外に出たところで、野次馬がわらわら集まってくる。中には巡回中の風紀委員の姿まであった
「委員長に歯向かったらどーなるか思い知れ!」
「委員長!そんなチンピラやっちゃってください!」
ワーワー言っていた風紀委員だが雲雀の一睨みで真っ青になって押し黙る。愛しい彼女との時間を邪魔されて雲雀の機嫌はすこぶる悪い
「...群れてるなら、咬み殺す」
どうしよう!と綱吉は頭を抱える。リボーンはすでに消え、山本は加勢したほうがいいか?と呑気に聞いてくる
そのとき...
「なにやってるんですかっ」
買い物袋を手に会計を済ませた憂妃が出てきた