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「ちょうど誰もいないし、気をつかわずにゆっくり過ごせるよ」
「...えっ」
「なに、いやなの?」
慌てて首を左右に振る
「じゃ、決まりだね」
(雲雀さん家にお泊まり......)
上機嫌な雲雀に振り向かされて
やさしく唇が重なった
****************
「じゃ、行ってきまーす」
「はい、行ってらっしゃい」
弟が起きてこない内に準備を済ませて奈々に見送られながら家を出る
「やぁ」
「雲雀さん!」
外にはもう雲雀が着いていた
自然に雲雀は憂妃の荷物を手に取る
「行くよ」
「あ、はいっ」
雲雀のこういうさりげない優しさが大好きで
つながれた手も熱を帯びていった
「荷物置いたらスーパーに夕飯の買い出しに行きたいです」
「ん。夕飯作ってくれるのかい?」
「はい、お泊まりさせていただくのですから。今日は張り切ります!」
「そう、楽しみだね」
仲睦まじく歩く二人を見つめる影があった