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「着替えは用意してあるから」
「は、はあ......」
ボスやディーノさんたちをそのままにして来ちゃったけど.......いいのかな
「あ、雲雀さんもどこかケガしていませんか?あれだけの人数相手にしてたんですし」
「僕があんな連中におくれをとると思う?」
「お、思いません......」
「.........」
一瞬、ヒヤリとした
あの男に彼女がさらわれかけたとき
すぐに奪い返しに行きたかったけど...
「雲雀さん......?」
黙ってしまった雲雀を不思議そうに見上げる
(もし......彼女の口から跳ね馬が好きだと言われたら......)
あのとき手を差し出したのが自分じゃなくても
彼女はとったのだろうか
「!」
触れた温もりにハッとした
彼女が自分の手を包んでいたから
「名無し......?」
「守ってくれてありがとうございます。雲雀さん、とてもかっこよかったです...」
鼓動が早くなる
ディーノには感じなかった気持ち
「私......雲雀さんのことが好きになっちゃったみたいです」
「!」
思わず口から紡がれた告白に雲雀は目を見開いた
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