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「て、天馬......!?」
翼が生えた白馬に乗せられて、すぐ後ろにはディーノ
「大丈夫か、ケガないか!?」
「は、はい!」
「よし、スクーデリア」
主の呼びかけにスクーデリアと呼ばれた天馬は軽くいななき、ゆっくり下降していく
「すごい、大空属性の天馬なんて...」
「へへっ、だろ?ついでにいえば大空属性はデリケートで扱いがむずかしいんだぜ?」
「そうなんですか!?」
下ではすでに綱吉とその部下が男たちを取り押さえていた
「名無し」
球針態を足場に雲雀が二人の乗るスクーデリアの傍に来ていた
「恭弥?」
「名無し、おいで」
「え......あ......」
差し出された雲雀の手
「恭弥、用があるなら下についてからでも」
「あなたは黙ってて」
名無し、とまた名前を呼ばれて
「雲雀さん......」
名無しはその手をとった
「っとと...危ねぇな...」
「ごめんなさい、ディーノさん」
「ん。いいぜ、恭弥と行きな」
「はいっ」
スクーデリアから飛び降りた彼女を雲雀がすかさず受け止める
「僕以外の男と仲良くしたらいけないよ」
「ひゃっ......!?」
「さあ、行こうか」
「このままですか!!?」
「うん」
抗議の声も聞かず、雲雀はそのまま名無しを自分の屋敷に連れ帰った
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