大好きなあなたへ
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「雲雀さん、なにか欲しい物ありませんか?」
「なに?突然...」
昼休みの応接室
突然の問いに書類に向けていた視線を彼女に向けた
「大事な日があるからですっ」
「...?」
「雲雀さんのお誕生日!」
忘れてるんですか?と頬を膨らませる彼女に言われてカレンダーを見る。もうすぐ大型連休。その合間に自身の生まれた日が含まれている
「そういえばあったね、そんな日が...」
「もう、そんな興味無さげに」
「学校が祝日で休みだから、覚えてしまっているだけだよ」
「なに言ってるんですか、とっても大事な日ですよ」
「ふぅん......」
欲しいもの、ね.........
雲雀は目の前に立つ憂妃を見る
何かしたい、あげたいと意気込む彼女
雲雀は少し考えてから手招きする
「わっ...!?」
腕を掴まえて自身の膝に乗せる
小柄な体はすっぽりと腕の中におさまる
「君も変なところにこだわるね」
「変なところじゃないです、そしてなぜこの体勢なんですか!?」
「僕がこうしたかったから」
「ど、どこ触って...」
「相変わらずやわらかいね」
腹に回した手で太ももを撫で、肩に顔を埋める
「ん...っ、もう...!」
「ああそうだ。さっき言ってたことだけど」
「?」
耳元に唇を近付けて囁いた
「連休中は僕の家に泊まりに来なよ」
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